2013年12月08日

戸田誠二

 近所のブックオフを散歩してきました。今日も昨日に続いてマンガを購入。
◎道満晴明『ニッケルオデオン【赤】』小学館・IKKI COMIX(12)
◎道満晴明『ニッケルオデオン【緑】』小学館・IKKI COMIX(13)
 昨日買った丸山薫『ストレニュアス・ライフ』と同じく、SFファンの友人に「ショートショートっぽいよ」と勧めてもらった本です。各話は8ページで、それぞれ13編収録。
ニッケルオデオン【赤】.jpg ニッケルオデオン【緑】.jpg
 もう1冊、またも戸田誠二を買いました。これで計8冊となります。これまでに何を買ったか、まとめておくことにします。
『美咲ヶ丘ite 1』小学館・IKKI COMIX(08)
『美咲ヶ丘ite 2』小学館・IKKI COMIX(10)
『スキエンティア』小学館・BIG SPIRITS COMICS SPECIAL(10)
『グリム奇譚』ぶんか社・Bunkasha Comics(12)
美咲ヶ丘ite1.jpg 美咲ヶ丘ite2.jpg スキエンティア.jpg グリム奇譚.jpg
『生きるススメ』宙出版・Next COMICS(03)
『しあわせ』宙出版(04)
『説得ゲーム』宙出版・Next COMICS(06)
『音楽と漫画と人』宙出版・Next COMICS(12)
生きるススメ.jpg しあわせ.jpg 説得ゲーム.jpg 音楽と漫画と人.jpg
 買うばかりで、まだ半分も読んでいません。ま、今さら反省もしませんけれど(笑)。
 今のところ、全部揃えようとは思っていなくて、目についた本が面白そうであれば買う、というスタンスです。
posted by 高井 信 at 17:09| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

久しぶりの古本屋(続)

 昨夜の記事の続きです。
 活字本、もう少し買いましたが、ここに書いても仕方がないような本ばかりなので省略。マンガと行きましょう。
 昨日行った店は、古本屋1軒、ブックオフ3軒。ブックオフのうち2軒はコミック20パーセント引きのセールをしていました。
◎田中圭一『あわひめ先生の教イク的指導♡』ぶんか社(13)
 こんな本が出てたか! 知りませんでした。新刊では見ないでブックオフで見てしまうという、まあ、よくあるパターンです。
◎中川貴賀『ほしにねがいを』講談社・アフタヌーンKC(13)
 ちょっと前、尾川健くんに「冒頭に『きまぐれ暦』からの一節が引用されてるよ~。話中でも星さん訳の『竹取物語』が出てくるよ~」と教えてもらいました。
 近所の書店(書店というより、雑誌屋、コミック屋。店舗面積はやたら広いけどね)を4軒回りましたが、いずれも店内在庫なし。今年6月発行の本なのになあ。マンガの品揃えすら悪いなんて……。結局、最初に見たのはブックオフとなりました。
 え~。主人公が星新一訳『竹取物語』を買うシーン(87ページ)。店主の顔、なんだか星さんに似てるなあ。で、その手には『きまぐれ暦』。
 尾川くん、ありがとうございました。
◎戸田誠二『美咲ヶ丘ite 2』小学館・IKKI COMIX(10)
 前にも書きました(→ここ)ように、ここんところ戸田誠二が気になっています。本書で7冊目。
◎丸山薫『ストレニュアス・ライフ』エンターブレイン・BEAM COMIX(11)
 SFファンの友人に「ショートショートっぽいよ」と教えてもらった本です。24話収録。
あわひめ先生の教イク的指導♡.jpg ほしにねがいを.jpg 美咲ヶ丘ite2.jpg ストレニュアス・ライフ.jpg
◎原作・平井和正/漫画・坂口尚『ウルフガイ 上 狼の紋章』マンガショップ(11)
◎原作・平井和正/漫画・坂口尚『ウルフガイ 下 狼の怨歌』マンガショップ(11)
 うわ! こんな本が出ていたとは!(驚)
 上巻『狼の紋章』は昔、奇想天外社の2冊本(79)で読みました(下の書影、右の2冊)。〈ウルフガイ〉シリーズのマンガ化作品はいろいろ読んでいますが、坂口尚バージョンが一番好き。『狼の怨歌』も読めるとは……。感無量であります。(しかも105円の2割引き!)
 巻末の刊行目録を見ると、『遊星仮面』『海底人8823』『スーパージャイアンツ』『宇宙エース』『怪獣王子』『エムエム三太』……。な、なんじゃ、このラインナップは!
ウルフガイ.jpg ウルフガイ(旧).jpg
◎水島新司『ドカベン①』秋田文庫(94)
◎水島新司『ドカベン②』秋田文庫(94)
 一昨日、鈴木則文監督の映画『ドカベン』を観ました。これを観るのは超久しぶり。あんまり覚えていなくて、こんなに原作に忠実だったのか、と驚いた次第。
 マンガをブックオフで見かけて、読み返したくなりました。といっても、もちろん全巻を読む気はありません。映画で描かれているのは(文庫では)2巻までなので、この2冊だけ購入。
◎原作・梶原一騎/作画・川崎のぼる『巨人の星 すべての始まり!!大リーグボール養成ギプス!』講談社・KPC(09)
◎原作・梶原一騎/作画・川崎のぼる『巨人の星 嗚呼熱闘甲子園!!血と涙の大優勝旗は誰の手に!』講談社・KPC(09)
◎原作・梶原一騎/作画・川崎のぼる『巨人の星 飛雄馬、今こそ夜空に輝く巨人の星をつかみ取れ!』講談社・KPC(09)
 川上哲治さんの訃報を受け、読み返したいなあと思っていたのです。『ドカベン』ほどではないけれど、これまた全巻を読むのはしんどいので、3冊だけ。といっても、こんなに厚いです。
ドカベン.jpg 巨人の星.jpg
posted by 高井 信 at 09:32| Comment(1) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年12月07日

久しぶりの古本屋

 たま~にしか行かない古本屋、たま~にしか行かないブックオフに行ってきました。どうして行かないかというと、うちから遠い(というか、うちから行くには交通の便が悪い)からです。出かけたのが遅かったせいもあり、帰宅も遅くなりました。
◎植松黎編訳『ポケット・ジョーク㉑夫と妻』角川文庫(90)
 このシリーズ、テンパイしました。(この記事参照)
◎イーデン・フィルポッツ『悪魔の首』学研・中学生痛快文庫(60)
「中学二年コース」昭和35年2月号・第3付録。タイトルを見ただけで面白そうと思い、買ってしまいました。帰宅して解説を読んだら――あ、『闇からの声』でしたか。
◎『岩波少年文庫解説目録』岩波書店(78)
◎早川書房編集部編『ミステリアス・ショーケース』ハヤカワ・ミステリ(12)
ポケット・ジョーク21.jpg 悪魔の首.jpg 岩波少年文庫解説目録.jpg ミステリアス・ショーケース.jpg
 今日はマンガをたくさん買いました。それらも含めて、また明日にでも。
posted by 高井 信 at 21:46| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

TVドラマ『黄金鯱伝説グランスピアー』

 先ほど、ちょっとテレビをつけたら、ミョーなドラマを放送していました。「オソガイ」なんて妖怪が出てくるし、「鯱神さま」なんて言葉も……。
 なんじゃこりゃ。気になって調べてみると――
 へえ、『黄金鯱伝説グランスピアー』ですか。名古屋のご当地ヒーロー・グランスピアーを主人公とした特撮ドラマとのこと。ぜ~んぜん知りませんでした。

 ははは。いいなあ(笑)。
 続けて観るかどうかわからないけれど、来週から録画予約しました。
 ちなみに、「おそがい」は名古屋弁で「恐ろしい」の意味です。
posted by 高井 信 at 11:30| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年12月06日

「イマジニア」復刊!

 渡辺晋(天瀬裕康)さんから「イマジニア」復刊第8号(2013年12月1日発行)を送っていただきました。
 え? なに? 「イマジニア」復刊!?
 驚かれた方も多いでしょう。私もその1人です。(「イマジニア」をご存じない方は、この記事をご覧ください)
 確かにまあ、「宇宙気流」も復刊されたし、「イマジニア」が復刊されても不思議はないのですが、それにしても……。
 ただノスタルジーに浸るだけではなく、内容がまた素晴らしいんですよね。ともあれ目次をご覧に入れましょう。(画像クリックで拡大表示されます)
イマジニア8.jpg 目次.jpg
 ね。読みたくなるでしょ。たとえば「怪奇の創造―城昌幸と星新一の未発表対談」とか……。これはまあ、最後まで読むと「やられた!」なんですけどね(苦笑)。
 表紙デザインが以前のものを(ほぼ)踏襲しているのも嬉しいです。誌名のロゴも(3号以降と)全く同じですし。
 渡辺さん、ありがとうございました。驚くとともに感動しております。

 以下、うちにある「イマジニア」全冊の書影です。第6号のみ欠。できれば揃えたいとは思いますが、これは至難の業でしょうね。
イマジニア1.jpg イマジニア2.jpg イマジニア3.jpg
イマジニア4.jpg イマジニア5.jpg イマジニア7.jpg

【追記】
 画像だけはあります。>「イマジニア」6号
イマジニア6.jpg
posted by 高井 信 at 13:04| Comment(2) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年12月04日

『この本読んだ? おぼえてる? 2』

 本日、近所のブックオフにて。
◎あかぎかんこ『この本読んだ? おぼえてる? 2 教科書で習ったお話編』フェリシモ出版(01)
この本読んだ?おぼえてる?2.jpg 子どものころに教科書で読んで、なぜか忘れられない話。しかし、作品名も作者も思い出せない……。
 そんな作品を“こどもの本の探偵”あかぎかんこが探し出します。
 私がこの本を手に取ったのは、もしや? と思ったからです。
 目次を見ますと――おお、ありましたありました。80ページ「珍しいSF作品」として、星新一「おみやげ」、小松左京「宇宙人の宿題」(なぜか漢字)が採り上げられています。
 実際の掲載ページの画像もあり――ほお、こういう誌面構成ですか。
 もちろん作品自体は文庫本などで容易に読めるわけですが、教科書を目にする機会は極めて少ないですから、なんだか嬉しいですね。イラストも見られますし。
おみやげ.jpg 宇宙人の宿題.jpg
 それはいいのですが、「珍しいSF作品」の冒頭に――
>教科書にSFが載ることは滅多にないと思いますが、それはおそらくSFというジャンルに
>短編が少ない、それと多分に批判精神を持っている……からじゃないのかな、と私は
>思っています。
 SFに短編が少ない? ほんと?
 まあ、このとき以来、あかぎかんこ(赤木かん子)の書くことには眉唾なのですが。

 手塚治虫のエッセイ「アニメーションとわたし」(この記事参照)も採り上げられています。へえ、これは書き下ろしだったのですか。
posted by 高井 信 at 21:42| Comment(6) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年12月01日

『夜鳥』

 モーリス・ルヴェル『夜鳥』春陽堂(28)ゲット!!!!!
 いやあ、長かったですねえ(感涙)。

 ルヴェル初体験は、はっきりは覚えていませんが、おそらく高校生のころに読んだジュール・ヴェルヌ『八十日間世界一周』東京創元社・世界大ロマン全集(57)に併録されていた「モーリス・ルヴェル短編集」(全14編)だろうと思います。
夜鳥(春陽堂).jpg 八十日間世界一周.jpg
 時は流れ、私はショートショートの研究を始めました。その資料としてルヴェルの本も揃えておこうと考えたのですが……。
「別冊宝石32 世界探偵小説全集5 フランス傑作篇」岩谷書店(53/全14編。世界大ロマン全集と同一)は簡単に入手。『ルヴェル傑作集』創土社(70/全25編)はちょっぴり苦労して入手。『夜鳥』創元推理文庫(03/全31編。春陽堂版に1編増補)は新刊で購入。しかし、そのあとは……。
別冊宝石.jpg ルヴェル傑作集.jpg 夜鳥(創元推理文庫).jpg
 インターネット時代、お金さえ出せばすぐに買えるわけですが、読む気もない本(収録作品はすべて、創元推理文庫『夜鳥』で読めます)に1万だの2万だのを出す気にはなれません。気長に待っていれば、いつか買えるだろうと思っていましたところ、ようやく! その「いつか」がやってきました。リーズナブルなお値段で買うことができ、大納得であります。
 あと残るは『青蝿』博文館文庫(39/全29編。春陽堂『夜鳥』から1編割愛)ですが、『夜鳥』以上に入手は難しそうです。まあ、これも読む気はないわけですし、気長に待ちましょう。

【追記】
ブックハンターの冒険.jpg ふと思い出して、牧眞司『ブックハンターの冒険 古本めぐり』学陽書房(00)に収録されている「忘れられた作家、モーリス・ルヴェル」を読み返しました。
『青蝿』は――
>『夜鳥』から二篇をのぞいた文庫化
 と書かれています。ん? 記事本文では1編割愛と書きました。私は実物を持っていないので、ネット検索です。2編? 1編? どっちなんでしょ。
 それにしても牧くん、春陽堂『夜鳥』をずいぶん高く買ったみたいです。私の買値(たぶん9割くらい安い)を聞いたら卒倒するかも(笑)。いやもちろん、創元推理文庫で再刊される前とあとでは価値が全く違いますから、そんな比較は意味がないですが。

【追記】12月3日
 調べてみましたら、2編割愛のようです。>『青蝿』
posted by 高井 信 at 16:50| Comment(2) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする