2019年05月05日

演劇『時をかける少女』


 ユーチューブで演劇『時をかける少女』を観ました。朱雀高校の文化祭で催されたものとのこと。特に期待せずに観始めたのですが、これが期待以上、想像以上に面白かったです。私は演劇のことはよくわかりませんけど、演技も上手なんではないでしょうか。
 主人公は紺野真琴。つまり原作はアニメ版『時をかける少女』ですね。だいぶ前に観たきりなので細かいことは忘れていますが、原作を思い起こさせるシーンもたくさんありました。
 う~~む。原作を観たくなってきましたぞ。
 んで、DVDを取り出してきました。うちにあるのは海外版ですが、音声は日本語と英語を選べるし字幕は消せるし、です。
時をかける少女.jpg
posted by 高井 信 at 21:29| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「香山滋代表短篇集」

◎『香山滋代表短篇集 上 海から来た妖精』沖積舎(12)
◎『香山滋代表短篇集 下 妖蝶記』沖積舎(12)
海から来た妖精(新).jpg 妖蝶記(新).jpg
 香山滋の傑作選。ブックオフで見かけ、衝動買いしました。
 牧神社(75)の再刊――というか復刻ですね。牧神社版は函入りハードカバー、沖積舎版はソフトカバーで、サイズもだいぶ違いますが、中身はデザインも含め、全く同じですから。――にもかかわらず、沖積舎版に初刊データが記されていません。これはいけませんね。帯に「香山滋がその絶頂期に残していった美しくも哀惜にみちたファンタジーの数々をここに初めて集大成した」とありますが、この惹句も牧神社版そのままです。
 牧神社版が出たとき、私は高校3年生でした。香山滋熱が最高潮だったあのころ。この本が欲しくて欲しくて欲しくて欲しくて、しかし1800円という価格は高校生においそれと手を出せる金額ではなく……。二の足踏みまくり、躊躇しまくりの末、泣きながら買ったのでした。
 買った書店も覚えています。いまはもうありませんが、本山交差点にあった書店です。この店にはハヤカワSFシリーズの在庫も多くあり、学校帰りに(ぜんっぜん通り道ではないのですけれど)ちょくちょく寄っていました。いろいろ思い出しております。
海から来た妖精.jpg 妖蝶記.jpg
posted by 高井 信 at 15:25| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする