2016年02月06日
映画『リピーテッド』
映画『リピーテッド』を観ました。
主人公は40歳の女性です。彼女は事故の後遺症(と、最初はされています)で、朝起きると昨日までの記憶が失われるという記憶障害に陥っています。目覚めると20歳のころの記憶に……。起きてからの記憶は継続しますが、それはその日だけ。翌日にはふたたび20歳のころの記憶に……。1年ほど前に観た映画『ハウンター』と逆の設定と言えるかも。『ハウンター』の主人公もつらいけれど、こっちはもっともっと、遙かにつらいですね。
終盤に差しかかったときに明かされる意外な事実には驚きました。あとで考えれば充分にありうる展開なのですが、油断してましたね(笑)。
そこからは、まさに一気呵成。わくわくどきどきと観終わりました。(もちろん記憶障害の原因は事故なんかではありませんでしたよ)
怖いなあ。面白いなあ。こういう映画、大好きです。
『ベムAGAIN+』始動
早いうちに『SF雑誌99の謎』を完成させたほうがいいんでしょうが、さすがに食傷気味。
で、『ベムAGAIN+』の表紙(案)、扉(案)、版下(案)なんぞをちょこちょこっと作ってみました。

目次(案)、読めると思います。『ベムAGAIN』に3編増補、「編者あとがき」カットです。
「ベムAGAIN」では掲載を見合わせた青焼きコピーのイラストも収録予定。――って、作る気満々ですな(笑)。
ちなみに、表紙絵は「ベム」第2号の表紙を流用しました。もちろん岡田さんが描かれたものです。(『ベムAGAIN』は「ベム」創刊号の表紙)
で、『ベムAGAIN+』の表紙(案)、扉(案)、版下(案)なんぞをちょこちょこっと作ってみました。


目次(案)、読めると思います。『ベムAGAIN』に3編増補、「編者あとがき」カットです。
「ベムAGAIN」では掲載を見合わせた青焼きコピーのイラストも収録予定。――って、作る気満々ですな(笑)。
ちなみに、表紙絵は「ベム」第2号の表紙を流用しました。もちろん岡田さんが描かれたものです。(『ベムAGAIN』は「ベム」創刊号の表紙)
ショートショート「超能力の家系」
しょうもないネタを思いつきました。さっそく作品化。
「SFハガジン」用に取っておいてもいいんですが、いやしかし、これ使い古されているような気もするし、「SFハガジン」に掲載するとなると、だいぶ先になってしまいます。これは「いま」じゃないと。
ということで、掲載しちゃいます。
* *
超能力の家系
おれは超能力者の家系に生まれた。父はサイコキネシス、祖母はテレパシー能力を持つ。姉も弟も小学生のころに超能力が発現した。姉はテレポート、弟は透視能力だ。
おれひとり、高校生になってもまだ超能力に覚醒していない。
このまま成人してしまったら、どうしよう。もしかしたら自分は本当の息子ではないのではないか。不安が募る。
そんなある日。街を歩いていたら、見知らぬ男に話しかけられた。
「兄さん。悩んでいるようだね。いい覚醒剤があるよ。これを使えば、どんな悩みもばっちり解決さ」
「SFハガジン」用に取っておいてもいいんですが、いやしかし、これ使い古されているような気もするし、「SFハガジン」に掲載するとなると、だいぶ先になってしまいます。これは「いま」じゃないと。
ということで、掲載しちゃいます。
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超能力の家系
おれは超能力者の家系に生まれた。父はサイコキネシス、祖母はテレパシー能力を持つ。姉も弟も小学生のころに超能力が発現した。姉はテレポート、弟は透視能力だ。
おれひとり、高校生になってもまだ超能力に覚醒していない。
このまま成人してしまったら、どうしよう。もしかしたら自分は本当の息子ではないのではないか。不安が募る。
そんなある日。街を歩いていたら、見知らぬ男に話しかけられた。
「兄さん。悩んでいるようだね。いい覚醒剤があるよ。これを使えば、どんな悩みもばっちり解決さ」