2019年06月30日

「Hard SF Laboratory」165号

 石原藤夫さんより「Hard SF Laboratory」165号をお送りいただきました。いつもありがとうございます。
 通常号と特集号を交互に発行。――ということで、今号は特集号です。海野十三特集号の3冊目。貴重な本の書影、目次、序文などが掲載されています。
 眺めているだけで心が浮き立ってきますね。楽しい楽しい。

 私もそろそろ連載に復帰させていただこうと(もちろん通常号です)、準備を始めました。
 ファンジンの話を書こうと思っております。
Hard SF Laboratory165.jpg
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2019年06月29日

『怪覆面マスクド・メロン』

 プロレス小説集『怪覆面マスクド・メロン』(→この記事参照)の試作品が送られてきました。
怪覆面マスクド・メロン.JPG
 ざっとチェックし、1箇所、ミスを発見(「闘う」とすべきところが「戦う」になっていた)。言うまでもなく修正すべきですし、私もそうしたいのですが、これを修正して、また試作品を発注、それを確認して……なんてことをしていると、いつまで経っても発行できません。悩みましたが、ここには目をつぶることにしました。
 この本は製本直送で作っています。販売には製本直送のオンデマンド販売システムを使いたいところですが、オンデマンド販売の送料が大幅に値上げ(→この記事参照)。この200ページ足らずの文庫本にも送料411円が請求されることになってしまいました(値上げ前は216円)。そんな金額を読者にご負担いただくのは申しわけない。
 ということで、お馴染み、盛林堂書房の小野純一さんに相談。盛林堂さんのサイト(→ここ)で販売していただくことになりました。盛林堂さんの送料は実費ですし、ほかの本との同梱も可。店頭で買えば、もちろん送料不要です。
 現在、本はこの1冊しかありません。これから販売分を注文します。納本は1週間後くらいでしょうか。
 販売が始まりましたら、またアナウンスいたします。

◎高井信『怪覆面マスクド・メロン』ネオ・ベム/文庫判/176ページ/800円
  「怪覆面マスクド・メロン」「謎の黒覆面」「太陽がいっぱい」を収録
   解説:山本孝一/表紙:梶田俊哉

 盛林堂ミステリアス文庫の並んでいる棚に差し込んでみました。違和感、ほとんどありません。
盛林堂ミステリアス文庫と記念撮影.JPG
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2019年06月28日

通販開始

 盛林堂書房(東京・西荻窪の古書店)にて『小学生のためのショートショート教室』通販(現在は予約受付)が始まりました。→ここ
 表紙とカットを描いてくれたYOUCHANさんと私のダブル署名入りで、購入特典として缶バッジ(25ミリ)が付きます。これは『小学生のためのショートショート教室』裏表紙に載っているショートショート・ロゴ(もちろんYOUCHAN画)をもとに作製。
 通販の発送は週明け。店頭での販売は明日から。
 どうぞよろしくお願いいたします。
缶バッジ(カラー).jpg
posted by 高井 信 at 18:36| Comment(2) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

本日発売!

 いよいよ本日、『小学生のためのショートショート教室』小鳥遊書房(19)が発売されます。書店に行かれましたら、ぜひ児童書のコーナーにも足をお運びください。
 よろしくお願いいたします。
表紙.jpg 裏表紙.jpg
posted by 高井 信 at 08:26| Comment(2) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月27日

横書きのマンガ

 たぶん慣れていないせいだろうけれど、左綴じ(セリフが横書き)のマンガって、とっても読みづらい。読みたいと思って買ったのに、なかなか手を伸ばせない。
◎小沢さとる『サブマリン707F(全5巻)』マンガショップ(13)
◎原著:施耐庵、作:陳維東、絵:梁小龍『漫画 水滸伝(全10巻)』ソフトバンク クリエイティブ(06)
サブマリン707F.jpg 水滸伝.jpg
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2019年06月26日

「シナリオ」

 雑誌「シナリオ」を4冊買いました。
◎1957年6月号:映画「聊斎志異」のシナリオを掲載。全3編だが、第3編は割愛とのこと。この映画、どうやら未製作に終わったらしい。
◎1979年10月号:映画『ワニ分署』のシナリオを掲載。好きだなあ、この映画。
◎1986年6月号:特集・角川映画。『キャバレー』『彼のオートバイ、彼女の島』のシナリオを掲載。
◎2006年9月号:リメイク版『日本沈没』のシナリオを掲載。1964年11月号には『日本アパッチ族』のシナリオが掲載。欲しいな。
シナリオ1957・6.jpg シナリオ1979・10.jpg
シナリオ1986.6.jpg シナリオ2006・9.jpg
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2019年06月24日

『三国志』

 いわゆる中国三大奇書――『西遊記』『水滸伝』『三国志(演義)』は子どものころ、岩波少年文庫で読みました。『西遊記』『水滸伝』はめちゃ面白かったんですが、『三国志』はイマイチで、のめりこめませんでした。その後、『西遊記』『水滸伝』はさまざまなバージョン(小説だけではなく、マンガ、映画など)を楽しんでいますけれど、『三国志』には手を伸ばさず。
『西遊記』と『水滸伝』では、子どものころは『西遊記』により惹かれましたけれど、いつの間にか『水滸伝』が抜き去り、いまやその「好き具合」において、かなりの差をつけています。
 先日、ふと思いました。――『三国志』はどうなんだろ。いまなら『三国志』を楽しめるのかも。
 いくつか試食してみたところ、これが実に面白い。ほんと、試食しているだけなんですが、それでも面白い。この人間ドラマの魅力が子どもの私にわからなかったのは納得できますけれど、それにしても……。子どものころに読んだときの印象のみで、そのまま手を触れずに過ごしてきたのは、無念としか言いようがありません。『三国志』に、申しわけない!
 ということで、遅ればせながら――って、遅れすぎだろうとは思いますが、ともあれ『三国志』にかぶりつきます。
『三国志』関連のあれこれ、すでにいろいろ購入。さらに昨日は、映画『レッドクリフ(2部作)』をレンタルしてきました。夜、Part1を鑑賞。――面白い面白い。
 今夜、Part2を観る予定です。
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2019年06月23日

『小学生のためのショートショート教室』

 拙著『小学生のためのショートショート教室』小鳥遊書房(19)の見本が届きました。サイン用もあったりして、すさまじい数です。
ショートショート教室(背).JPG
 担当編集の高梨治さん、表紙やカットを描いてくれたYOUCHANさんには本当にお世話になりました。感謝感謝です。
 早い書店では、今週末くらいから店頭に並ぶでしょうか。少しでも多くの方の手に取っていただけたら……と思います。
 どうぞよろしくお願いいたします。
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『不思議な宝石―石野重道童話集―』

 盛林堂書房さまより『不思議な宝石―石野重道童話集―』盛林堂ミステリアス文庫(19)を送っていただきました。ありがとうござます。
 大正末期に書かれた童話10編を収録。素晴らしい装幀だし、何より面白そう。
 ご注文はこちらから。
不思議な宝石.jpg
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2019年06月21日

発売間近!

ツイッター.png
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2019年06月20日

「ゲートボール無宿」

 私が書いてきた小説のほとんどはSF(ショートショートを含む)とRPG関連ですが、例外もあります。プロレス小説(3編)とゲートボール小説(1編)です。
 一昨日の記事に書きましたように、プロレス小説は現在、1冊にまとめるべく作業中。残るはゲートボール小説ですが……。
 ふと思い立って、こんな冊子を作ってしまいました。文庫判、中綴じ、48ページ。実はまだ校正していなくて、サンプルというかゲラというか……。
 校正終了後どうするか、未定です。
ゲートボール無宿.jpg
posted by 高井 信 at 09:47| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『飼育』

 深田亨さんの『飼育』がキンドルにて発売されました(→ここ)。SF同人誌「風の翼」30周年記念特別号(2002年2月8日発行)に掲載された短編を電子書籍化したものです。6月23日(日)16:59までダウンロード無料とのこと。(掲載誌を持っていますが、ダウンロードしちゃいました)
 よろしければお読みくださいませ。
風の翼30周年.jpg
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2019年06月19日

「まぶスポ」

 草上仁さん初のショートショート集発刊(→この記事)を祝って、ちょっと珍しいものを紹介します。草上仁ファンクラブ〈まぶだちの会〉の会報「まぶスポ」です。
「まぶスポ」第1号/1997・8・30
「まぶスポ」第2号/1997・12・13
「まぶすぽ」号数不明(第3号?)/1998・12・19/裏面に草上さんのショートショート「鵜の恨み」掲載
 うちにあるのはこの3冊(3枚)だけ。もっと出てるのかな。
まぶスポ1.jpg まぶスポ2.jpg まぶスポ3?.jpg
posted by 高井 信 at 11:25| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

近刊『5分間SF』

 草上仁のショートショート集『5分間SF』ハヤカワ文庫JA、7月発売予定(→ここ参照)。
 うおおおおおーーーーっ。

 関係ないけど、うちの本棚。
本棚.JPG
posted by 高井 信 at 09:27| Comment(2) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月18日

映画『センター・オブ・ジ・アース ワールド・エンド』

 今年4月6日、近所のブックオフ(だったと思うけど不確か)で、『ドリームシップ エピソード1/2』というDVDを買いました(→この記事)。
 毎度のごとく、そのまんま放置し、2ヶ月余りが経過。ふと、今夜観ようかなと手に取り、ぱかっと開けましたら――
ワールド・エンド.JPG
 ななな、なんじゃこりゃ。
『センター・オブ・ジ・アース ワールド・エンド』? なーんか観たことがあるような、ないような……。たぶん観たのは『センター・オブ・ジ・アース』『センター・オブ・ジ・アース2 神秘の島』で、『センター・オブ・ジ・アース ワールド・エンド』なんてのは観てないだろうなあ。
 ボーゼンとしております。
posted by 高井 信 at 17:11| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ネオ・ベム近刊予告

 若かりしころ、プロレスにハマッていた時期があったと、以前に書いたことがあると思います。プロレス小説も3編書きました。
 いろいろありまして、これらをまとめておこうと決意。ちょっと前から、その準備を進めてきました。昨日の記事で「ゆえあって、先日よりプロレス関連の資料を整理しています」と書きましたが、まあ、こういうわけです。
 どうやら発行の目途がついたので、近刊予告なんぞを。
『怪覆面マスクド・メロン』文庫判/176ページ(予定)/頒価800円(予定)
 1980年代半ばのプロレス界を舞台にした時事ネタ妄想小説集。興味を持ってくれる人がいるのかという不安もありますが、私としては極めて思い入れのある作品群ですから、楽しくてたまりません。
 早ければ今月中に、遅くても来月の半ばまでには発行できると思います。続報、お待ちくださいませ。
  ※
 ネオ・ベムではもう1冊、安田五郎『探偵にダジャレは無用』の出版企画も進行中です(→この記事参照)。文庫判/128ページ(予定)/頒価700円(予定)。こちら、仲間内での販売だけにするか一般にも販売するか、未定です。
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2019年06月17日

「RIKI CLUB」

 ゆえあって、先日よりプロレス関連の資料を整理しています。だいたい終わったかと思っていたのですが、先ほど、ひょんなところから長州力ファンクラブ〈リキ倶楽部〉の会報「RIKI CLUB」が出土。
「RIKI CLUB」Vol.1/1987・10・25
「RIKI CLUB」Vol.2/1987・12・25
「RIKI CLUB」Vol.3/1988・1・25
RIKI CLUB Vol1.jpg RIKI CLUB Vol2.jpg RIKI CLUB Vol3.jpg
 1号と2号には私の長州力応援エッセイ「なんてったって長州力」が掲載されています。当時、長州力の超絶大ファンだったのです。
 長州さんとは一度だけお話をしたことがあります。細かいことは忘れましたが、某編集者と別件で打ち合わせをした際、「このあと長州力のインタビューに行く」と聞いて、「えーーーーーっ。連れてって、連れてって、連れてって」。
 至福のひと時でした。
posted by 高井 信 at 08:52| Comment(2) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月14日

「別冊映画秘宝 絶対必見! SF映画200」

 責任編集STUDIO28「別冊映画秘宝 絶対必見! SF映画200」洋泉社MOOK(19)を買ってきました。SF映画のテーマ別ガイド。目次を眺めていると、けっこう観てない映画があり、まだまだ楽しみが残されているなあと嬉しくなります。
SF映画200.jpg
 この本、洋泉社MOOKのなかでは群を抜いて厚く、重いです。洋泉社MOOKを並べてある棚に挿入してみました。これで1500円(税別)はお買い得!
洋泉社MOOK.JPG
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2019年06月13日

『The Science Fiction Fanzine Reader』

『The Science Fiction Fanzine Reader: Focal Points: 1930 –1960』Nonstop Press (19)を買いました。一昨日届いた「Hard SF Laboratory」164号、森田裕さんの連載に紹介されていた本です。
 ファンジンに掲載されたファンジンに関する文章を集めた本とのこと。わ、欲しい! 英語については、ほぼ文盲化してしまった私ですが、それでも欲しい。迷わず、ポチッと。(→アマゾン
 図版も多く、それを眺めているだけでも楽しめます。日本でもこういう本が出ると嬉しいなあ。
The Science Fiction Fanzine Reader.jpg
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2019年06月12日

演劇『アンフォゲッタブル』

アンフォゲッタブル.jpg キャラメルボックスの公演ビデオ『アンフォゲッタブル』を観ました。自分の人生をランダムな時代に飛びながら生きる男を主人公とする物語です。その現象(能力?)はスキップと呼ばれ……。ん? スキップ?
 どこにも書かれていませんが、F・M・バズビイの傑作短編「ここがウィネトカなら、きみはジュディ」が原案なのですね。このトリッキーなアイデアを見事に再構築しています。面白かった~。
 やっぱりいいなあ、キャラメルボックス。活動休止になってしまったのが、なんとも淋しい。何度でも書きますが、復活を願っています。
     ※
「ここがウィネトカなら、きみはジュディ」は「SFマガジン」1982年2月号(第283号)に初訳が掲載。伊藤典夫/浅倉久志編『タイム・トラベラー 時間SFコレクション』新潮文庫(87)、大森望編『ここがウィネトカなら、きみはジュディ 時間SF傑作選』ハヤカワ文庫SF(10)に収録されています。
SFマガジン283号.jpg タイム・トラベラー.jpg ここがウィネトカなら、きみはジュディ.jpg
posted by 高井 信 at 20:48| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする