◎江戸門戸狂人『奇蹟を行なう男』
先月、『江戸門戸狂人ショートショート集』を発行。これにより、江戸門戸狂人で書いた作品の未冊子化は「ピノーキオ」と「奇蹟を行なう男(前篇)」だけとなりました。
今回の『奇蹟を行なう男』冊子化で、残るは「ピノーキオ」のみです。ここまで来たら、こいつも……。迷っております。
◎高井信『ぞくっ!』
その昔、星新一ファンクラブ〈エヌ氏の会〉では、会員たちから星新一作品の続編を募集していました。会報「ホシヅル通信」に掲載。
ふと思い立って、私が書いたもの(全8編)を1冊にまとめてみました。ほとんどは1975年から76年にかけて執筆。うはあ……。


さて。
今年の夏、手探り状態で自家製本を作り始めました。豆本を作ってみたいという思いからスタートしたものでしたが、だんだんと趣旨が変わり――むかし書いた原稿を整理しておこう、へと。
豆本の製本には手間がかかりますけれど、文庫サイズの中綴じでしたら一瞬。思いつくたびに作っていたら、とんでもない数になりました(笑)。
今年も残すところ2週間。年末ということで、在庫をチェックしました。いずれも在庫僅少。まあ、発行部数自体が僅少(6部~10部)ゆえ、発行した瞬間に在庫僅少になるのですが(笑)。


> 今回の『奇蹟を行なう男』冊子化で、残るは「ピノーキオ」のみです。ここまで来たら、こいつも……。迷っております。
作っちまいました。あはははは。
これで江戸門戸狂人、すっからかんです。
すっきりした気分で、いい正月を迎えられそう(笑)。
【追記2】12月21日
この記事の効果で、少し在庫が減りました。
現在、以下のようになっています。

発行部数が違うので、在庫の少なさが人気に直結するわけではありません。
もちろん、取り置きを頼まれている分は確保してあります。頼まれていないけれど、進呈を予定している分も。(発送のタイミングは極めていいかげんなのです)