私がSFファンになったとき、日本のSF作家といえば、いわゆる第一世代の方々だけでした。はっきり覚えていませんが、まだ荒巻義雄さんもデビューされていなかったような……。
日本SF作家の世代分けには明確な区分があるわけではありませんが、ここは日下三蔵編『日本SF全集1』出版芸術社(09)に作品が収録されている作家を日本SF第一世代としましょう。

星新一(1926-1997)
小松左京(1931-2011)
光瀬龍(1928-1999)
眉村卓(1934-)
筒井康隆(1934-)
平井和正(1938-2015)
豊田有恒(1938-)
福島正実(1929-1976)
矢野徹(1923-2004)
今日泊亜蘭(1910-2008)
石原藤夫(1933-)
半村良(1933-2002)
山野浩一(1939-2017)
石川喬司(1930-)
都筑道夫(1929-2003)
お名前と生没年を眺めていると、いろいろな思いが胸を去来します。(赤字は物故者)
あのころ中学生だった私も4日後には還暦を迎えます。
ひと足早く、こんなお祝いをいただきました。ありがたく、そして嬉しいです。