大相撲は小結・貴景勝の優勝で幕を閉じました。素晴らしい相撲でした。おめでとうございます。
貴景勝は先場所、小結で9勝、今場所は小結で13勝です。しかも優勝。大関昇進の目安は直近3場所が三役で、その勝ち星合計が33勝と言われています。目安というより、この条件をクリアしたら確実に大関に推挙されると言ってもいいでしょう。
貴景勝の場合は小結・小結ときて、次場所は関脇でしょうから、番付に関しては問題なし。来場所は当然、大関取りの場所になるだろうな、11勝すれば当確だなと思っておりましたら、ネットで
この記事を読み、ありゃりゃりゃりゃとなりました。

>今場所、2横綱と対戦がなかったことなどから、改めて上位と互角に戦う力があるかが試される
何を言っておるのだろう。
以下、
2016年7月24日の記事、コメント欄より――
>>今場所は2横綱に続き、大関豪栄道も13日目から休場で稀勢の里は不戦勝。対戦相手の物足りなさを問う意見に対し、守屋委員長は「それを言うのはかわいそう。向こうが勝手に休んでいるだけだ」と評価に影響しない考えを示した。
> ふ~~~~ん、そうなんだ。
> ともあれ、稀勢の里が綱昇進に新たな基準を加えたことは間違いないでしょう。
>「強い力士が休場している場所での好成績だから差し引いて考える必要がある」とか「誰々に勝ってこそ」とか「優勝力士から2差の12勝は準ずる成績とは認めない」とか、二度と言わないでいただきたい。
あ、横綱昇進では差し引いて考える必要はないけど、大関昇進では差し引いて考える必要があるってこと? それとも、稀勢の里に関しては差し引いて考える必要はないけど、ほかの力士はそんなわけにいくか、ってこと?
そもそも、最初から大関取りの場所にはならないと言ってしまうのはいかがなものか。来場所、12勝、13勝しても昇進させないわけ?
なんだかわからんけど、貴景勝がかわいそうです。