2013年12月24日

映画『アルジャーノンに花束を』

 というわけで、映画『アルジャーノンに花束を』(2006年)を観ました。

 そうか~。フランス映画だと、チャーリイがシャルルになるのか~。――名前が違うと、ずいぶんイメージが変わりますね。
 映画自体も、アイデアや大まかなストーリーは原作を踏襲しているのですが、ずいぶんイメージが違います。ラブストーリーの要素が強い――強すぎるのがその大きな原因でしょう。
アルジャーノンに花束を(1968).jpg ラブストーリーが苦手な私としては、それだけで大減点なのですが、にもかかわらず面白く、楽しく観られました。スーパー名作はどんな料理をしても面白い。つまりはそういうことなのだと思います。
 シャルル役の俳優(ジュリアン・ボワスリエ)の表情や演技が素晴らしいと感じました。手術(ではなく、この映画では投薬ですが)前後の演じ分け、お見事!
 久しぶりに1968年版を観たくなってきました。幸い、ビデオ(右の画像)を持っておりますので、いつでも観られます。
 あ、そうそう。
 YouTube検索していて、2000年のカナダ版を発見しました。う~~ん、英語が聞き取れたらなあ(悲)。


 以下、アルジャーノン関連本を適当に。
『アルジャーノンに花束を』早川書房・海外SFノヴェルズ(78)
『アルジャーノンに花束を』早川書房(89)*新装改訂版
戯曲 アルジャーノンに花束を』早川書房(92)
アルジャーノンに花束を.jpg アルジャーノンに花束を(改訂版).jpg 戯曲アルジャーノンに花束を.jpg
『心の鏡 ダニエル・キイス傑作集』早川書房(93)*短編版を収録
『ダニエル・キイス読本』早川書房(95)
『アルジャーノン、チャーリイ、そして私』早川書房(00)
心の鏡.jpg ダニエル・キイス読本.jpg アルジャーノン、チャーリー、そして私.jpg
 ほんと、大好きなんです。
posted by 高井 信 at 21:25| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

演劇『アルジャーノンに花束を』

 ダニエル・キイス『アルジャーノンに花束を』が好きです。大好きです。特に短編版!
 ゆえあって、この作品をネット検索していましたら、おや、演劇が……。
 劇団むさしの座の公演。ネットで全編を観られるようです。

 さっそく観ました。
 やっぱりいいなあ。まさに名作ですよ。こういったものが自宅で好きなときに、しかも無料で観られるなんて、幸せな時代になったものです。
 同じく劇団むさしの座の公演で『猿の手』もアップされているのを発見。これまた大好きな短編です。近いうちに鑑賞しようと思います。


アルジャーノンに花束を(2006).jpg『アルジャーノンに花束を』検索ではもうひとつ、思いもかけない発見がありました。
 この作品の映画化は『まごころをきみに』(1968年)しか知りませんでしたが、あら、2000年にカナダ、2006年にフランスでも映画化されているのですね。
 うわー、どちらも観たいなあ。
 とりあえずフランス版のDVDが売っているのを見かけましたので、注文しました。カナダ版は日本でソフト化されていないのかな。TV映画みたいですから、難しいかも。
 本日、注文したDVDが届きました。今夜か明晩、観ると思います。
posted by 高井 信 at 15:04| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする