2017年11月30日
TVドラマ『テラノバ』
アメリカTVドラマ『テラノバ』を観ました。けっこう私好みのドラマで、楽しく観ていたのですが、どうしてこんなところで終わっちゃうかなあ。打ち切りになったという事情があるらしいんだけど、きれいに終わらせるつもりなら終わらせられる展開だったのに……。これじゃ、欲求不満に陥ります。
そういえば、『ミュータントX』も同様でした。ものすごく面白かったんですが、最後のエピソードが終わった瞬間、もやもやもや~~。たまりませんよ、ほんとに。
日本のTVドラマはおおむねきっちりと終わってくれるので、それに慣れていましたが、アメリカと日本ではドラマに対する考え方が違うのかもしれませんね。ま、観ている間は楽しかったですから、それで満足するべきなのでしょう。
11月のテレビは『ミュータントX』と『テラノバ』、それに大相撲中継に占拠されていました。そろそろ映画を観たくなってきて、実は今日、レンタルショップに足を運んだのですが、お目当ての2本、どちらもレンタル中なのでした。残念。
2017年11月29日
『猟銃・恋愛曲線』
城昌幸・小酒井不木『猟銃・恋愛曲線』春陽堂・日本探偵小説全集(54)を買いました。本自体は以前から持っているのですが、新たに買った本はカバーデザインが違います。下の書影、左が新たに買った本で、右が以前から持っている本です。

定かではないのですが、左が発売時のカバーで、右はあとで付け替えられたものではないか、と(奥付は、どちらも同じく初版)。ご存じの方、ご教示いただけますと嬉しいです。


定かではないのですが、左が発売時のカバーで、右はあとで付け替えられたものではないか、と(奥付は、どちらも同じく初版)。ご存じの方、ご教示いただけますと嬉しいです。
2017年11月28日
演劇『時をかける少女』
尾川健くんにキャラメルボックスの演劇DVD『時をかける少女』を貸してもらいました。さっそく鑑賞。

徐々に真相が明らかになっていき、結末は――うわ、これはよい! よいです。
新しい『時をかける少女』の世界、堪能させてもらいました。尾川くん、ありがとね。
『進化した猿たち The Best』
2017年11月27日
『サキの思い出 評伝と短篇』
行きつけの書店(ちくさ正文館書店本店)へ。
◎エセル・M・マンロー/ロセイ・レイノルズ/サキ『サキの思い出 評伝と短篇』彩流社(17)
タイトル通りの内容です。これを買いたくて、行ったのでした。
盛林堂ミステリアス文庫のコーナーをチェック。発売から数日で完売してしまったという『ルーフォック・オルメスの事件簿』ですが、この店にはまだ在庫があります。また、この本と切っても切れない関係のある『怪人ジキル』も在庫あり。よろしければ、足をお運びください。

帰宅すると、石川希理『石川希理「自選集」 一本50,000円 天然知能水』発行・風詠社/発売・星雲社(14)が届いていました。ショートショートを含む短編集です。アマチュア作家の自費出版とはいえ、作者はさまざまな賞に入選実績がある実力派とのこと。読むのが楽しみです。
◎エセル・M・マンロー/ロセイ・レイノルズ/サキ『サキの思い出 評伝と短篇』彩流社(17)
タイトル通りの内容です。これを買いたくて、行ったのでした。
盛林堂ミステリアス文庫のコーナーをチェック。発売から数日で完売してしまったという『ルーフォック・オルメスの事件簿』ですが、この店にはまだ在庫があります。また、この本と切っても切れない関係のある『怪人ジキル』も在庫あり。よろしければ、足をお運びください。


エッセイ募集
ハガジンを発送し、帰りにコピー用紙を買ってきました。これでいつでも冊子版ハガジンの発行が可能です。
ということで、さっそくですが。
ハガジン2周年記念号には多くのご寄稿をありがとうございました。特に江坂遊さんと斎藤肇さんからはどっさり。ショートショートとエッセイ、どちらも掲載したのは、このおふたりだけです。にもかかわらず、まだおふたりには積み残しのエッセイがあるのです。いやほんと、涙が出るほどありがたい。
次回の特大号までキープしておくという手もありますが、そんなのいつになるやら。それに、面白いエッセイですから、なるべく早く皆さんに読んでいただきたい。
よっしゃ! エッセイ特集号(冊子)を出そう。
もしよろしければ、ほかの皆さんもエッセイをお寄せください。枚数の目途は10枚以下。締め切りは年末。2周年記念号に向けてエッセイを書こうと思っていたけど間に合わなかった、という方も、ぜひ。
新たなご寄稿がなければ、おふたりのカップリング・エッセイ集となります。(もしかしたら私も何か書くかもしれませんが)
ということで、さっそくですが。
ハガジン2周年記念号には多くのご寄稿をありがとうございました。特に江坂遊さんと斎藤肇さんからはどっさり。ショートショートとエッセイ、どちらも掲載したのは、このおふたりだけです。にもかかわらず、まだおふたりには積み残しのエッセイがあるのです。いやほんと、涙が出るほどありがたい。
次回の特大号までキープしておくという手もありますが、そんなのいつになるやら。それに、面白いエッセイですから、なるべく早く皆さんに読んでいただきたい。
よっしゃ! エッセイ特集号(冊子)を出そう。
もしよろしければ、ほかの皆さんもエッセイをお寄せください。枚数の目途は10枚以下。締め切りは年末。2周年記念号に向けてエッセイを書こうと思っていたけど間に合わなかった、という方も、ぜひ。
新たなご寄稿がなければ、おふたりのカップリング・エッセイ集となります。(もしかしたら私も何か書くかもしれませんが)
2017年11月26日
「SFハガジン」第83号

なんと64ページ、ハガジン史上最大のページ数となりました。定形郵便の、ほぼ限界です(笑)。
ちょっと休憩してから、会員分の印刷・製本にかかります。なんとか今日中に終え、明日投函したいと思っているのですが、さてさて、どうなりますか。
ともあれ、会員の皆さん。ご寄稿いただき、ありがとうございました。もうすぐ、お手元に届きます。
CD『僕と妻の1778の物語』
先日、眉村卓『妻に捧げた1778話』が話題になっていると書きました(→この記事)。
んで、なんとなくネット検索していましたところ、映画『僕と妻の1778の物語』のサウンドトラックCDを発見。買っちゃいました。
CDを流しながら、「SFハガジン」第83号(創刊2周年記念特大号)の編集をしています。いやこれ、マジですごくなっちゃいましたよ。過去最大のボリューム、豪華メンバー。版下作りながら、惚れぼれしています。←自画自賛(笑)
会員の皆さん、お楽しみに。

CDを流しながら、「SFハガジン」第83号(創刊2周年記念特大号)の編集をしています。いやこれ、マジですごくなっちゃいましたよ。過去最大のボリューム、豪華メンバー。版下作りながら、惚れぼれしています。←自画自賛(笑)
会員の皆さん、お楽しみに。
2017年11月24日
『ルーフォック・オルメスの事件簿』
北原尚彦・編/カミ『ルーフォック・オルメスの事件簿』盛林堂ミステリアス文庫(17)を版元より送っていただきました。ありがとうございます。
『ルーフォック・オルメスの冒険』創元推理文庫(16)に収録されていないオルメスものを集大成! さらに横田順彌、北原尚彦による新作オルメスも収録! そして表紙絵は楢喜八! いやはや、溜め息が出ますね。奇蹟の1冊ですよ、マジで。
版元サイト・書肆盛林堂に通販登録されていますが、現在は「売切。通販再開未定」。通販が再開されるか否かは店舗での売り行き次第とのこと。この記事にも書きましたけれど、400部発行って、ちょっと少ないんじゃないかなあ。カミのファンを甘く見ちゃなんねえぜ。
あ、そうそう。
お馴染み、ちくさ正文館書店本店(名古屋)にも入荷しておりますので、お近くの方はぜひぜひ! 確認していませんけれど、『怪人ジキル』盛林堂ミステリアス文庫(17)も在庫があると思います。

版元サイト・書肆盛林堂に通販登録されていますが、現在は「売切。通販再開未定」。通販が再開されるか否かは店舗での売り行き次第とのこと。この記事にも書きましたけれど、400部発行って、ちょっと少ないんじゃないかなあ。カミのファンを甘く見ちゃなんねえぜ。
あ、そうそう。
お馴染み、ちくさ正文館書店本店(名古屋)にも入荷しておりますので、お近くの方はぜひぜひ! 確認していませんけれど、『怪人ジキル』盛林堂ミステリアス文庫(17)も在庫があると思います。
星新一ショートショートえほんシリーズ
星マリナさんより、星新一さんの新刊絵本3冊を送っていただきました。ありがとうございます。
◎星新一・作/中島梨絵・絵『星新一ショートショートえほんシリーズ おーい でてこーい/鏡のなかの犬』ミキハウスの絵本(17)
◎星新一・作/田中六大・絵『星新一ショートショートえほんシリーズ 友を失った夜/とりひき』ミキハウスの絵本(17)
◎星新一・作/ももろ・絵『星新一ショートショートえほんシリーズ サーカスの旅/薬と夢』ミキハウスの絵本(17)

どの本の絵もとっても優しく、いい感じです。お子さん、あるいはお孫さんへのクリスマス・プレゼントに最適なのではないでしょうか。
◎星新一・作/中島梨絵・絵『星新一ショートショートえほんシリーズ おーい でてこーい/鏡のなかの犬』ミキハウスの絵本(17)
◎星新一・作/田中六大・絵『星新一ショートショートえほんシリーズ 友を失った夜/とりひき』ミキハウスの絵本(17)
◎星新一・作/ももろ・絵『星新一ショートショートえほんシリーズ サーカスの旅/薬と夢』ミキハウスの絵本(17)



どの本の絵もとっても優しく、いい感じです。お子さん、あるいはお孫さんへのクリスマス・プレゼントに最適なのではないでしょうか。
2017年11月23日
『恐怖の1ダース』

え? この本、ハードカバーも出ていたのですか。
以下は私の所有している出帆社版(1975年)と講談社文庫版(1980年)です。前者はソフトカバー。


出帆社版は確か新刊発売時に買ったと記憶しています。これが初刊と思っていましたが、その前にハードカバーが出ていたのか、あるいは、のちにハードカバーの新装版が出たのか。
いささか気になりますが、ショートショートのアンソロジーではないから、ま、いっか(笑)。
『妻に捧げた1778話』
眉村卓さんの『妻に捧げた1778話』新潮新書(04年)が話題になっているとのこと。とても嬉しいです。
拙著『日本ショートショート出版史』ネオ・ベム(17)より関係箇所を(掲載書影とともに)抜粋、紹介いたします。(1997年の項より)
※
まずはこれから記そう。眉村卓の「日課・一日3枚以上」である。
7月16日、眉村卓は余命1年を宣告された妻を愉しませるために、毎日1編のショートショートを書くことを決意する。この日課は5年後の2002年5月28日、妻がこの世を去るまでの1778日間、1日も休むことなく続いた。
そのショートショートは『日がわり一話』『日がわり一話 第2集』(ともに出版芸術社/1998年)、『日課・一日3枚以上(全10巻)』(真生印刷株式会社/2000~2001年)、『妻に捧げた1778話』(新潮新書/2004年)、『僕と妻の1778話 メモリアルセレクション52』(集英社文庫/2010年)で読める。『日課・一日3枚以上(全10巻)』には各巻に100話、計1000話が収録されている。
2011年には『僕と妻の1778の物語』というタイトルで、この逸話を元にした映画が公開された。百瀬しのぶによるノベライズ『僕と妻の1778の物語』(角川文庫/2010年)もある。

※
この記事もご参考に。1777話目の掲載された新聞記事も紹介しています。
以下、最終回(1778話)の生原稿です。(映画パンフレットより)

当時、私は関西に住んでいて、眉村さんとはちょくちょくお目にかかっていました。奥さまの具合も伺っており……。
この最終回には涙腺が緩みました。
拙著『日本ショートショート出版史』ネオ・ベム(17)より関係箇所を(掲載書影とともに)抜粋、紹介いたします。(1997年の項より)
※
まずはこれから記そう。眉村卓の「日課・一日3枚以上」である。
7月16日、眉村卓は余命1年を宣告された妻を愉しませるために、毎日1編のショートショートを書くことを決意する。この日課は5年後の2002年5月28日、妻がこの世を去るまでの1778日間、1日も休むことなく続いた。
そのショートショートは『日がわり一話』『日がわり一話 第2集』(ともに出版芸術社/1998年)、『日課・一日3枚以上(全10巻)』(真生印刷株式会社/2000~2001年)、『妻に捧げた1778話』(新潮新書/2004年)、『僕と妻の1778話 メモリアルセレクション52』(集英社文庫/2010年)で読める。『日課・一日3枚以上(全10巻)』には各巻に100話、計1000話が収録されている。
2011年には『僕と妻の1778の物語』というタイトルで、この逸話を元にした映画が公開された。百瀬しのぶによるノベライズ『僕と妻の1778の物語』(角川文庫/2010年)もある。

※
この記事もご参考に。1777話目の掲載された新聞記事も紹介しています。
以下、最終回(1778話)の生原稿です。(映画パンフレットより)

当時、私は関西に住んでいて、眉村さんとはちょくちょくお目にかかっていました。奥さまの具合も伺っており……。
この最終回には涙腺が緩みました。
2017年11月21日
乃木坂文庫『嵐のピクニック』
所用あり、近所回り。ついでに書店を覗いたところ、乃木坂文庫がずらりと並んでいるのに気がつきました。もちろん、事前情報(→この記事参照)があったから気がついたわけで、知識がなければ目がスルーしたでしょう(笑)。
『嵐のピクニック』もあり、手に取ってみましたら――
あら。カバーではなくて、超幅広の帯なんですね。帯を取ると、ちゃんと本来のカバーがついています(右側の写真)。前の記事にも書きましたように、初刊本も文庫も持っているわけで、迷ったんですが、『続・日本ショートショート出版史』で触れたら楽しいかもしれないなあ、なんて思いが浮かび、買ってしまいました。

本来のカバー、帯から2ミリくらい出ているのですけど、この写真ではわからないかも。
ちなみに、2017年10月16日発行の第5刷でした。
『嵐のピクニック』もあり、手に取ってみましたら――
あら。カバーではなくて、超幅広の帯なんですね。帯を取ると、ちゃんと本来のカバーがついています(右側の写真)。前の記事にも書きましたように、初刊本も文庫も持っているわけで、迷ったんですが、『続・日本ショートショート出版史』で触れたら楽しいかもしれないなあ、なんて思いが浮かび、買ってしまいました。


本来のカバー、帯から2ミリくらい出ているのですけど、この写真ではわからないかも。
ちなみに、2017年10月16日発行の第5刷でした。
2017年11月20日
『アメリカTVドラマ劇場』
相変わらず、アメリカTVドラマ『ミュータントX』漬けです。いやもう、面白くて面白くて……。ほとんど毎晩(ときには朝にも)数話ずつ観ています。
これが終わったら『ダーク・エンジェル』を観ようと思っていたけど、似たようなドラマを続けて観るのはどんなもんかなあ。ちょっと違う傾向のドラマを挟んだほうがいいかな。何かないかなあ。――ネットで海外TVドラマをチェックし、いくつか気になるものを見つけました。『ダーク・エンジェル』の前にどれか観るかも。
さて。
こんな本を見かけて、購入しました。
◎内野真一郎『20世紀テレビ読本 アメリカTVドラマ劇場』同文書院(99)
私が子どものころに好きだった番組も多数紹介されていて、懐かしいのなんの。
「う~まがしゃべる? そ~んな馬鹿な」って『ミスター・エド』という番組だったのか。すっごく面白かった印象は残っているのに、番組名はすっかり忘れていました。機会があったら、観たいなあ。――などなど、こういう本を読むと、欲求不満に陥りますね。困ったもんだ。
これが終わったら『ダーク・エンジェル』を観ようと思っていたけど、似たようなドラマを続けて観るのはどんなもんかなあ。ちょっと違う傾向のドラマを挟んだほうがいいかな。何かないかなあ。――ネットで海外TVドラマをチェックし、いくつか気になるものを見つけました。『ダーク・エンジェル』の前にどれか観るかも。
さて。

◎内野真一郎『20世紀テレビ読本 アメリカTVドラマ劇場』同文書院(99)
私が子どものころに好きだった番組も多数紹介されていて、懐かしいのなんの。
「う~まがしゃべる? そ~んな馬鹿な」って『ミスター・エド』という番組だったのか。すっごく面白かった印象は残っているのに、番組名はすっかり忘れていました。機会があったら、観たいなあ。――などなど、こういう本を読むと、欲求不満に陥りますね。困ったもんだ。
『ルーフォック・オルメスの事件簿』予約開始
盛林堂ミステリアス文庫からもうすぐ発売、カミ『ルーフォック・オルメスの事件簿』(北原尚彦編)の予約受付が始まりました。詳しくはこちらを。
400部発行って、ちょっと少ないんじゃないかなあ。確実に入手するためには予約されることをお勧めします。
400部発行って、ちょっと少ないんじゃないかなあ。確実に入手するためには予約されることをお勧めします。
2017年11月18日
「SFハガジン」第82号
「SFハガジン」第82号を発行しました。2周年記念の冊子にするつもりでしたが、あまりにも発行間隔が開きすぎると思い直し、予定変更。通常のハガキ・ファンジンです。2周年記念号は次号(第83号)となります。今月末発行予定。
今号は江坂遊さんの作品です。今日は一日、雨っぽいので、ポスト投函は明日になると思います。お待ちくださいませ。
2周年記念号用の原稿は少しずつ届いています。すでに送ってくださった方が5人(私も含めると6人)、「書いてるよ~。できたら送るよ~」と連絡してくださった方が2人。「書くべく考えています」という方が3人。ほかは不明です。最低でも10人、できれば15人くらいの参加を得たいですね。
20日くらいまでに送っていただけますと嬉しいですが、25日までなら対処できます。原稿、お待ちしています。
今号は江坂遊さんの作品です。今日は一日、雨っぽいので、ポスト投函は明日になると思います。お待ちくださいませ。
2周年記念号用の原稿は少しずつ届いています。すでに送ってくださった方が5人(私も含めると6人)、「書いてるよ~。できたら送るよ~」と連絡してくださった方が2人。「書くべく考えています」という方が3人。ほかは不明です。最低でも10人、できれば15人くらいの参加を得たいですね。
20日くらいまでに送っていただけますと嬉しいですが、25日までなら対処できます。原稿、お待ちしています。
2017年11月16日
ハヤカワJA文庫→ハヤカワ文庫JA
SFファンにはお馴染みの「ハヤカワ文庫JA」、古くからのSFファンなら刊行当初は「ハヤカワJA文庫」という名称だったことはご存じでしょう。ちょっとしたきっかけで、いつ改称されたのか気になりました。
書棚を眺めて、そのあたりの本を取り出します。

うひゃ。肝心なところが抜けてる!
JA28は何かと調べてみましたら、光瀬龍『カナン五一〇〇年』でした。「ハヤカワ文庫JA」になったのは、この本からなのでしょうか。あるいは『SFの夜』からなのでしょうか。どっちだ?
さらに調べてみますと、「ハヤカワ文庫SFの歴史 Ⅰ期(七〇年八月~七五年七月)1番~167番まで」に――
> 本文庫に続いて早川書房は、七二年一月に「ハヤカワNV文庫」七三年三月に「ハヤカワJA文庫」を刊行してきたが、七四年三月末より三種の文庫をすべて「ハヤカワ文庫」という呼称に統一、「ハヤカワSF文庫」は138番『人狼地獄篇』より「ハヤカワ文庫SF」と新たな呼称で呼ばれることになる。
とあるのを発見しました。
で、『カナン五一〇〇年』の発行日を調べますと、1974年4月15日。前後の本をまとめると、以下のようになります。
JA27『ある生き物の記録』1974年3月15日発行/ハヤカワJA文庫
JA28『カナン五一〇〇年』1974年4月15日発行
JA29『SFの夜』1974年5月15日発行/ハヤカワ文庫JA
現物を確認するまで確かなことは言えませんけれど、『カナン五一〇〇年』が最初の「ハヤカワ文庫JA」と見て、まず間違いないでしょうね。
実を申せばこの件、以前から気になっていました。いま、すっきりした気分です。
ハヤカワ文庫JAの光瀬龍、所有しているのは以下です。かなり抜けていますが、単行本を持っているケースも多く、これは仕方がないでしょう。
書棚を眺めて、そのあたりの本を取り出します。

うひゃ。肝心なところが抜けてる!
JA28は何かと調べてみましたら、光瀬龍『カナン五一〇〇年』でした。「ハヤカワ文庫JA」になったのは、この本からなのでしょうか。あるいは『SFの夜』からなのでしょうか。どっちだ?
さらに調べてみますと、「ハヤカワ文庫SFの歴史 Ⅰ期(七〇年八月~七五年七月)1番~167番まで」に――
> 本文庫に続いて早川書房は、七二年一月に「ハヤカワNV文庫」七三年三月に「ハヤカワJA文庫」を刊行してきたが、七四年三月末より三種の文庫をすべて「ハヤカワ文庫」という呼称に統一、「ハヤカワSF文庫」は138番『人狼地獄篇』より「ハヤカワ文庫SF」と新たな呼称で呼ばれることになる。
とあるのを発見しました。
で、『カナン五一〇〇年』の発行日を調べますと、1974年4月15日。前後の本をまとめると、以下のようになります。
JA27『ある生き物の記録』1974年3月15日発行/ハヤカワJA文庫
JA28『カナン五一〇〇年』1974年4月15日発行
JA29『SFの夜』1974年5月15日発行/ハヤカワ文庫JA
現物を確認するまで確かなことは言えませんけれど、『カナン五一〇〇年』が最初の「ハヤカワ文庫JA」と見て、まず間違いないでしょうね。
実を申せばこの件、以前から気になっていました。いま、すっきりした気分です。
ハヤカワ文庫JAの光瀬龍、所有しているのは以下です。かなり抜けていますが、単行本を持っているケースも多く、これは仕方がないでしょう。

2017年11月15日
『襷を我が手に』ほか
今年の春からフェイスブックを始めました。登録自体は2011年にしているのですが、完全放置。今年の春から使い始めたという意味です。どーでもいいようなことを呟いているだけなので基本は「友達」限定公開ですが、たまには公開することもあります。
ふと、フェイスブックへの投稿にリンクは貼れないのかな、と思って調べてみたところ、簡単に判明しました。
最近(2日前)の公開投稿にリンクを貼ってみます。→これです。蓮見恭子『襷を我が手に』光文社(17)と藤原龍一郎『歌集 花束で殴る』柊書房(02)のことを書いています。
あ、これ、いいですね。これからも気が向いたらリンクしようと思います。
ふと、フェイスブックへの投稿にリンクは貼れないのかな、と思って調べてみたところ、簡単に判明しました。
最近(2日前)の公開投稿にリンクを貼ってみます。→これです。蓮見恭子『襷を我が手に』光文社(17)と藤原龍一郎『歌集 花束で殴る』柊書房(02)のことを書いています。
あ、これ、いいですね。これからも気が向いたらリンクしようと思います。