2013年08月31日

『Hな人人』ほか

 所用で外出。用事が終わったあと、行きつけの書店に行きました。まずは気になる『つぎはぎプラネット』チェック(笑)。
 2箇所で平積みになっていました(嬉)。
つぎはぎプラネット1.jpg つぎはぎプラネット2.jpg
 馴染みの店員さんに聞くと、初日は馬鹿売れ、2日目以降は落ち着いているそうです。「待ちかねたように買っていく人が多かったです」とのこと。店長(30年来の友人)に「3刷決定だってさ」と話すと、「それはすごい」と驚いていました。
 その後は店内物色。以下の3冊を買いました。
◎眉村卓『職場、好きですか?』双葉文庫(13)
 ショートショート集。初刊は勁文社(87)です。ケイブンシャ文庫(88)に続く2度目の文庫化。
◎岡崎武志『蔵書の苦しみ』光文社新書(13)
 帯に「2万冊超の本に苦しみ続けている著者が、格闘の果てに至った蔵書の理想とは?」とあります。身につまされたくて(笑)購入。しかし店長には「2万冊くらい、大したことない」と、ばっさり斬られました。私の周囲、こんな人が多いなあ(笑)。
◎渡辺浩弐『Hな人人』星海社FICTIONS(13)
 ショートショート集。へえ、こんな本が出てましたか。ちなみに、「H」は「ひきこもり」の頭文字とか(笑)。
職場、好きですか?.jpg 蔵書の苦しみ.jpg Hな人人.jpg
 書店を出て、古本屋やブックオフを少しだけ。
◎ジャック・ウイリアムスン『なぞの宇宙ロボット』偕成社・SF名作シリーズ(67)
『ヒューマノイド』の子ども向け翻訳とのこと。ジャック・ウイリアムスンは好きな作家の1人で、もちろん『ヒューマノイド』は既読ですが、安かったので、つい……。こういうことをするから、本が増えるのです。>蔵書の苦しみ(笑)
◎なるしまゆり『少年怪奇シリーズ1 隣の町で死んだひと』あすかコミックス(00)
◎なるしまゆり『少年怪奇シリーズ2 終電時刻』あすかコミックス(02)
 ちょっと前に、何かのきっかけでこの作品の存在を知り、気になっていました。
◎藤子・F・不二雄『T・Pぼん(全5冊)』アイランド・コミックス(02)
 うわー、懐かしい! と思わず購入。
なぞの宇宙ロボット.jpg マンガ.jpg
posted by 高井 信 at 20:26| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月30日

『たいむましんにのって』

 ちょっと前から、新たな自家製本を作っていました。で、先ほど完成。
 こんな本です(文庫サイズ、カバー、帯、52ページ)。
たいむましんにのって.jpg
 どんな内容か。
 あとがきを書きましたので、それから抜粋します。

       *         *         *

 大昔に書いた原稿がはいっているダンボールを整理していて、面白いものを発見しました。
 タイトルは「たいむましんにのって」。――おぼろげな記憶が残っているような、残っていないような……。読んでみても、これまた覚えているような忘れているような……。
 執筆時期は明記されていませんが、文中に「同棲時代の日々を過ごしていた」とあり、おそらく映画『同棲時代』が話題になっていたころ(劇場公開は一九七三年四月十四日)に書いたものと思われます。私は十五歳、あるいは十六歳……。中学でないことは確かなので、高校一年のときでしょうか。いや、初稿を書いたのがそのころで、この原稿自体はその後に改稿したものという可能性もあります。確定はできませんが、いずれにしても高校二年以前であることは間違いないと思います。要するに、約四十年前です。
 四百字詰め原稿用紙二十九枚。残念ながら未完です。
 なぜ途中で書くのをやめたのか、いまとなっては確かめる術はありませんが、まあ、想像はつきます。当時の私は、ここまで書くだけで息切れしてしまったのでしょう。
 このあと、どのような展開を考えていたのか。当然のことながら全く覚えていませんが、幸いなことに――と言ってよいのか、ノートに汚い字で走り書きされたプロット・メモが残っていました。
 ご覧に入れましょう。
―プロット略―
 以上です。
 これを読むと、そんなに長い話を構想していたわけではないとわかります。せいぜい六十枚か七十枚でしょうか。長めの短編ですが、あのころの私にとっては大長編の感覚であったことは想像に難くありません。
 本書にはもう一編、ショートショート「自殺するには……」が収録されています。これは私が中学三年の冬に書いたもの。私が書いた初めてのショートショートです。「たいむましんにのって」と密接な関係があることは明らかなので、併録することにしました。
―中略―
 ここには間違いなく、四十年前の私――熱狂的なSFファンで、とりわけスペースオペラやショートショートが大好きで、小説を書き始めたばかりの私がいます。
 お楽しみいただければ幸いです。

         *              *              *

 ますます手慣れてきました(苦笑)。
posted by 高井 信 at 20:30| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月29日

『つぎはぎプラネット』こぼれ話

『つぎはぎプラネット』は最後の最後まで、さまざまな検討を続けていました。
 本書冒頭「SF川柳・都々逸 101句」に収録されている1句に関しても、土壇場で生まれた、ちょっとドラマチックなエピソードがあります。解説には書けなかったので、ここで披露することにしましょう。

 本書で、星新一さんの雅号は「笑兎」としました。しかし、こう結論するにも紆余曲折があったのです。
 念頭にあったのは、本書巻末の「星新一ショートショート全作品読破認定証」のイラストです。笑っている兎――すなわち「笑兎(ショート)」の下に小さく「2」と添えられています。
 星さんの雅号は「笑兎2」なのかなと判断し、そのまま作業を続けていたのですが、何か心に引っかかります。
「SF川柳~」は、特に明記はされていませんが、実は「星マリナ選」です。マリナさんがテキストとして使われたのは単行本『SF川柳傑作選』徳間書店(87)だけで、掲載誌はノーチェックのはず……。
 念のため、川柳の座談会が掲載されている「SFアドベンチャー」をチェックしてみたところ、驚くべき事実が判明したのです。
・「SFアドベンチャー」1980年2月号
 タイトルページで、星さんの雅号は「神一」と記載。短冊(直筆)の写真も掲載されていて、そこにも「神一」。(この雅号は忘れていました)
・「SFアドベンチャー」1984年2月号
 タイトルページで、星さんの雅号は「笑兎」と記載。しかしながら、色紙(直筆)の写真も掲載されていて、そこには「笑兎2」。
・「SFアドベンチャー」1984年6月号
 タイトルページで、星さんの雅号は「笑兎」と記載。短冊(直筆)の写真も掲載されていて、そこにも「笑兎」。
1980年2月号(短冊).jpg 1984年2月号(色紙).jpg 1984年6月号(短冊).jpg
 これらを確認した上で、最終的に「笑兎」としたのですが、「ちょっとドラマチックなエピソード」というのは、このあとの展開です。
 こういった検証の過程で、「こんなふうになってますよ」と、マリナさんと担当編集さんに当該ページをスキャンして送ったのですね。
 するとマリナさん、「1984年6月号の短冊に書かれている“核兵器 使わなければ 粗大ゴミ”って、読んでないような気がする。これ、単行本に収録されていないのでは?」。
 調べてみると、確かにその通り。本文中ではこの川柳に関する発言はなく、短冊の写真のみでした。単行本では写真はカットされていて……。
「これ、気に入ったので、作品を差し替えます」とマリナさん。まさに瓢箪から駒!
 このときすでに7月上旬だったか中旬だったか。ゲラ校正をしている最中の出来事でした。
 楽しいエピソードなので解説に書き加えたい衝動に駆られましたが、これを書くと、大幅に枚数が増えてしまいます。この段階では厳しいかなと考え、断念しました。
 ここで披露でき、すっきりしています。ブログやってて、よかった~(嬉)。
posted by 高井 信 at 15:43| Comment(7) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月28日

「“ショートショートの神様”が遊んでる!」

波.jpg 本日は星新一『つぎはぎプラネット』の発売日です。皆さま、すでに入手されたでしょうか。
 まるでこの日に合わせたかのように、新潮社のPR誌「波」9月号が届きました。
 新井素子さんの「“ショートショートの神様”が遊んでる!」掲載。言うまでもなく、『つぎはぎプラネット』の書評です。
 さすが新井さん、よくわかってますねえ。そうそう、その通り、と何度も頷きながら読みました。
 素晴らしい書評者を得て、この本は(そして、私を含む関係者すべても)幸せです。新井さん、ありがとうございます。
 皆さんも書店に行かれましたら、ぜひ「波」を手にお取りください。大きな書店でしたら、置いてあると思います(無料です)。

 あ、そうそう。勘違いしている方もおられるようなので、ここに書いておきます。
『つぎはぎプラネット』は「単行本未収録作品集」であって、決して「未発表」や「没作品」ではありません。つまり、この本に収録されている作品はすべて、以前から読むことが可能だったのです。もちろん、全作品を読むのはものすごく困難ではありますけれど。
 その点、よろしくお願いします。
posted by 高井 信 at 16:31| Comment(1) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月27日

『縊死体・ビルジング』ほか

 北原尚彦さんからは『宇宙戦艦ヤマト2199薄い本』以外に、以下の本を送っていただきました。
縊死体・ビルジング.jpg◎夢野久作『縊死体・ビルジング』十三舎豆本探偵小説選集(13)
 またもマッチ箱サイズ。十三舎の豆本(ここここ)って、よくできているんですが、ちょっと小さすぎるかなあ。【註】下の3冊とは画像の縮小率が違います。
◎フョードル・ソログーブ『いい香のする名前―ソログーブ童話集―』盛林堂ミステリアス文庫(13)
 盛林堂ミステリアス文庫の最新刊です。
◎島久平『復刻叢書7 怪犯人赤マント』私家版(13)
◎島久平『復刻叢書8 任侠一本刀』私家版(13)
「復刻叢書」の新刊2冊です。『任侠一本刀』には「掌編時代小説集(11編)」も収録。編集発行人・戸田和光さんの地道な活動には本当に頭が下がります。
いい香のする名前.jpg 怪犯人赤マント.jpg 任侠一本刀.jpg
 北原さん、ありがとうございました。
 これからもよろしくお願いしますね。
posted by 高井 信 at 22:44| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『宇宙戦艦ヤマト2199薄い本』

 北原尚彦さんから、代理購入を頼んでいた本が届きました。いつもありがとうございます。
 いずれも嬉しいですが、今回特に到着を心待ちにしていたのは田中圭一『宇宙戦艦ヤマト2199薄い本』はぁとふる売国奴(13)です。田中圭一本人が発行した同人誌!
宇宙戦艦ヤマト2199薄い本.jpg 正確に言うと、これは代理購入を頼んでおいたものではありません。「こんな本、買ったよ~。ダブってるよ~。欲しい~?」とご連絡いただき、もちろん私は田中圭一の大ファンですから、「うわー、そんな本が出てるの。知らなんだ~。欲しい欲しい」とまあ、そういうことなのでした。ほんと、ありがたいですね。
 サンデーコミックスを模した装幀ですが、その判型はB5判という巨大さ。それで本文32ページ。タイトルに偽りなく、薄さが際立っています。
 内容は……。皆さんご想像の通りです(笑)。
 シモネタ・ヤマト、楽しませていただきました。
posted by 高井 信 at 17:35| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月26日

『吸血鬼』復刻!

 東京の古書店「書肆盛林堂」が発行している盛林堂ミステリアス文庫はマニアックなラインナップでファンを喜ばせています。
 先ほど、サイト「盛林堂のきまぐれ店番日記」を見ましたら――
 おお、今度はマルセル・シュオブ『吸血鬼』新潮社(24)の復刻ですか。で、「巻末には、矢野目源一の詩集『光の処女(籾山書店・1920年)』と『聖瑪利亜の騎士(籾山書店・1925年)を併録予定」とのこと。
 これはすごいなあ。
 言うまでもないのかあるのか知りませんが、マルセル・シュオブはショートショートの先駆者として要チェックの1人です。ショートショートの資料としてリストアップしているのは以下ですが、綿密な調査は行なっておらず、重要な本が抜けているかもしれません。
『吸血鬼』新潮社・海外文学新選(24)/『黄金仮面の王』コーベブックス(75)
『シュオッブ・コント集』第三書房(68)
『架空の伝記』南柯書局・シュオブ小説全集(80)
『黄金仮面の王 =シュオブ短篇選集=』国書刊行会・フランス世紀末文学叢書(84)
『少年十字軍』王国社(90)/王国社・海外ライブラリー(98)
黄金仮面の王.jpg 少年十字軍(90).jpg 少年十字軍(98).jpg
 私が所有しているのは書影の3冊のみ。『吸血鬼』、欲しかったんですよねえ。嬉しい。
 盛林堂の発行物はいつも北原尚彦さんに代理購入をお願いしています。今回もよろしくお願いいたします。
posted by 高井 信 at 09:32| Comment(2) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月23日

『夢魔の標的』

夢魔の標的(復刊).jpg 新潮文庫・編集部さまより、星新一『夢魔の標的』新潮文庫(1977年12月20日発行/2013年8月25日26刷改版)を送っていただきました。ありがとうございます。
 新潮文庫の復刊(改版)ですが、ただ版を改めただけではありません。解説が石田健夫から梶尾真治にバトンタッチされたのですね。ほぼ評論と言ってもいい石田版と比して、梶尾版はプライベートな思いやエピソードが満載の、ほぼエッセイ。梶尾真治の星新一に対する敬愛が爆発しています。解説は全9ページなんですが、その7ページ目の最終行でようやく「さて、やはり最後には本書「夢魔の標的」に触れておくべきだろう。」と(笑)。
 梶尾真治は「SFマガジン」の連載(1963年12月号~1964年6月号)で『夢魔の標的』を読んだとのこと。うひゃあ、半世紀前!
 もちろん梶尾真治は、それ以前から星新一の作品を愛読しているわけで……。半世紀以上の年月を経て、なおこれだけの想いを抱かれ続けている星新一、やはりすごいです。

 以下の書影は――
 早川書房・日本SFシリーズ(64)/ハヤカワJA文庫(73)/新潮社・星新一の作品集(74)/新潮文庫(77)
夢魔の標的(日本SFシリーズ).jpg 夢魔の標的(ハヤカワJA文庫).jpg 夢魔の標的・声の網.jpg 夢魔の標的(新潮文庫).jpg
 ちなみに、私は『夢魔の標的』をハヤカワJA文庫で読みました。発売されて、すぐに読んだと思います。この本の発行は1973年3月15日。――ということは、中学を卒業する寸前ですね。う~~~む、40年前ですか……。

 ん? ふと気がつけば、梶尾さんは私より10歳年上です。ということは、ちょうど同じ年ごろで『夢魔の標的』を読んだことになりますね。だからどうだということもありませんが……。
posted by 高井 信 at 16:27| Comment(7) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月22日

『それは森から始まった』

 今日は朝起きてから、落ち着かない時間を過ごしていました。というのも、星新一『つぎはぎプラネット』見本ができるのが昨日で、すぐに発送すると聞いていたからです。もう楽しみで楽しみで!
 何も手につかず、かといって、何もしないのもつまらない。で、思いついたのは昨日の記事です。
> そんなこんなで、「ソレは森からはじまった…」を豆本にしたいなあ~なんぞと、
>ぼんやりと思っております(笑)。
 これだ!(笑)――とはいえ、豆本は面倒だなあ。文庫本サイズにしよう。
それは森から始まった.jpg さっそく、(こまごまと修正しながら)テキスト入力。ふと思って改題したり、あとがきを書いてみたり……。その最中、『つぎはぎプラネット』が届き、作業中断。ざーっと眺め、感慨に耽りつつブログに記事(さっきの記事です)をアップしました。その後もしばらく、本を手ににまにましていたのですが、中身に関して言えば、隅から隅まで飽きるほど何度も読んでいるんですよね。さすがに愛でることにも飽き、中断していた作業を再開しました。
 割付けして、印刷・製本。『つぎはぎプラネット』刊行祝いに帯も作っちゃえ(笑)。
『迷える森の若者』文庫バージョンと同じく10部作製。どうせ販売する気はないので、今回は「非売品」と明記しました。
 どんどん手慣れていきます。喜ぶべきことなのか(笑)。
posted by 高井 信 at 15:26| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『つぎはぎプラネット』

 星新一『つぎはぎプラネット』新潮文庫(13)が届きました!
つぎはぎプラネット.jpg 星マリナさんの依頼で、星新一さんの初出リストを作り始めたのが2011年の春でした。山本孝一さんと和田信裕さんに協力をお願いし……。
 あれから2年あまり、こうして単行本未収録作品集の刊行として結実したわけです。いやあ、感無量でありますねえ。いろいろと書きたいことはあるんですけれども、こうして本を手に取ると、すべてが吹き飛んでしまいます。
 マリナさんはもちろん、この間ずっと手伝ってくれた山本さん、和田さん。最終段階(未収録であるか否かのチェック)で協力してくれた新井素子さん、牧眞司くん。ほかにも、ピンポイント(作品や情報の提供)で協力してくれた友人たち……。
 皆さん、ありがとうございました。そして、お疲れさまでした。

 書店に並ぶのは今月28日と聞いています。今しばらくお待ちくださいね。>星新一ファンの皆さま
posted by 高井 信 at 13:30| Comment(15) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月21日

「理大学生新聞」

 先日の記事で――
> あと、「理大学生新聞」の3号と4号が数部ずつ。どちらにも私のショートショートが
>掲載されています。これも1部しか残っていないと思っていました(嬉)。
 と書きました。
 ダンボールの奥底に眠っていたのは3号(1977年6月28日)と4号(1977年11月17日)だけではなく、第1号(号数表記なし/1977年4月12日)もです。なぜか2号はありませんでした。
 3号に掲載されているのは「ソレは森からはじまった…」です。「NULL」2号(1974年5月31日)に掲載された「森―何となくWAPテーマ的な…―」の改稿版。ひとりの男の日記形式で書かれています。こんなバージョンがあったんですねえ。すっかり忘れていました。
 4号に掲載されているのは「大騒動の果に」です(某ペンネーム使用)。これは「理大学生新聞」が初出。のちに「日本消失」と改題・改稿し、『夢中の人生』講談社(88)に収録しました。
 1977年って、私が大学に入学した年です。すごい行動力ですねえ。いやあ、元気でした。
理大学生新聞.JPG 理大学生新聞3号.JPG 理大学生新聞4号.JPG
 大学関係の発行物には、ほかにもショートショートを書いています。
「書籍の窓」第20号(東京理科大生協書籍部/1979年11月21日)に掲載された「銀行強盗ブーム」です。この作品はのちに「奇妙な銀行強盗」と改題・改稿し、「Sun Power」1981年3月号(倫理研究所)に掲載。『うるさい宇宙船』集英社文庫コバルトシリーズ(83)に収録しました。
書籍の窓.jpg サンパワー.jpg
 そんなこんなで、「ソレは森からはじまった…」を豆本にしたいなあ~なんぞと、ぼんやりと思っております(笑)。
posted by 高井 信 at 09:10| Comment(2) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月20日

TVドラマ『河童の三平 妖怪大作戦』

 10日ほど前、古くからのSFファンの友人・Iさんの訃報に接しました。私より1歳か2歳年上。特に親しいわけでもありませんでしたが、30年以上、浅く長い付き合いが続いていました。
BIOMECHANOID87.jpg 知り合ったのは、確か半村良ファンクラブ〈続・半村良のお客になる会〉の月例会(大阪)だったと思います。半村良は言うに及ばず、筒井康隆、平井和正、映画『スター・ウォーズ』、H・R・ギーガー、そして水木しげるの大ファンにしてコレクター。ものすごくアクティブに活動されていました。各種ファンジンも発行。右の書影はそのうちのひとつ――H・R・ギーガー・ファンクラブの会報「BIOMECHANOID87」(1987年12月発行)です。
 いつの間にやら大阪で古本屋を開店させていて、びっくり。私が大阪に住んでいたときには、ちょくちょくお店に足を運びました。もっとも、本を買うことは滅多になく、主目的は世間話でしたが。
 最後に会ったのは数年前でしたか、相変わらず豪快に言いたいことを言っていました(笑)。
 そんなIさんを偲びつつ、先日から昔のTVドラマ『河童の三平 妖怪大作戦』を観ていました。何年か前、だいぶ前の再放送をDVDに焼いたものの、そのときは観なかったのです。

 昨夜、ようやく全26話を観終わりました。このころのドラマって、やっぱり好きだなあ。古き良き時代を満喫しました。
 以下の書影は、水木しげる『復刻版 河童の三平(全4巻)』サラ文庫(76)です。ストーリーはTVドラマと全く違います。
河童の三平.jpg
 Iさん、安らかにお眠りください。ご冥福をお祈り申し上げます。
posted by 高井 信 at 17:09| Comment(6) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月18日

簡易豆本 Part2

 昨日、大昔に書いた原稿のはいっているダンボールを整理しました。
 そのなかに――
 おお、これが残っていたのか!
 大学時代、友人から聞いた話を小説化したものです。その友人も友人から聞いたとのことで、作者は不明。一種の推理クイズなのですが、よくできているし、それに何より面白い。とにかく形として残しておきたいと思って小説化し、懇意にしている編集さんに読んでもらいました。
「面白いけれど、これ1作だけでは……。あと何作か書いて、連載できませんか?」
 そんなことを言われても……(苦笑)。
 結局、この話は立ち消えになりました。ダンボールにはいっていたのは、おそらく下書きと思われますが、ほぼ完成に近い形です(原稿用紙12枚)。
 おっしゃ。これを豆本にしよう。
 前回と同じく自己流ですが、今度は思い切り凝りました。背文字、ジャケット、帯、遊び紙。さらには、実は結末のページが袋とじになっています。
 作るのに半日かかり、大変でしたけれど、満足しています。これだけのものができれば、自己流でも充分みたいな気がしてきました。難点は、めちゃ面倒臭くて、大量生産できない(というか、その気になれない)という点です。
ジャケット.JPG 本体.JPG

【追記】8月19日
 とまあ、そんなわけ(コメント欄参照)で、普及版を作りました。
 文庫サイズにして、背文字、ジャケット、帯、遊び紙、いずれも不採用。袋とじだけは採用しました。いやまあ、その気になれば、切らなくても覗けちゃうから、無駄な手間と言えば言えるんですけどね(笑)。
 製本作業は、昨日の豆本とは比べものにならないほど楽でした。とりあえず10部作製。販売予定はありませんが。
迷える森の若者.JPG
posted by 高井 信 at 19:07| Comment(3) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月17日

まぼろしの「あとがき」

 8月前半、なぜだか雑事続出。さほど手間や時間のかかる事案ではないのですけれど、気忙しい毎日を送っていました。ところが本日、まるでエアポケットのように何もなく……。
 ふと思い立って、原稿用紙のはいっているダンボールを整理することにしました。上のほうだけでしたら何度も見ているのですが、底まで掘った(笑)のは初めてです。
 いやあ、出てくる出てくる。記憶にあるもの、記憶にないもの、あれこれあれこれ。懐かしかったり首を傾げたり……。
 この記事に生原稿の画像を掲載した「目覚時計」も、さらに2種類の生原稿が出てきました。どれが初稿かな。比較すれば判明するかもしれませんが、面倒なので放置(笑)。
 書いた記憶のない原稿もいくつかありました。たとえば、こんなのです。(画像クリックで拡大)
あとがき(1枚目).jpg
あとがき(2枚目).jpg
あとがき(3枚目).jpg
 明らかに処女出版のショートショート集『うるさい宇宙船』のために書いたものですが、本を見ていただければわかる通り、実際には使われていません。まあ、没にしたのはわからないではないですけれど(苦笑)、覚えてないのは情けない……。
 生原稿だけではありません。こんなパンフレットもありました。(画像クリックで拡大)
スーパーSF(表).jpg スーパーSF(裏).jpg
 池袋の文芸地下劇場のものです。すごいラインナップですね。
 挟まれていた上映スケジュールのチラシから、1979年(大学3年のとき)のものと判明しました。1日に3作品ずつ上映されていたようですが、いったいどの日に足を運んだのでしょうか。――これまた、全く記憶にありません。
 嬉しいものも出てきました。
 私が高校生のころに作ったファンジン「デパート殺人事件」です(→この記事参照)。これ、1冊しか残っていないと思っていたんですよね(嬉)。
 あ、こんなのが大好物そうな人の顔が何人か頭に浮かびました。心当たりの方は、「くれ~」と連絡してください。いいことがあるかも。
 あと、「理大学生新聞」の3号と4号が数部ずつ。どちらにも私のショートショートが掲載されています。これも1部しか残っていないと思っていました(嬉)。
 楽しかった~。>ダンボール
posted by 高井 信 at 16:05| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月14日

モンブラン149

 堀晃さんの日記を読みに行ったら――
 おおっ、モンブラン149!
 若き日、憧れの万年筆でした。当時の定価は25000円くらいでしたか。貧乏学生に手が出せる代物ではなく……。
 大学3年のとき、SF専門誌「奇想天外」でデビュー。確か2作目の原稿料で、意を決して買ったのです。この万年筆でどれだけの作品が生み出されたことか。
 ペン先が潰れ、2本目を買いましたが、ほどなくしてワープロ時代が訪れ……。あまり使わないまま、現在に至っています。もう使うことはないでしょうけれど、2本とも大切にしています。
モンブラン149.JPG

【追記】
 処女長編『名古屋1997』も、もちろんこの万年筆で書きました。この原稿はファイルに綴じて保存してあります。
名古屋1997.JPG
 ちなみに、このころはパーカーで書いていました。高校の入学祝い。3000円くらいと思いますが、それでも高校生にとっては超高級品です。
posted by 高井 信 at 23:31| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「宇宙塵」終刊号

 SF同人誌「宇宙塵」204号が届きました。終刊号です。2010年に主宰の柴野拓美さんが亡くなり、いつかこの日が来るだろうと思っていましたが、実際に終刊号を手にすると、胸に込み上げるものがあります。高校時代に入会して以来40年間、ずっと会員だったのです。(この記事参照)
 終刊号は、柴野さんの追悼集『塵もつもれば星となる 追憶の柴野拓美の別冊というか姉妹編というか。掲載されている論考、インタビュー、座談会――どれも読みごたえがありますし、さらには付録DVD「『宇宙塵』等各号表紙及び掲載記事一覧」! これは貴重な資料ですね。
 いずれ「柴野拓美さんを偲ぶ会」サイトに通販のお知らせがあると思います。入手ご希望の方は、チェックしてみてくださいね。
宇宙塵.jpg 宇宙塵(付録).jpg
 さて。
 今日は所用で出かけていました。この炎天下、自転車で30キロ弱(笑)。いやあ、暑かったですねえ。
 新刊書店に寄り――
◎真鍋博・星新一『真鍋博のプラネタリウム 星新一の挿絵たち』ちくま文庫(13)
 新潮文庫(83)の再刊。これ、楽しい本だよなあ。いくらでも続刊は出せるわけで、第2弾、第3弾を期待します。あ、できるものなら『和田誠のテラリウム 星新一の挿絵たち』も。
◎澁澤龍彦訳『暗黒怪奇短篇集』河出文庫(13)
『幻想怪奇短篇集』河出文庫(13)の姉妹編。
真鍋博のプラネタリウム(ちくま文庫).jpg 真鍋博のプラネタリウム(新潮文庫).jpg 暗黒怪奇短篇集.jpg
 ブックオフにも寄り――
◎戸板康二『最後のちょっといい話 人物柱ごよみ』文春文庫(94)
 著名人のユーモア逸話集。文庫版(全4冊)の最終巻です。ついでなので、全巻の書影をアップしておきましょう。
最後のちょっといい話.jpg ちょっといい話.jpg 新ちょっといい話.jpg 新々ちょっといい話.jpg
posted by 高井 信 at 20:22| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月13日

簡易豆本

 豆本作りの本を買ってから、1ヶ月以上が経ちました(この記事参照)。その気満々なのですけれど、なかなかまとまった時間がとれず、いまだ手つかずです。
 本日、とりあえず気分を高めるために、簡易豆本を試作してみました。中身は何でもいいので、目についたショートショートを(笑)。
 完全に自己流。あーでもない、こーでもない、と試行錯誤&四苦八苦すること2時間あまり。こんなのができました。中綴じで、表紙とも12ページです。
表紙.JPG 中身.JPG
 ちゃんとした豆本を作りたいと思っていたけれど、これでも悪くないかも。――あ、いや、志を低くしてはいけませんね(笑)。
 ちなみに、製作したのは3部です。
posted by 高井 信 at 20:08| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月12日

『嗚呼!!花の応援団』

 マンガにおける最強キャラクターを考える場合、こと人間に限れば、 『ガクエン遊び人』の助清くんが有力候補になることは間違いないでしょう。ふと、人間の女性部門があったら? と考えて――
 私の頭に閃いたのは、どおくまん『嗚呼!!花の応援団』のみすずちゃんでした。かの青田赤道すら敵わない、まさに最強! あの強烈なキャラクターは私の脳裡に深く刻み込まれています。
 数年前、理由は忘れましたが、無性にみすずちゃんが恋しくなって、さりとてマンガは手元になく……。そういうときは古本です。当時はかなり足しげく古本屋を回っていましたので、その際にちょっと気をつけていましたところ、確か1~2週間で4冊を買うことができました。みすずちゃんに会いたいだけですから全巻を揃える必要はなく、これで充分です。
『嗚呼!!花の応援団⑥』アクションコミックス(77)
『嗚呼!!花の応援団⑬』アクションコミックス(79)
『嗚呼!!花の応援団⑭』アクションコミックス(79)
『嗚呼!!花の応援団⑮』アクションコミックス(79)
嗚呼!!花の応援団6巻.jpg 嗚呼!!花の応援団13巻.jpg 嗚呼!!花の応援団14巻.jpg 嗚呼!!花の応援団15巻.jpg
 15巻に収録されている第109話「みすずのお見合いの巻」では、みすずちゃん大活躍! 魅力大爆発!
 タイトルページ(下の画像/左)を見て、この姿でお見合いに臨むのかと思ったら、ホテルに現われたみすずちゃんは……。ふだん(ほとんど裸です)でもインパクト抜群なのに、さらにパワーアップし……。画像を載せたいですが、自主規制します(笑)。――いやもう、大満足したのでした。
みすずちゃん.jpg 嗚呼!!花の応援団(ビデオ).jpg
『嗚呼!!花の応援団』は実写映画化もされています。昭和に作られた3部作(1976~77年)、平成の1作(1996年)。
 うちには平成版のビデオがあります(上の画像/右)。今晩、久しぶりに観ようかしらん。あ、でも、平成版にはみすずちゃんが出ないんですよね。う~~~む、残念。
posted by 高井 信 at 14:17| Comment(7) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月11日

「ミラー・ボール」あれこれ

 先月22日の記事で、最相葉月『星新一 一〇〇一話をつくった人』新潮社(07)を読んで、星新一「ミラー・ボール」がすっごく気になった、と書きました。
 この件に関して、山本孝一さんから情報をいただきました。
 山本さんが「ミラー・ボール」の存在を知ったのは、星さんの「天国からの道」が「SFマガジン」誌に再録された際、そこに書かれていた解説によって、とのこと。
 へえ、そんなのがありましたか。
 調べてみますと、「天国からの道」が再録されているのは「SFマガジン」2000年2月号(525号)です。このころの「SFマガジン」はうちにはほとんどないのですが、幸いなことにこの号はピンポイントで持っていました。
 さっそく確認。「天国からの道」再録ページの解説(吉井一彦)には、確かに「ミラー・ボール」のことが書かれています。しかも、簡単な内容紹介つきで。
 いやあ、読んだと思うんですが、すっかり忘れていましたねえ。情けない……。
 さらに、解説には――
> 私が「ミラー・ボール」の存在を知ったのは七七年、宮崎惇の書いた一文によってである。
 ええー、そうだったの? 驚きましたねえ。
 で、当然のことながら「宮崎惇の書いた一文」とは何か? それが気になります。
 たぶん、これだろう。――私は宮崎さんの論考集『空想科学小説の諸相』私家版(72)を手に取りました。収録されている「幻想と科学と文学と―日本SFの土壌―」を読んでいきますと、確かにありました。宮崎さんと星さんの間で交わされた書簡のなかに、大きく言及されています(95~96ページ)。この本を入手したのは大学生のときで、当然すぐに読んだはずですが、これまた全く覚えていません。情けない……。
SFマガジン525号.jpg 空想科学小説の諸相.jpg コスミコン’77.jpg
 で、はたと思い出したのが、この論考(というか記録集)が再録された「宇宙塵20周年を祝う会 COSMICON'77」のプログラムブックです。再録にあたって「宇宙塵・その出発」と改題され、また半分ほどに縮められていますが、「ミラー・ボール」のくだりは削られていません(25~26ページ)。発行年も一致していますし、解説に書かれている「七七年、宮崎惇の書いた一文」というのは、これに間違いないですね。
 ちなみに、「幻想と科学と文学と―日本SFの土壌―」の初出は「文学小諸」4号(1968年8月)とのこと。これは未確認ですけれど、1968年の時点で「ミラー・ボール」の存在は明らかにされていたということになります。書簡によれば、掲載誌「劇場」は星さんから宮崎さんに送られたとのこと。
 私は1980年ごろ、星さんとも宮崎さんとも、ちょくちょくお目にかかっていました。宮崎さんは雑誌など、几帳面に整理されていましたから、お願いすれば、「ミラー・ボール」を読ませていただけたかもしれません。けれど、当時はそこまでのマニアではなくて……。いま思えば、残念なことをしました。
 調査に要した時間は30分足らずでしたが、とっても楽しかったです。
 山本さん、ありがとうございました。
posted by 高井 信 at 20:18| Comment(2) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『ガクエン遊び人』

 今年4月29日の記事で――
> こういうマンガを手当たり次第に読んでいた学生時代を思い出しました。
>山上たつひこだけではなく、あのころ夢中になっていたマンガ(新田たつお
>とか)も目の届くところにあり……。
 と書きました。
 新田たつおといえば、私たちSFファンにとっては何はともあれ『怪人アッカーマン(全6巻)』アクションコミックス(79~81)ではないかと思います。SFファン心を刺激しまくりの怪作で、当時のSFファン必読&必須アイテム。もちろん、うちにも全巻が揃っています。
怪人アッカーマン1.jpg 怪人アッカーマン2.jpg 怪人アッカーマン3.jpg
怪人アッカーマン4.jpg 怪人アッカーマン5.jpg 怪人アッカーマン6.jpg
 表紙をスキャンするついでに目次をぱらぱら。「オメッコさん」とか「アソ湖のホッシー」とか「七瀬またたび」とか、いまだに覚えているなあ(笑)。
 それはさておき――
 4月29日の記事を書いたとき、実は新田たつお『ガクエン遊び人』のことが気になったんですよね。この作品、『怪人アッカーマン』以上に好きかも。
 どこにあるか確認しようと探したのですが、どこにも見当たらず。う~~~ん。これまで何度か、まとめて本を処分しているからなあ。そのときに紛れ込んでしまったのかもしれないなあ。
 あれから何ヶ月も経ち、そんなことはすっかり忘れていたのですが、ふと立ち寄った古本屋で、『ガクエン遊び人(全2巻)』講談社コミックス(78)を発見。お値段は(当時の)定価の半額ほどで、手ごろです。これを買わない手はありません。
ガクエン遊び人1.jpg ガクエン遊び人2.jpg
 帰宅して、さっそく読了。――うわあ、助清くんだ~。懐かしい~。
 やっぱり傑作ですねえ。助清くん、サイコー!
 いやしかし、私が最も好きだったエピソード「動物将棋」はなぜか単行本には収録されていません。単行本を新刊で買った当時にホゾを噛みましたが、あれから35年経って古本を買った現在も、同じくホゾを噛んでいます。
 読みたいです。>動物将棋
地球防衛軍は負けない.jpg 地球防衛軍は負けない(裏).jpg
 上の書影は新田たつおSF傑作集『地球防衛軍は負けない』アクションコミックス(81)です。『怪人アッカーマン』の姉妹編と言ってもいいでしょうか。アッカーマンはもちろん、助清くんも登場。裏表紙(右の画像)には両雄が!(嬉)
posted by 高井 信 at 16:03| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする