所用で外出したついでに、ふらりふらふら古本屋、もひとつおまけにブックオフ。
◎TBSラジオ編『
ミステリー短編集 奇妙な食卓 TBS
ラジオ「夜のミステリー」より』ルック社(76)
なんと言っても、この本ですね。ラジオで放送されたミステリー・ドラマ(シナリオではなくて小説)を収録した――すなわちショートショート・アンソロジーです。全27編収録。
探し始めて何年経ったんでしょう。本当に売ってなかったです。古本屋でこの本を見たときには、大袈裟ではなく、叫びそうになりましたよ。
実はこの本、友人に借りっぱなしにしていました。これでようやくお返しすることができます。長い間、ありがとうございました。>Tさん
この1冊だけで充分に満足なんですが、いやいやまだまだ。
◎半村良『軍靴の響き』実業之日本社(72)
帯付き。持ってはいますが、これが安く売っていたら買ってしまいます(2009年6月28日の記事
『軍靴の響き』参照)。でも、2冊も買えちゃうなんて、ほんとはさほどレアではないのかもしれないなあ。
◎マルキ・ド・サド『悲惨物語』現代思潮社(72)
先日、高階良子
『血まみれ観音』講談社漫画文庫(99)を読みました。この本には「血まみれ観音」「真珠色の仮面」「十字架に血のさかずきを」の3編が収録されています。最初の2編には「原作 横溝正史」と書かれていますが、3編目の「十字架に血のさかずきを」には原作者名がありません。オリジナルなのかなと思ってネット検索してみたら、原作はサドの『悲惨物語』とあり――へえ、そうなのか。どこかで見かけたら買おうと思っていたのでした。

◎『てのひら文庫 5年』ぶんけい(発行年不記載)
12冊がケースにはいっています。ジャンルはさまざまで、たとえば――ということで、2冊の書影をアップします。
シャーロッキアン・Kさんが欲しがりそうだなと思って購入。予想通りでした。(名前をイニシャルにしても無意味だろうなあ(笑))

◎『てのひら文庫 6年』ぶんけい(発行年不記載)
こちらも12冊のケース入り。こんなのがはいっています。

『てのひら文庫 6年』は旧版も持っています。やはり12冊のケース入りですが、ラインナップはずいぶん違っています。「ある夜の物語」はなし。「最後の一葉」はあります。

◎マルセル・エーメ『もう一つのおにごっこ物語』岩波少年文庫(81)
下の画像、右端の本です。ほかの3冊は前から所有している本。こういうふうに揃うと気分がいいです。

◎半村良・原案/田辺節雄『続戦国自衛隊
激突!大坂城(上下)』アリババコミックス(13)
今月7日の記事
『続戦国自衛隊』を参照。それにしても、今年4月発売の本がもう105円ですか。>ブックオフ(笑)
◎DVD『救命艇』
ヒッチコック監督作品。先日、『ライフポッド』という映画のDVDを買いました。ジャケットに「ヒッチコックの『救命艇』から、舞台を未来の宇宙に移して製作したSFサスペンス!!」とあります。先にヒッチコックを観ようと思って近所のレンタルショップを探したのですが、見当たらなかったのでした。

もう少し買いましたが、これくらいにしておきます。
こんなに本を買うのは久しぶりです。大満足!