角川文庫のオー・ヘンリーは何かとややこしいです。気になったまま放置していたのですが、一念発起、手持ちの本を確認してみました。
※
『オー・ヘンリイ短篇集Ⅰ』角川文庫(58)※11編
『オー・ヘンリイ短篇集Ⅱ』角川文庫(58)※11編
『オー・ヘンリイ短篇集Ⅲ』角川文庫(59)※6編

『オー・ヘンリー傑作集』角川文庫(69)※28編
上の全3巻を1冊にまとめたもの。以下はこれを2分冊したもの。全バージョンとも収録作品は同じ(全28編を収録)。
『
オー・ヘンリー傑作集①最後の一葉』角川文庫(89)※16編
『
オー・ヘンリー傑作集②二十年後』角川文庫(89)※12編

以上。ここまでは飯島淳秀訳。以下は越前敏弥訳。2冊計28編収録。2冊の間で若干の入れ替えはあるものの、収録作品は飯島淳秀訳と同一。(2冊とも未所有)
『
オー・ヘンリー傑作集1 賢者の贈り物』角川文庫(20)※16編
『
オー・ヘンリー傑作集2 最後のひと葉』角川文庫(21)※12編
※
飯島淳秀訳の2分冊バージョンはしばしばカバーが変更されています。以下、手持ちの本の情報だけですが、
『
オー・ヘンリー傑作集①最後の一葉』――本体はこの本そのままながら、カバーだけ『
オー・ヘンリー傑作集 最後の一葉』、あるいは「角川文庫クラシックス」となっている本もある。表紙画を新しくしたものも。
下の画像は上から、『
オー・ヘンリー傑作集①最後の一葉』(1989年初版)、『
オー・ヘンリー傑作集 最後の一葉』(1996年8版)、角川文庫クラシックス(1998年10版)、新装版(2010年12版)。
『
オー・ヘンリー傑作集②二十年後』――こちらも『
オー・ヘンリー傑作集①最後の一葉』同様の異装版が出ていると思われるが、見たことがなく詳細不明。




新潮文庫のオー・ヘンリーは全冊が手許にあると思います。作品異同など、こちらもチェックしないといけないですね。ここにはリストのみ掲載し、精査はまたいずれ。
『O・ヘンリー短篇集Ⅰ』新潮文庫(53)
『O・ヘンリー短篇集Ⅱ』新潮文庫(53)
『O・ヘンリー短篇集Ⅲ』新潮文庫(53)
『O・ヘンリ短編集(一)』新潮文庫(69)
『O・ヘンリ短編集(二)』新潮文庫(69)
『O・ヘンリ短編集(三)』新潮文庫(69)
『
O・ヘンリー傑作選Ⅰ 賢者の贈りもの』新潮文庫(14)
『
O・ヘンリー傑作選Ⅱ 最後のひと葉』新潮文庫(15)
『
O・ヘンリー傑作選Ⅲ 魔が差したパン』新潮文庫(15)