2015年03月07日

TVドラマ『水滸伝―永遠なる梁山泊―』

水滸伝―永遠なる梁山泊―.jpg ふと、以前にTVドラマ『水滸伝―永遠なる梁山泊―』のDVDボックスを買ったことを思い出しました。もちろん観ようと思っていますが、まだ観ていません。
 この機会に観ることにしました。
 うわあ、魯智深だあ、林冲だあ。
 面白い!
 一気に引き込まれました。
『水滸伝』大好き! しばらく楽しめそうです。
posted by 高井 信 at 22:56| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月06日

映画『劇場版 水滸伝』


 映画『劇場版 水滸伝』を観ました。中国のTVドラマ(全86話)の再編集版とのこと。
 たとえばこの記事にも書きましたが、私は『水滸伝』が大好きです。好きな英傑と尋ねられて、すぐに頭に浮かぶのは豹子頭・林冲、魯智深、扈三娘……といったところ。
 この劇場版ではそのうちの2人(林冲と魯智深)と楊志、そして頭領・宋江が梁山泊入りする経緯がクローズアップされています。先の3人ほどではありませんが、楊志も宋江も魅力的です。宋江編では黒旋風・李逵も登場。よいですなあ。
 しかしながら、100分ほどの尺で『水滸伝』の魅力をあますところなく描くのは土台不可能というもの。4人の梁山泊入りを描いただけで残り時間わずかになってしまいました。その後は……端折るにも程がある!(苦笑)
 さらに、こんな中途半端な終わり方をされては……。観ている間は楽しかったけれど、ものすごい欲求不満に陥りました。しかし全86話ですか。これは観られないですねえ。
 久しぶりに横山光輝『水滸伝』を読もうかな。いろいろな『水滸伝』を読みましたが、横山光輝のマンガが一番好きなのです。
水滸伝.jpg
posted by 高井 信 at 22:35| Comment(2) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

本日も加筆。

 あー、しまった~と思いました。>『日本ショートショート出版史』
〈ルパン ショート・ショート コンテスト〉のこと、書くの忘れてた~。
〈フェリシモ文学賞〉は1998年に最初の作品集が出たけれど、創設は1997年(つまり編年体で書く最後の年)だった~。
 特に〈ルパン ショート・ショート コンテスト〉! これを外してはいけません。
 これから加筆いたします。

 以上、内容チェックをお願いしている方々への伝言でした。おっと、昨日の記事「ショートショートランド」も同様です。
posted by 高井 信 at 10:30| Comment(2) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月05日

「ショートショートランド」

『日本ショートショート出版史』では、もちろん「ショートショートランド」にも言及しています。本日、チェックをお願いしているTさんのご指摘を受け、「ショートショートランド」を精査。かなりバージョンアップさせました。
 まだ決定稿ではありませんが、ご覧に入れます。1981年の項です。
            *
 そして何より、この年最大の出来事は、ショートショート専門誌「ショートショートランド」の創刊である。第1号(1981年春号)から第22号(1985年5+6月号)まで、全22冊発行。〈星新一ショートショート・コンテスト〉の入選発表および入選者の作品発表の舞台として、大いにショートショート界を盛り上げた。もちろん既製作家のショートショートも掲載。私も2編、寄稿させていただいた。
 この雑誌の連載企画からは、何冊もの楽しい本が誕生した。まずはショートショート集だ。
〈ショートショート三題噺〉――落語の三題噺と同じく、女優が出した3つのお題から作家がショートショートを書き上げるというもの。創刊号から第22号(終刊号)まで全22回。この企画は『三角砂糖 ショートショート20人集』(講談社/1986年)として1冊にまとまっている。収録から外れた2編、17号の中井英夫「おとしあな」、21号の尾辻克彦「愛情ホテル」のうち、前者は『黄泉戸喫(よもつへぐい)』(東京創元社/1994年)に収録されている。後者は確認できていない。
ショートショートランド創刊号.jpg 三角砂糖.jpg 黄泉戸喫.jpg
 赤川次郎と橫田順彌による〈対決シリーズ〉は、与えられたテーマに沿って、両作家がショートショートを競作するというもの。第2号から第16号まで全15回。この企画も『二人だけの競奏曲』(講談社/1984年)という本になった。
 第17号から小池真理子と笠井潔による〈新・対決シリーズ〉がスタートし、第21号まで全5回。こちらは単行本化されていないが、作品自体はそれぞれの作品集――小池真理子の作品は『キスより優しい殺人』(勁文社/1989年)に、笠井潔の作品は『エディプスの市(まち)』(講談社/1987年)に収録されている。
 第22号(終刊号)では〈対決シリーズ〉が一度限りの復活。橫田順彌、赤川次郎、小池真理子、笠井潔による競作という豪華版だ。
二人だけの競奏曲.jpg キスより優しい殺人.jpg エディプスの市.jpg
 石川喬司と都筑道夫による〈落ちコンテスト〉も楽しい企画だった。両作家が交互に結末を伏せたショートショートを発表し、読者からオチを募集するというもの。第6号から第20号まで全13回(第9号、第15号は休載)。石川喬司が7回、都筑道夫が6回を担当した。残念ながら単行本にはまとまっていないが、ショートショートそのものは各作家の作品集――石川喬司の作品は『絵のない絵葉書』(毎日新聞社/1986年)に、都筑道夫の作品は『蓋のとれたビックリ箱』(光風社出版/1983年)と『証拠写真が三十四枚』(光文社文庫/1987年)に収録されている。
絵のない絵葉書.jpg 蓋のとれたビックリ箱.jpg 証拠写真が三十四枚.jpg
 エッセイも充実していて、ことに各務三郎「ショートロジー講座」はショートショートの名エッセイだった。創刊号から第14号まで全13回(第13号は休載)。これは単行本に収録されておらず(と思う)、残念でたまらない。
 ショートショート周辺の連載企画から生まれた本も紹介しておこう。
 岡嶋二人の〈あなたに挑戦〉は推理クイズで、第8号から第22号(終刊号)まで全15回。「パズラー」誌に発表した作品も併せて『ちょっと探偵してみませんか』(講談社/1985年)として出版された。〈ひとコマランド〉は読者のヒトコママンガ投稿企画だ(和田誠・選)。創刊号に募集要綱が発表され、第2号から第22号(終刊号)まで続いた(全21回)。和田誠・編『ひとコマランド傑作選』(講談社/1986年)として刊行。別役実〈名画劇場〉は『名画劇場 別役実のパロディ・シアター』(王国社/1985年)となった。これは戯曲形式によるショートショートと言ってもいいかもしれない。創刊号から第18号まで全18回。
ちょっと探偵してみませんか.jpg ひとコマランド傑作選.jpg 名画劇場.jpg
「ショートショートランド」――日本ショートショート史上に燦然と輝く雑誌であることは間違いない。
            *
 以上。
 書誌データは基本的に初刊本のみです(再刊情報も加えると煩雑になるため)。
 う~~む、どんどんよくなっていくなあ(嬉)。
posted by 高井 信 at 19:34| Comment(4) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

虹星人叢書・第2弾!

 ネットサーフィンしておりましたら――
虹星人叢書第2弾.jpg
 おおおおお! めちゃ楽しみ!
 なんのこっちゃ、な方はこの記事をご覧ください。
posted by 高井 信 at 10:28| Comment(1) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月02日

TV映画『大脱走 コルディッツ収容所』

 TV映画『大脱走 コルディッツ収容所』を観ました。大好きな映画『大脱走』みたいな物語を期待していたのですが、いささか違っていまして、塀の内外の人間ドラマがメインでした。とはいえ、これも面白かったです。はらはらどきどき。脱走よりも恋愛ドラマに、ですが。最後の1時間ほどは悪人の邪な陰謀が爆発し……。
 あと味が悪かったら嫌だなあと思いながら観ていて、ハッピーエンドに終わり、う~~~ん、よかった~。
大脱走 コルディッツ収容所.jpg
posted by 高井 信 at 22:39| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ノベライズ『幕末高校生』ほか

 近所のブックオフを散歩してきました。この店、1ヶ月ぶりくらいかもしれない。
◎浜崎達也、脚本/橋部敦子『幕末高校生』小学館ジュニア文庫(14)
 以前にブログに書きましたが、コミカライズ、面白かったです。映画も面白かったです。なんだかノベライズも読んでみたくなりました。
◎北原保雄編著『みんなで国語辞典② あふれる新語』大修館書店(09)
 北原保雄監修『みんなで国語辞典!』大修館書店(06)の第2弾。こんなのが出ていること、知りませんでした。もう6年も前の本ですから、すでに使われていない言葉も多いんでしょうね。
幕末高校生.jpg あふれる新語.jpg みんなで国語辞典!.jpg
 ほか、内輪向けに1冊買いましたが、これはまあ書かないことにしましょう。
 というわけで、相変わらず不漁です。
posted by 高井 信 at 15:35| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする