20編収録で、帯背に「傑作SS集」と書かれています。ショートショート集かと思いきや、短編集です。この「SS」はショートショートではなく、ショートストーリーなのですね。この本の姉妹編に井上堅二ほか『3分間のボーイ・ミーツ・ガール』ファミ通文庫(11)があります。19編収録ですが、こちらもショートショート集ではなく、ショートストーリー集です。
◎藤子・F・不二雄『藤子・F・不二雄の怖い話』小学館・My First BIG(16)
藤子・F・不二雄のSF(SUKOSHI FUSHIGI)短編、大好きです。本書には、そんなSF短編より6編、『ドラえもん』より3編、『エスパー魔美』より2編、『パーマン』より2編、計13編のホラー風味の強い短編が収録されています。



◎古川日出男『ノン+フィクション』角川書店(10)
エッセイ集だか小説集だかよくわからない作品集。よくわからないので買ってみました。
◎木村研『おはなしぽけっとシアター』いかだ社(06)
幼児向けの短いお話38編を収録。広義のショートショート集と言えないことはありません。


ついでに、先週金曜日に買った本を2冊。どちらも日本語本です。
◎増井金典『笑われる日本語』ワニ文庫(05)
「こんな日本語を使ってると笑われるよ。気をつけようね」という本です。
◎秋月高太郎『ありえない日本語』ちくま新書(05)
「はじめに」で取り上げられているのは「よくなくない?」や「キモイ」、第一章「ありえない」はありえない?、第二章「なにげ」によさげ……と続きます。

