2020年09月30日

『怪獣王ゴジラ』&『姜維伝』

◎『ゴジラ全映画DVDコレクターズBOX VOL.14 怪獣王ゴジラ 海外版』講談社(17)
 海外版ゴジラって、観たっけ? どうだっけ? よくわかりませんが、覚えていないのでしたら、観てないのと同じです。ソフトを持っていないのは確か。買うことにしました。
◎小前亮『姜維伝 諸葛孔明の遺志を継ぐ者』朝日新聞出版(10)
『三国志』登場人物のなかで姜維はかなり好きな武将です。『三国志』で一番好きなのは趙雲、2番目は孔明なんですが、姜維はそのふたりを足して2で割ったような武将という印象です。孔明の知力と趙雲の武力を併せ持った……と言うと、言いすぎかも(笑)。
 ただ残念なことに、山ほど観てきた&読んできた『三国志』のなかで、姜維の活躍が描かれるシーンはさほど多くはありません。おもな活躍が孔明の歿後ということが大きな理由でしょう。『三国志』ストーリー全体のなかで、最高に面白いのは関羽の歿する寸前までで、それ以後はだいぶトーンダウン。で、孔明の歿後はさらにトーンダウン。見るべきは姜維だけになってしまいます(←個人的な感想)。多くの『三国志』で端折られてしまうのは仕方がないかもしれません。
 この本を手にした瞬間――
 おおっ。まるごと姜維!!
 買うのに一瞬の躊躇もありませんでした。
怪獣王ゴジラ&姜維伝.JPG
posted by 高井 信 at 17:50| Comment(2) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年09月29日

TVドラマ『部長刑事』

 大相撲で初優勝した関脇・正代関の祖母の名が正代正代(しょうだいまさよ)さんということが話題になっています。
 で、遙か昔に観たTVドラマ『部長刑事』の1エピソードを思い出しました。その回には「金子金子」さんが登場するんですよね。
 これ、脚本を書かれたのは筒井康隆さんです。はっきり覚えてはいないのですが、神戸で催された筒井さんを囲むファンの集いがあって、ちょうどそのとき、この番組が放送。参加者みなで(もちろん筒井さんも含めて)テレビ画面に見入ったのではなかったかな。
 細かいことは忘れましたが、関西弁のイントネーションを絶妙に使ったアイデアだったことは強く記憶に残っています。
 気になり、調べてみました。
『部長刑事』に筒井さんが脚本を書かれたのは2回で、その脚本は『ジーザス・クライスト・トリックスター 筒井康隆劇場』新潮社(82)、『スイート・ホームズ探偵 筒井康隆劇場』新潮社(89)に収録されています。
 さっそく取り出してきました。
ジーザス・クライスト・トリックスター.jpg スイート・ホームズ探偵.jpg
「部長刑事――もうひとつの動機」1979年11月24日放送
「部長刑事――刑事たちのロンド」1983年9月24日放送(こちら、放送日情報はウィキペディア)
 放送日から推察して、私が観たのは「刑事たちのロンド」ですね。『スイート・ホームズ探偵 筒井康隆劇場』に収録されており、もちろん読みます。
 あ、「金子金子」ではなく「金子(姓)」と「かね子(名)」が……でしたか。記憶が混乱していたようです。

 で、さらに調べます。
「第1回発作的党集会―マヤに登りて笑え―
 主催:日本筒井党
 日時:1983年9月24日~25日
 会場:摩耶観光ホテル
 プログラム予定には「筒井康隆の刑事たちのロンド鑑賞」とあります。
 このイベントに私も参加させてもらいました。レポート(1983年11月10日発行)には私の挨拶(たぶんテープ起こし)、写真なども掲載されています(すっかり忘れていました)。
「刑事たちのロンド」を観たのは、間違いなくこのときですね。
発作的党集会.jpg
posted by 高井 信 at 07:27| Comment(1) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年09月28日

演劇『あした あなた あいたい』

 昨日に引き続き、キャラメルボックスの公演DVDを観ました。今夜は『あした あなた あいたい』(2006年の公演)。原作は梶尾真治『クロノス・ジョウンターの伝説』シリーズの1編「布川輝良の軌跡」です。
 これも短い(68分)けれど、見事に感動させてくれます。好き!
あしたあなたあいたい.jpg
posted by 高井 信 at 20:56| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『這いよる影』

 エイブラム・メリット『這いよる影』綺想社(20)を訳者・大網鐵太郎さんより送っていただきました。ありがとうございます。
 メリットか~。中学から高校にかけて、夢中になったなあ。私が広島SF同好会に入会しようと思ったのもメリットだったなあ(→この記事参照)。
 本作は『魔女を焼き殺せ』の姉妹編とのこと。いやいや、なんという目のつけどころでしょうか。素晴らしい!
 興味のある方はこちらへ。
這いよる影.jpg 魔女を焼き殺せ.jpg 恐るべき魔女.jpg
『魔女を焼き殺せ』徳間書店・ワールド・ホラー・ノベル シリーズ(68)と、その子ども向け訳書『恐るべき魔女』朝日ソノラマ・少年少女世界恐怖小説(72)を並べました。
posted by 高井 信 at 16:42| Comment(2) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「Hard SF Laboratory」197号

 石原藤夫さんより「Hard SF Laboratory」197号をお送りいただきました。いつもありがとうございます。
 今号より尾川健くんの「筒井康隆氏についての…… 出張版」の連載(だよね?)が始まりました。いやはや、呆れ返るしかないようなマニアックな情報が満載。次回以降も楽しみです。
HSFL-197.jpg
 いよいよ200号が迫ってきました。200号はオールカラーで出す予定とのことで――うわああ。
 私の原稿はオールカラーの意味がない内容です。書影がんがんの原稿を書こうかしらん、と考えています。
 なお、号数に関する祝辞は205号(「宇宙塵」超え!)のときに、とのこと。うひゃ。私の書いた原稿、半分は200号お祝いなんですよね。でもまあ、それだけではないので、ご勘弁を。

【追記】9月29日
>書影がんがんの原稿を書こうかしらん、と考えています。
 思いついたので、書きました。どんな内容か、200号をお待ちください。ええ、書影がんがんです。

【追記2】
 今年発行された「Hard SF Laboratory」を並べてみました。(画像クリックで拡大表示)
HSFL・2020年.JPG
 なんと21冊! このペースですと、年末には205号に到達するかも。遅くとも来年早々ですね。
 205号用の祝辞エッセイを考えておかないといけません。ただ「おめでとうございます」では芸がないですから。
posted by 高井 信 at 13:29| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

寅さん

 今日の「中日新聞」朝刊コラムです。(画像クリックで拡大表示)
中日春秋.jpg
「敷居が高い」については、おかしな使い方をされるたびに違和感がはなはだしくて、もやもやしていますが、それはさておき、最後の一文――
>え? 寅さんをご存じないって?
 うまいオチだなあ。――ではなくて……。
 いやあ、これなんですよね、これ。われわれ世代では常識と思う事柄が若い世代には通じない(その逆もあるでしょう)。ある程度は仕方がないと思いますけど、何が通じて、何が通じないのかわからない。それが悩ましい。
 世代間ギャップをとみに感じる、今日このごろでございます。ま、要するに、トシ食ったなあということなのですが。
posted by 高井 信 at 07:24| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年09月27日

演劇『ミス・ダンデライオン』

 キャラメルボックスの公演DVD『ミス・ダンデライオン』を観ました。2006年の公演。原作は梶尾真治『クロノス・ジョウンターの伝説』シリーズの1編「鈴谷樹里の軌跡」です。
 キャラメルボックスの『クロノス・ジョウンターの伝説』シリーズを観るのは、『クロノス』『きみがいた時間 ぼくのいく時間』に続いて、これが3作目。前2作(117分と127分)と比べてかなり短い(67分)けれど、それを感じさせない感動の1作でした。いやもう、最高!
 感動の余韻に浸りつつ、CD『あした あなた あいたい/ミス・ダンデライオン』のDISC2『ミス・ダンデライオン』を流しています。
ミス・ダンデライオン.jpg あしたあなたあいたい/ミス・ダンデライオン.jpg
『あした あなた あいたい』の公演DVDも持ってはいるのですが、まだ観ていません。近いうちに。
posted by 高井 信 at 19:48| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

TVドラマ『奇妙な出来事』

 今年8月、TVドラマ『奇妙な出来事』の再放送がありました(→この記事参照)。私はホームドラマチャンネルとは契約しておらず、視聴不能。全話を観てはいて、いますぐ観たいというわけではありませんけれど、できれば映像を手元に置いておきたいと思っていました。
 そんなことを話していたところ、知人が放送を録画。ディスクに焼いて、プレゼントしてくれました。全20話中19話。1話欠けているのは残念ですが、事情あり放送されなかったので、仕方がありません。まあ、その1話は私の原作で、市販ビデオを持っていますから、問題なし。
 全話が揃って、嬉しいです。ありがとうございました。

『奇妙な出来事』と私の関係については、この記事を参照。ほんと、忘れられない番組です。
posted by 高井 信 at 08:57| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年09月26日

『海の中の赤い傘』直販について

 発行が近づいてきた深田亨『海の中の赤い傘』ですが、今回、版元(要するに私)直販は10冊のみです。それ以外の入手方法は、著者直販か盛林堂さんで買うか。
 私への予約はすでに6冊はいっていまして、残りは4冊です。版元直販をご希望の方はお早めにご連絡ください。
posted by 高井 信 at 23:54| Comment(2) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『怪談』

       さまざまな“愛”を描く、
      高橋葉介の幻想オムニバス!
   ロマンティックで残酷で、エロスと怪奇が、
いろいろな人生模様を炙り出す、鮮烈な大人の童話!!
    【単行本未収録作品集】

 うわ。めちゃ面白そう。
 帯に惹かれ、高橋葉介『怪談』朝日ソノラマ(91)を買いました。全16編収録。各編は短く、ショートショートの資料になるのかな。
 ともあれ、読むのが楽しみです。
怪談.jpg
posted by 高井 信 at 22:12| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年09月25日

『海の中の赤い傘』試作品出来

 先日お知らせ(→この記事)したネオ・ベム近刊――深田亨『海の中の赤い傘~SFハガジン・ショートショート集成~』ですが、その試作品ができあがりました。ざっと見た限りですが、大きな問題点はない様子。最終チェックし、週明けに必要部数を発注。来週末か、遅くとも再来週には完成するでしょう。
 140ページにショートショート48編を収録。面白いですよ~。
 続報をお待ちくださいませ。
海の中の赤い傘・試作品.JPG
 頒価1000円(予定)。例によって盛林堂さんで取り扱っていただきます。
 発行部数未定。直販希望の方は(著者あるいは私に)事前連絡いただければ確保いたします。厚さ1センチ弱なので、スマートレター(180円)なら4冊まで郵送できます。

【追記】
「SFハガジン・ショートショート集成」3冊を並べて、悦に入る。
 なんという統一感のなさよ(笑)。
SFハガジン・ショートショート集成.JPG
『海の中の赤い傘』は試作品ですが、表紙の修正予定はありません。

【追記2】
 全部並べて、悦に入る。
背.JPG
『新シミリ現象』は3年前、還暦のお祝い返しに作りました。いま見ると、編集がへたくそで、情けないです。
posted by 高井 信 at 10:38| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年09月24日

『老いの風景』ほか

 久しぶりに郵便局にて記帳。先月中旬から本日までの入金を確認いたしました。ありがとうございます。>関係者各位
 ちょっと足を延ばして、そのへんふらふら。
◎渡辺哲雄『老いの風景 本当の今日が流れてゆく』中日新聞社(99)
「中日新聞」に連載とのこと。ショートショートとは異質の産物であろうなあとは思えど、帯に「短編小説80編」なんて書かれていたら、買わないわけにはいきません。
◎原作・酒見賢一、漫画・緒里たばさ『泣き虫弱虫諸葛孔明②』BIG SPIRITS COMICS(18)
 第1巻を読み、続きを読むか決めかねていた(→この記事のコメント欄参照)のですが、見たら買っちゃいます(笑)。
老いの風景.jpg 泣き虫弱虫諸葛孔明②.jpg
posted by 高井 信 at 15:02| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『漢字の夢』増刷決定

 尾川健『漢字の夢』を増刷することになりました。(増刷といっても、奥付表示はそのままです)
 10月上旬には盛林堂さんの通販が再開されると思います。
 お待ちくださいませ。

 販売開始即増刷というのは、『日本ショートショート出版史』以来です。
 思わぬ誤算、と言っては失礼ですけれど、こういう誤算は嬉しいですね。
 お買い求めいただいた皆さまに感謝です。

 盛林堂さんでのネオ・ベム発行物、現在の販売状況は以下です。(ご注文はこちら
盛林堂ネオ・ベム.png
 上記のように『漢字の夢』は近いうちに販売再開されます。『恍惚エスパー』の再開はないかなあ。うちにも在庫はありません。
posted by 高井 信 at 11:19| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年09月23日

「SFハガジン・ショートショート集成」2冊

 盛林堂さんにて売り切れとなっていた拙著『神々のビリヤード』ですが、追加納品し、先ほど販売が再開されました。増刷しない限り、これが最後の納品です。ご希望の方はお早めに。販売ページはこちら
 追加納品した尾川健『漢字の夢』は、またも売り切れになりました(→販売ページ)。ありがとうございます。こちら、増刷しないと新たな納品はできません。リクエストが多ければ増刷を考えますので、ここのコメント欄でも盛林堂さん宛てでも、あるいは著者宛てでも、ご希望をお寄せください。
 どうぞよろしくお願いいたします。
posted by 高井 信 at 13:22| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

宇宙開闢前

ツイッター.png
 こういうの、興味深いです。
 表だけ、ピックアップしましょう。画像をクリックすると拡大表示されます。
年表.jpg
 なるほどねえ。対象は10歳から45歳。私から見たら、みんな「若い人」なんですが、ひとくくりにしてはいけませんね。
 私(63歳)はどうかな。
「最近」は、ここ数年。2000年代は「ちょっと前」、それ以前は「だいぶ前」で、「昔」となると、1970年代以前かな(明治時代まで)。で、「古い」は江戸時代、「いにしえ」は石器時代とかそんな感じ(笑)。そういえば、若いころの「昔」は明治時代から戦前までだったな。年を重ねると感覚も変わる――というか、40年くらい前が私にとって「昔」なのでしょうね。
 え~。この表によりますと、40代の若い方々にとって、私は「いにしえ」にデビューした「古い」作家ということになります。もっと若い世代にとっては「宇宙開闢前」。忘れ去られていても仕方ないですね。

【追記】
 私がSFに目覚め、手当たり次第に読みまくっていた1970年代、あのころ「古典SF」といえば、おもに明治時代から終戦前(1945年以前)にかけて書かれた作品のことでした。つまり、30年前の作品でも「古典SF」という認識だったわけです。
 翻って――
 私は今年、デビュー41年目。私がSF短編やショートショートを最も書きまくっていたのは1980年代なのですが、これらの作品群はすべて「古典SF」であります。←ほんとか?(笑)
「シミリ現象」なんて、書いたのは1974年。46年前でっせ。
posted by 高井 信 at 09:43| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年09月21日

「スター・トレック ビギンズ」

 岸川靖・編著「最新版 スター・トレック ビギンズ」洋泉社・別冊映画秘宝(09)を買いました。増補改訂版(だよね?)の岸川靖・編「スター・トレック完全読本」洋泉社・別冊映画秘宝(16)は持っているのですが、「~完全読本」は1冊まるまるスタトレなのに対して、「~ビギンズ」はそうではなくて、「2009年前半米国ドラマ最新事情」なんて記事が80ページもあります。両書を読み比べてみたいなあと思っていたのでした。
スター・トレック ビギンズ.jpg スター・トレック完全読本.jpg
 以下、うちのスタトレ・コーナーです。
スタトレ・コーナー.JPG
 ぱらぱらと眺めただけの本が多いなあ。反省。
posted by 高井 信 at 18:51| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「シナリオ」1986年5月号

 先日、雑誌「シナリオ」1982年12月号を買いました(→この記事)。映画『俗物図鑑』と『ウイークエンド・シャッフル』のシナリオが掲載されていて、それが目的です。
 新たに「シナリオ」1986年5月号を買いました。この号には映画『スタア』のシナリオが掲載されています。『スタア』も好きですねえ。
 調べてみますと、「シナリオ」2003年5月号には映画『わたしのグランパ』のシナリオが掲載されているようです。この映画も面白かったですが、上記3作ほどの思い入れはなく、買おうか迷い中です。
 ほかの号にも筒井康隆原作の映画シナリオが掲載されているかも。映画『俺の血は他人の血』(1974年)のシナリオがあったら、ぜひ読みたいのですが……。
シナリオ1986年5月号.jpg
posted by 高井 信 at 11:56| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年09月20日

映画『新蛇姫様 お島千太郎』

 映画『新蛇姫様 お島千太郎』を観ました。1965年の作品。先日観た映画『蛇姫様』と同じく、原作は川口松太郎『蛇姫様』です。
 理不尽な罪で逃亡生活にはいった主人公・千太郎は旅芸人の一座に身を隠します。そこで知り合った女役者・お島と惹かれ合うというストーリーは共通していますが、ふたりの恋愛模様は『蛇姫様』ではさほど重くは扱われません。しかし『新蛇姫様 お島千太郎』ではタイトルの通り、お島と千太郎をメインに物語が進みます。同じ設定ですし、根底を流れるストーリーも同じなのですが、どこにスポットを当てるかによって、ずいぶん違いますねえ。
 こちらも面白かったですが、私としては『蛇姫様』(恋愛要素控えめ)のほうが好きですね。
posted by 高井 信 at 16:02| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『チャンピオン太』

 先日、TVドラマ『チャンピオン太』を(3話分だけですが)観ました。その際にも書きましたが、どうにも中途半端な終わり方。
 主人公(太くん)の行く末も気になるし、それに何より、原作は梶原一騎(←大好き!)なんですよね。なんだか『タイガーマスク』の原型みたいな感じもあり、それも気になる。
 我慢できなくなり、原作・梶原一騎/漫画・吉田竜夫『チャンピオン太 完全版(全5巻)』マンガショップ(06)を買ってしまいました。
 第1巻の帯を目にして、びっくり。
>梶原一騎 衝撃のデビュー作
 うわ。読まねば!!
『しばちゅうさん』を読みかけたところですが、あと回しにして、こちらを先に読みます。
チャンピオン太.JPG
posted by 高井 信 at 13:31| Comment(3) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年09月19日

ネオ・ベム文庫?

 昨年から出し始めたネオ・ベムの文庫シリーズ(すべて小説)ですが、数えてみたら尾川健『漢字の夢』で9冊になっていました。来月発行予定の深田亨『海の中の赤い傘』が10冊目! で、まだ出したいものがある……。
 こんなに続くのでしたら、〈ネオ・ベム文庫〉とか銘打っておけばよかったですねえ。いまからでも遅くないかもしれませんけれど、そうすると、既刊分も〈ネオ・ベム文庫〉として増刷したくなる(笑)。――やめておきましょう。
ネオ・ベム文庫.jpg
posted by 高井 信 at 22:03| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする