渡辺浩弐『2000年のゲーム・キッズ(上)』星海社文庫(12)を買いました。これにて、星海社文庫版の〈XXXX年のゲーム・キッズ〉シリーズ完集です。
まとめておきます。
『1999年のゲーム・キッズ(上)』2012年
『1999年のゲーム・キッズ(下)』2012年
『2000年のゲーム・キッズ(上)』2012年
『2000年のゲーム・キッズ(下)』2012年
『2999年のゲーム・キッズ(上)』2013年
『2999年のゲーム・キッズ(下)』2013年
『2013年のゲーム・キッズ』2013年


このシリーズのリストは2009年6月6日の記事
「渡辺浩弐のショートショート集」に掲載しましたが、星海社文庫版はこのあとの発行のため、リストには載っていません。
リストには単行本の書影だけを掲載し、幻冬舎文庫版は掲載しませんでした。いい機会なので、掲載しておきましょう。
『1999年のゲーム・キッズ』1997年
『マザー・ハッカー
1999年のゲーム・キッズⅡ』1997年
『デジタルな神様』1999年
『2000年のゲーム・キッズ』2000年

幻冬舎文庫版『2000年のゲーム・キッズ』の解説は井上雅彦さんです。そのなかで井上さんは――
>高井信氏が、かねてより打ち込んでおられるショートショート研究は、実に本格的で学術的価値が高い。その成果が発表されるのを、心待ちにしたい
と書いてくれました。
『ショートショートの世界』集英社新書(05)を上梓する5年も前のことです。このエールは嬉しかったなあ。
あれから17年! 先月にオンデマンド出版した『日本ショートショート出版史』で、かなりの成果を発表できましたが、これで終わったわけではありません。もうちょっと頑張ります。
ご期待ください。そして、よろしくお願いいたします。