2021年12月31日

『5分で読める 胸キュンなラストの物語』ほか

◎ジャンプノベル編集部・編『5分で読める 胸キュンなラストの物語』集英社(21)
 10編収録。このシリーズ(既刊3冊)、『5分で読める 恐怖のラストの物語』集英社(21)は所有。これで2冊目です。
「5分で読める~」に惹かれますが、ショートショート集ではなく短編集ですね。
◎石田泰照編著『子どもが息をのむ こわい話・ふしぎな話1』黎明書房(98)
 全3巻(計71編収録)の1冊目。この本には24編が収録されています。
 短いのですが、ショートショートか? と問われると……。
5分で読める 胸キュンなラストの物語.jpg 子どもが息をのむこわい話・ふしぎな話1.jpg
posted by 高井 信 at 14:08| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『がきデカ』

『天才バカボン』を読み終え、さて次は……。
 考えるまでなく『がきデカ』です。先日、キンドルの無料配信セールで、山上たつひこをダウンロードしまくりました。まずは『がきデカ』を読み始めたところ、これが楽しくて楽しくて……。昨日と一昨日で第4巻まで読んでしまいました。覚えているエピソードが多くて、びっくり。
『がきデカ』は以前はコミックスを全巻持っていましたが、30年以上前、友人に差し上げ、現在は1冊もありません。いやしかし、文庫版を買ったような……。
 探すと、すぐに見つかりました。
『がきデカ①』秋田文庫(95)
『がきデカ②』秋田文庫(95)
がきデカ①.jpg がきデカ②.jpg
 調べてみますと、秋田文庫版はこの2冊しか出ていないようです。
 ちなみに。
 この記事のコメント欄に――
>こまわりくんが「木綿のハンカチーフ」のレコードを読むシーン、強烈に覚えていますが、あれはどのエピソードだったのかな。
 と書きましたが、本を手にして、呆気なく判明しました。第1巻に収録の「男は4チャンネル」です(そのシーンは272ページ)。
 電子書籍は場所を取らなくてありがたいんですが、特定のページを探す手軽さにおいては紙の本に敵いませんね。
 すっきりして、嬉しいです。
posted by 高井 信 at 08:05| Comment(5) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年12月30日

映画『遊星からの物体X』吹替え版

『遊星からの物体X』(1982年)は大好きな映画で、何度でも観たい(というより、BGV的感覚で流したい)のですが、うちにあるソフト(DVD)は字幕のみ。気楽に流すことができません。テレビ放送時は吹替えでした。それを録画しておかなかったことが悔やまれます。
 しかし、そんな後悔ももう終わりです。吹替えの収録されたブルーレイディスクを購入。
 いま、流しております。いやあ、やっぱりいいですねえ。にこにこ。
遊星からの物体X(ブルーレイ).jpg
 以下、わが家の物体Xたちです。
『遊星からの物体X』1982年(DVD)
『遊星からの物体X ファーストコンタクト』2011年(DVD)
遊星からの物体X(DVD).jpg 遊星からの物体X ファーストコンタクト.jpg
『遊星よりの物体X』1951年(VHS)
『遊星よりの物体X』1951年(DVD)
遊星よりの物体X(VHS).jpg 遊星よりの物体X(DVD).jpg

【追記】12月31日
 こんなのもありました。
『遊星からの物体X』1982年(レーザーディスク)
遊星からの物体X(LD).JPG
posted by 高井 信 at 20:36| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『狼の紋章』『狼の怨歌』

 この記事ほかにも書きましたように、平井和正『狼の紋章』は私の読書人生において大きな存在感を放つ本です。続巻の『狼の怨歌』以降も発売されるや買って読みました。
 今回、『狼の紋章』と『狼の怨歌』に絞って話を進めます。
 最初に読んだのはハヤカワSF文庫です。
『狼の紋章』ハヤカワSF文庫(71)
『狼の怨歌』ハヤカワSF文庫(72)
狼の紋章(ハヤカワSF文庫).jpg 狼の怨歌(ハヤカワSF文庫).jpg
 続いて、『狼の紋章/狼の怨歌』早川書房・日本SFノヴェルズ(73/書影はここに)、さらには『狼の紋章』『狼の怨歌』ノン・ノベル(75/現在、ダンボールのなか)も購入。その後、角川文庫や徳間書店からも出ましたが、さすがにスルー。
 そんなこんなで――
 40数年ぶりに『狼の紋章』『狼の怨歌』を買いました。最も思い出深いハヤカワ文庫の新装版です。以前はハヤカワSF文庫でしたが、新装版はハヤカワ文庫JAで発行されました。
『狼の紋章』ハヤカワ文庫JA(18)
『狼の怨歌』ハヤカワ文庫JA(18)
狼の紋章(ハヤカワ文庫JA).jpg 狼の怨歌(ハヤカワ文庫JA).jpg
 眺めていると、あのころが甦ってきます。半世紀前……。
posted by 高井 信 at 14:50| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『YOUCHAN個展「本を巡る冒険2」古本タワー再び』トークイベント


 今朝はユーチューブで、「『YOUCHAN個展「本を巡る冒険2」古本タワー再び』トークイベント」を観ることにしました。
 2時間超! パソコンで観ようとすると疲れますが、Fire TV Stickがあるので、テレビで観られます。
 楽しませていただきます。
posted by 高井 信 at 06:33| Comment(3) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年12月29日

『人類よさらば』

 日下三蔵編/筒井康隆『人類よさらば』河出文庫(22)を編者より送っていただきました。ありがとうございます。
 37編収録の(ほぼ)ショートショート集です。ほとんどは既読ですが、知らない作品もありますし、読んだけど忘れている作品もあります(後者、けっこう多い)。年賀状用に書かれた作品も2編収録されていて、これには驚きました。
 1編は寅年に向けて書かれたもの。お正月にぜひ、とお薦めしたいところですが、発売は来年――1月6日のようです。
 しばしお待ちくださいませ。
人類よさらば.jpg
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『詩人のなぷきん』

◎堀口大學譯『詩人のなぷきん 仏蘭西短篇小説集』第一書房(29)
 16編収録。アポリネエル、フイツシエ兄弟、シユオブといった名前も見られます。ずいぶん前からの探求書ですから、めちゃ嬉しい!
 堀口大學訳『詩人のナプキン』ちくま文庫(92)はこの本の大幅増補版で、24編収録です。
詩人のなぷきん.jpg 詩人のナプキン.jpg
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『ぼくの机はぼくの国』

 そんなわけ(→この記事のコメント欄参照)で、佐藤さとる『佐藤さとるファンタジー童話集XI ぼくの机はぼくの国』講談社文庫(89)が届きました。19編収録の童話集です。
 これにて、〈佐藤さとるファンタジー童話集〉全11巻、完集!(嬉)
ぼくの机はぼくの国.jpg
 唯一の懸念は背の色でしたが、届いた本の背は緑。全11冊、すべてが緑で揃い、嬉しいです。
佐藤さとる(講談社文庫).JPG
posted by 高井 信 at 11:49| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

山上たつひこ

 かつて読みまくっていたマンガ家のひとりです。
 現在、キンドルでその著作が大量に無料配信中と知りました。『がきデカ』『喜劇新思想大系』『快僧のざらし』『光る風』……もちろん読んでいますし、本も持っていましたが、いまでは手放してしまったものもあるし、ダンボールのなかに埋もれているものもあります。
 無性に懐かしくなり、ダウンロードしまくり中です。無料でいいのかしらん、と申しわけなく思いつつ……。

【追記】
 秋田漫画文庫は書棚に並んでいます。
秋田漫画文庫.JPG
『アフリカの爆弾』も。
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2021年12月28日

『地獄でメスがひかる』

◎高階良子『高階良子傑作選1 地獄でメスがひかる』講談社漫画文庫(99)
 講談社漫画文庫の〈高階良子傑作選〉は全5巻。購入するのは第4巻『血まみれ観音』(99)に続いて2冊目です。全巻を揃えたい気持ち、少しだけあります。
地獄でメスがひかる.jpg 血まみれ観音.jpg
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2021年12月27日

『川端康成『掌の小説』論』

◎『川端康成『掌の小説』論―「貧者の恋人」その他』龍書房(00)
 へえ。こんな本が出ていたとは。
 言うまでもなく、川端康成『掌の小説』はショートショートの先駆的作品群です。
 世のなかには知らない本がたくさんあります。
『掌の小説』論.jpg
posted by 高井 信 at 16:22| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『レ・ミゼラブル』映画

 昨夜、1952年の映画『レ・ミゼラブル』を観ました(→この記事のコメント欄)。
 ユーゴー『レ・ミゼラブル』を原作とする映画はけっこう観ています。何を観て、何を観ていないのか。確認しようと思い、ウィキペディアを見ました。(画像クリックで拡大表示)
レ・ミゼラブル映画.jpg
 ふむ。たくさんありますね。
 観たことがあるのは――
『噫無情』(1935年 アメリカ) リチャード・ボレスラウスキー監督、フレドリック・マーチ主演
『レ・ミゼラブル(英語版)』(1952年 アメリカ)ルイス・マイルストン監督、マイケル・レニー主演
『レ・ミゼラブル』(1957年 イタリア、フランス) ジャン=ポール・ル・シャノワ(フランス語版)監督、ジャン・ギャバン主演
『レ・ミゼラブル』(1995年 フランス) クロード・ルルーシュ監督、ジャン=ポール・ベルモンド主演
『レ・ミゼラブル』(1998年 アメリカ) ビレ・アウグスト監督、リーアム・ニーソン主演
『レ・ミゼラブル』(2012年 イギリス、アメリカ) トム・フーパー監督、ヒュー・ジャックマン主演
 この6作かな。
噫無情 レ・ミゼラブル(1935).jpg レ・ミゼラブル(1952).jpg レ・ミゼラブル(1957).jpg
レ・ミゼラブル 輝く光の中で(1995).jpg レ・ミゼラブル(1998).jpg レ・ミゼラブル(2012).jpg
 未鑑賞の作品、まだまだたくさんありますが、ウィキペディアのリストには『レ・ミゼラブル』というタイトルでもユーゴー原作ではないものも含まれています。私が知っているだけでも、1995年版(鑑賞済み)や2019年版(未鑑賞)はユーゴーの『レ・ミゼラブル』ではありません。
 あれこれ、機会があれば観たいと思っています。
posted by 高井 信 at 09:10| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年12月26日

『海辺のフィアンセたち』

 10年以上前になりますが、「ミシェル・トゥルニエの短編集」という記事を書きました。
 いまごろになって、そのときは知らなかった作品集を発見。
◎ミシェル・トゥルニエ『海辺のフィアンセたち』紀伊國屋書店(98)
 知らない本だなと手に取ると、帯に――
>小説の魔術師が贈る
>エロティックでユーモラスな
>61の物語
 61!!! うわーーーっ。
 内容の確認もせず、レジへ。
海辺のフィアンセたち.jpg
posted by 高井 信 at 14:07| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

TVドラマ『来来!キョンシーズ』


 先日の記事、映画『霊幻道士Q 大蛇道士の出現!のコメント欄で――
>なんだかTVドラマ『来来!キョンシーズ』(1988年)を観たくなってきました。
 と書きました。
 改めて確認しますと、第1巻66分、第2巻66分、第3巻88分。これくらいなら、すぐに観終わります。
 懐かしい世界に浸ってみようかな。
来来!キョンシーズ.jpg
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2021年12月25日

〈モラヴィア傑作選〉

◎アルベルト・モラヴィア『潰えた野心(上下)』ハヤカワ文庫NV(84)
〈モラヴィア傑作選〉全10巻の第5巻、第6巻です。
 全然(適価では)見ない本だったのですけれど、今日は上下揃いを2セットも(しかも30センチくらい離れた棚で)見つけてしまったのです。価格は同じで、片や帯付き、片や帯欠。
 長編なので無理して買う気はないし、さほど探してもいなかったのですが、見てしまったら買わずにはいられません。もちろん買うなら帯付き!
潰えた野心.jpg
 ということで、〈モラヴィア傑作選〉全10巻、揃いました!(嬉)
モラヴィア傑作選.JPG
posted by 高井 信 at 23:19| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『影絵の街にて』

 日下三蔵編/新井素子『影絵の街にて』竹書房文庫(22)を編者よりお送りいただきました。ありがとうございます。
 ショートショートもどーーーーーっさり収録されています。
 書店に行く機会がありましたら、ぜひぜひ。
影絵の街にて.jpg
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2021年12月24日

『セヘルが見なかった夜明け』

◎セラハッティン・デミルタシュ『セヘルが見なかった夜明け』早川書房(20)
 帯に大きく「夕方、三人の男が森で盗んだ、セヘルの夢を」とあり、さらに「職場の同僚に恋をした。たったそれだけのことが引き起こす悲劇。トルコ人政治家が獄中から描く、中東の闇と光。珠玉の12篇」とも。
 へえ。面白そう。収録作品数は12編と少ないですが、この本は全144ページ。うち小説部分は130ページもなく、各編は短いです。7編が10ページ以下。
セヘルが見なかった夜明け.jpg
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2021年12月23日

『幽霊の接吻』

 宮野村子『幽霊の接吻』盛林堂ミステリアス文庫(21)を版元よりお送りいただきました。いつもありがとうございます。
 宮野村子作品集の3冊目で、全10編収録。
 手に取り、まずはタイトルと装幀が気に入りました。前の2冊もよかったのですが、私はこの3冊目が最も好きです。
「あとがきにかえて」によりますと、あと2冊くらい出せば、宮野村子作品のほぼすべてが読めるようになるとのこと。ぜひぜひ!
幽霊の接吻.jpg
 ご注文はこちらへ。
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『家畜人ヤプー』初刊本

 先日の記事『家畜人ヤプー REBOOT』で――
>『家畜人ヤプー』都市出版社(70/探しましたが行方不明)
 と書きました。
 ほかの本を探していて、ひょっこりと出現。しかも2冊も。
家畜人ヤプー(1刷).jpg 家畜人ヤプー(2刷).jpg 家畜人ヤプー(背).jpg
 左は1970年2月10日発行の第1刷、右は同年2月20日発行の第2刷です。函と帯は2冊とも同じ(厳密に言うと、2刷の帯が少し幅広)ですが、本体は1刷と2刷では全然違います。1刷は赤いハードカバー、2刷は黄色いソフトカバーなんですよね。それだけではありません。本文の文字色は、1刷は黒、2刷は濃い緑なんです。こんなこと、すっかり忘れていました。
 記憶力がないのは困ったものですが、いろいろな新発見(?)があって、楽しいといえば楽しいです。
posted by 高井 信 at 13:41| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『古典漫画 古事記』

 昨夜の映画『日本誕生』の余韻で、監修:鳥越憲三郎/漫画:つぼいこう『古典漫画 古事記』新人物往来社(90)を読みました。
 あ、これ、いいですね。わかりやすいし、マンガの割には詳しく説明されているし。
 上つ巻182ページ、中つ巻80ページ、下つ巻37ページというページ構成。原典がどんな比率になっているのか知りませんが、『古事記』の面白さは上つ巻(上巻)のあれこれ、そして中つ巻(中巻)のヤマトタケルに集約されていますからね(←個人的見解です)。こういうページ構成は嬉しいです。
古典漫画 古事記.jpg
『古事記』関連では、ブログに紹介済みの本以外に、こんなのも買っています。ざっと目を通した本もあり、全くの手つかずもあり。
◎角川書店編『古事記』角川ソフィア文庫(02)
◎鈴木三重吉『新版 古事記物語』角川ソフィア文庫(03)
◎太田善麿『古事記物語 若い人への古典案内』教養文庫(71)
◎田辺聖子『田辺聖子の古事記』集英社文庫(96)
◎バラエティ・アートワークス『まんがで読破 古事記』イースト・プレス(10)
◎坂本勝監修『図説 地図とあらすじでわかる! 古事記と日本書紀』青春新書(09)
古事記.jpg 新版古事記物語.jpg 古事記物語.jpg
田辺聖子の古事記.jpg まんがで読破 古事記.jpg 古事記と日本書紀.jpg
 のたのたと消化して参ります。
posted by 高井 信 at 08:37| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする