

北原尚彦さんから新著『SF奇書コレクション』東京創元社(13)を送っていただきました。ありがとうございます。
『SF奇書天外』東京創元社(07)の姉妹編です。前著では「変な本が好きだなあ」と笑いながらも、うちの書棚を見回すと、採り上げられている本がけっこう目についたりして……(苦笑)。新著でもそれは変わりません。
変な本、好きだなあ。いやあ、楽しいなあ。
ぱらぱらと眺めていまして、ふと目にとまった280ページ。
>文庫本サイズ同人誌には、ひとつだけ残念な点がある。それは「○○文庫」という名称が付されていないこと。文庫コレクターにとっては、結構重要なポイントなんです。
うひゃあ、そうだったのか。
私は夏以降、どっさりと文庫サイズの冊子を作ってきましたが、1冊たりとも「○○文庫」なんて書いてません。というか、著者名だけで発行者すら書いていないものも多数。
北原さん、ごめんね。――というか、それなら言ってくれればよかったのに。
はたと思えば、私の私家版冊子のいくつかは奇書と言えるかもしれないですね。ことに江戸門戸狂人の作品は(笑)。

最後に、余談。
278ページに『SF奇書外伝』なんて書名が書かれていて……。一瞬、そんな本があるのかと焦っちゃいました(笑)。
もちろん、『SF奇書天外』の誤植。