2013年04月07日

『手塚治虫 物語への招待』

 にまにましていましたら(にまにまの理由はここに)、にまにまを加速させるような本が届きました。
物語への招待.jpg ①旧約聖書物語.jpg ②蟻人境.jpg ③青いブリンク.jpg
『手塚治虫 物語への招待(全3巻)』樹立社(13)――2011年刊『手塚治虫 SF・小説の玉手箱(全5巻)』の姉妹編です。
 内容は以下の通り。
内容.jpg
 うわあ、すごい! これは嬉しいですね。ありがとうございます。>樹立社さま
 単行本初収録作品多数。私の既読作品は、シナリオ「100万年地球の旅 バンダーブック」(『①旧約聖書物語』に収録)、長編『蟻人境』(『②蟻人境』に収録)、エッセイ「北杜夫 船医シンドバッド」(『③青いブリンク』に収録)だけと思います。
 読んだのはずいぶん前だよなあ。いつごろ読んだんだろ。
 と、これらが収録されている本を取り出してきました。
『手塚治虫ランド』大和書房(77)*「北杜夫 船医シンドバッド」を収録。
『手塚治虫ランド2』大和書房(78)*「バンダーブック 100万年地球の旅」を収録。
『手塚治虫小説集』講談社・手塚治虫漫画全集別巻(96)*『蟻人境』を収録。私が読んだのは本書です。
『手塚治虫小説集』ちくま文庫(01)*『蟻人境』を収録。
 うへえ。「バンダーブック」や「北杜夫 船医シンドバッド」は35~36年前、『蟻人境』も20年近く前ですか~。
 毎度のことながら、時の流れの速さに驚かされます。
手塚治虫ランド.jpg 手塚治虫ランド2.jpg 手塚治虫小説集.jpg 手塚治虫小説集(文庫).jpg続きを読む
posted by 高井 信 at 15:57| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『ロボットたち』

 天瀬裕康さんから新刊『ロボットたち』近代文藝社(13)を送っていただきました。ありがとうございます。
ロボットたち.jpg ロボットの視点で人類を斬り、ロボットの歴史を語ります。面白いし読みやすいし……ちょっと読み始めたら止まらず、一気に最後まで読んでしまいました。
 もちろんSFにも触れられています。たとえば……と書棚を見回し、適当にピックアップしてみました。
◎チャペック『ロボット』岩波文庫(89)
◎カレル・チャペック『山椒魚戦争』創元推理文庫(68)
◎ハルボウ『メトロポリス』改造社・世界大衆文學全集(28)
◎コッローディ『ピノッキオの冒険』岩波少年文庫(58)
◎ヴィリエ・ド・リラダン『未来のイヴ(上下)』岩波文庫(38)
◎阪本牙城『タンク・タンクロー』講談社漫画文庫(76)
◎山中恒:文/原作:M・シェリー『フランケンシュタイン』講談社・世界の名作文学(97)
ロボット.jpg 山椒魚戦争.jpg メトロポリス.jpg ピノッキオの冒険.jpg
未来のイヴ.jpg タンク・タンクロー.jpg フランケンシュタイン.jpg
 いやあ、どれも懐かしいですねえ。
 参考文献のなかには当然のことながら、石原藤夫の名著『SFロボット学入門』早川書房(71)/ハヤカワ文庫JA(81)もあります。これまた、懐かしい!
 で、はたと思えば――
 北原尚彦さんに代理購入をお願いし、先日送っていただいた本のなかに、『空想科学 人造人間小説傑作選』十三舎(13)がありました。もちろん偶然ですが、こういう偶然は楽しいですね。朝っぱらから、にまにまと過ごしております。
SFロボット学入門.jpg SFロボット学入門(文庫).jpg 人造人間小説傑作選.jpg
posted by 高井 信 at 09:14| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする