2013年04月29日

映画『ラビッド』

 レンタルビデオショップに行きました。目的は『ホビット 思いがけない冒険だったのですが……。
 おお、『ラビッド』だあ! 『シーバース』もあるぞ!
 どちらもデヴィッド・クローネンバーグ監督の怪作で、大好き! 特に『ラビッド』は私に強烈な印象を残しています(ここここ参照)。
 だいぶ前にDVDが発売されたことは知っていましたが、すでに廃盤になっていますし、レンタル店で見たこともなく……。プレミア付きのDVDでしたら買うことは可能でしたけれど、劇場で観て、ビデオでも何度か観ている映画に大枚はたく気にはならず……。
 DVDが再発売されたとは知りませんでした。しかも、レンタル店の店頭に並んでいる!
 迷うことなく『ホビット』はあと回しにして、『ラビッド』を借りることにしました。
 帰宅して調べてみたら、レンタル開始は今月26日。おお、レンタルが始まったばかりですか。ちなみに、その店の入荷は『ラビッド』も『シーバース』も1枚ずつで、『シーバース』はレンタル中でした。『ラビッド』が残っていて、ラッキー!(嬉)
 というわけで、さっそく今夜鑑賞。
 当然のことながら昔ほどの衝撃はありませんけれど、面白かったです。満足!





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『恥ずかし探険隊』ほか

 手塚治虫記念館「日本SF作家クラブと手塚治虫」展の後遺症(笑)で、手塚治虫『地底国の怪人』角川文庫(94)を手に取りました。この作品を最初に読んだのは桃源社版で、おそらく大学生のころ(1980年前後)。最後に読んだのは角川文庫版が出たときですから、ほぼ20年ぶりの再読となります。60年以上も前の作品ゆえ古めかしさは否めませんが、いま読んでも充分に楽しいです。
 ネット検索によると、『アバンチュール21』としてリメイクされているとか。――そういえば、そんな作品を読んだことがあるような気がするなあ。でも、よく覚えてないなあ。どうだっけなあ。
 書棚を見回しても見当たらず。心当たりのダンボールをごそごそしても見当たりません。うちにないのか見つからないだけなのか。現物を見れば、読んだことがあるかどうか、はっきりするんですが……。まあ、仕方がありません。
 しかしダンボールを開けたことで、副産物的収穫がありました。手塚治虫『漫画生物学』講談社・手塚治虫漫画全集(84)を見つけたのです。アポリネール「オノレ・シュブラックの失踪」のマンガ化作品も収録。この作品を目当てに『手塚治虫マンガ文学館』ちくま文庫(01)を買ったんですが、持っていたんですねえ。んで、たぶん30年近く前に読んでいたんですねえ。いやあ、さっぱり覚えておりませんでした。
地底国の怪人.jpg 漫画生物学.jpg
 さらに副産物。手塚治虫ではないのですが、山上たつひこの本が何冊も目に飛び込んできました。たとえばこんな本です。
たつひこスーパー・フィクション① にぎり寿司三億年』少年チャンピオン・コミックス(80)
たつひこスーパー・フィクション② 能登の白クマうらみのはり手』少年チャンピオン・コミックス(82)
『恥ずかし探険隊』アクションコミックス(79)
『イボグリくん』アクションコミックス(82)
『鉄筋トミー』アクションコミックス(85)
『山上たつひこ傑作選1 冒険ピータン』マンサンコミックス(86)
『山上たつひこ傑作選2 お薬ちょうだい』マンサンコミックス(86)
 どれも懐かしいですが、とりあえず再読したくなった3冊をダンボールから取り出しました。
にぎり寿司三億年.jpg 能登の白クマうらみのはり手.jpg 恥ずかし探険隊.jpg
 さっそく読み始め――
 うひゃあ、面白い。面白すぎる! 特に『恥ずかし探険隊』!
 こういうマンガを手当たり次第に読んでいた学生時代を思い出しました。山上たつひこだけではなく、あのころ夢中になっていたマンガ(新田たつおとか)も目の届くところにあり……。
 うわあ、どうしましょう。こんなのを読み始めたら、きりがありません。
 ふたたびダンボールに入れたほうがよさそうです。
posted by 高井 信 at 18:14| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月28日

「日本SF作家クラブと手塚治虫」展

 手塚治虫記念館(宝塚)に行ってきました。目的は企画展「日本SF作家クラブと手塚治虫」です。
 同館を訪れるのは、このとき以来、2年ぶりです。
 とことこ歩いていくと、懐かしい建物が見えてきて――おお! 横断歩道を渡ると、企画展のポスターがあって――おお! 
01外観.jpg 02ポスター(館外).jpg
 入り口正面から見上げて――おお! 館内にはいると、またポスターがあり――おお!
03正面.jpg 04ポスター(館内).jpg
 2階に上がって、企画展の入り口。企画展会場は写真撮影不可なので、外からパチリ。
05入り口.jpg 06会場.jpg
ハガキ.jpg 手塚治虫と日本SF作家クラブあるいはSFとの関わりを中心に、珍しい本や原画がどっさり展示されていて――おお! 眼福眼福。
 楽しかったのは、日本SF作家クラブ員からの手塚さんへのメッセージ・ハガキですね。手塚さんとのエピソードや手塚さんへの思いが綴られていたり、手塚キャラが描かれていたり。
 ほんわりとした気分に包まれ、会場を出ました。
 企画展は6月24日まで開催されています。ぜひぜひ、足をお運びください。>皆さま

 右の画像は、企画展の記念絵ハガキ(YOUCHAN画)です。
posted by 高井 信 at 17:23| Comment(2) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

訃報:佐野洋さん

 佐野洋さんが亡くなられたそうです。享年84。
 ミステリ作家ではありますけれど、SFファンから見ても馴染みのある作家でした。SFの代表作といえば、『透明受胎』と『金属音病事件』でしょうか。――と言いつつ、別の本の書影を。
赤外音楽.jpg 人面の猿.jpg F氏の時計.jpg
 もちろんショートショート集もあります。
『見習い天使』新潮社(63)/徳間文庫(83)
『思い通りの結末』光文社文庫(89)
『四千文字ゴルフクラブ』文藝春秋(98)/文春文庫(01)
見習い天使.jpg 見習い天使(文庫).jpg 思い通りの結末.jpg
四千文字ゴルフクラブ.jpg 四千文字ゴルフクラブ(文庫).jpg
 ご冥福をお祈り申し上げます。
posted by 高井 信 at 15:13| Comment(2) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月25日

『日本誤百科』ほか

 昨日までとは一転、ぽかぽか陽気です。雑用を片づけつつ、近所を散歩してきました。もちろんブックオフ内も散歩します。
◎町田健『日本誤百科』中日新聞社(10)
「中日新聞」連載の日本語コラム「現代日本誤百科」を単行本化したものです。このコラムは毎日楽しく読んでいますが、1冊にまとめられていたとは知りませんでした。(現在も連載は続いていて、本日は第791回「下手な言い訳に失笑する」です)
 先日、森下一仁さんがブログで「しないべき」を考察されていて、私もコメントを寄せました(→ここ)。本書には「見るべきか見ないべきか」が採り上げられています(204ページ)。
 本ブログ2010年1月6日の記事で採り上げた「マイブーム」も収録されています(71ページ)。あの記事を書いてから3年以上も経つんですねえ。ほんと、あっという間に歳月が過ぎ去っていきます。
日本誤百科.jpg 新・三銃士.jpg
◎『新・三銃士 知恵と勇気とユーモアあふれる言葉』主婦と生活社(10)
 2009年~2010年、NHKで連続人形劇『新・三銃士』(原作/アレクサンドル・デュマ、脚色/三谷幸喜)が放送されました。私はデュマ大好きですから、この番組も録画予約し、欠かさず観ていました。
 本書は、その登場人物たちのセリフを集めたものです。
 カバー袖に、「NHKからは、「新・三銃士」を見てくれる子どもたちのために、生きていくうえで役に立つ言葉を毎回ひとつは入れてほしい、と言われました。――三谷幸喜」とあります。本書に収録されているのは、そういうセリフなんですね。金言とまでは言いませんけれど、けっこう印象深いセリフが多いです。
 眺めているだけでも、当時のことが思い出され、懐かしくなります。
 あ、この番組も3年前ですか。ほんと、月日が過ぎ去るのは……。
posted by 高井 信 at 17:07| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『死霊のはらわた』リメイク版


 おおっ! ついに『死霊のはらわた』リメイク版が公開されますか! この記事でもちらと触れましたが、オリジナル版は大好きな映画です。
 特に第1作は、劇場で観たし、テレビで観たし、ビデオで観たし、DVDで観たし……。当然のことながら、ビデオもDVDも所有。ビデオを並べてみます。
死霊のはらわた(20周年).jpg 死霊のはらわた.jpg 死霊のはらわたⅡ.jpg 死霊のはらわたⅢ(劇場公開).jpg 死霊のはらわたⅢ(サム・ライミ).jpg
 大好きな映画がリメイクされることって、嬉しいと言えば嬉しいんですが、正直、ビミョーなんですよね。イメージが崩されちゃうことが多くて……。観なければいいんですけれど、そんな我慢はできないし……(苦笑)。
『死霊のはらわた』に思いを馳せていて、むか~し、この映画のことをエッセイに書いたことを思い出しました。ごそごそ探して、発見。――「小説CLUB」1985年8月号掲載の「とんでもない映画」です。
 この先、陽の目を見ることはないでしょうから、ここに掲載しちゃいます。(画像をクリックすると拡大)
とんでもない映画(2).jpg とんでもない映画(1).jpg
 映画『トップ・シークレット』の記事で――
小説CLUB.jpg
 私はこの映画、公開時に劇場で観ました。ほかの映画との同時上映で、劇場に足を運んだ目的はもう1本の映画だったのですが、それが何だったか、完全に忘れちゃっています。それほど『トップ・シークレット』のインパクトは強烈だったのです。

 と書きました。同時上映の映画は『ビバリーヒルズ・コップ』だったのですね。いやまあ、エッセイを読み返しても、当時のことは思い出せませんが(苦笑)。
posted by 高井 信 at 10:48| Comment(4) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月23日

『ふらんす浮世草紙』

 前の記事の続きです。
「持ってるかも、と思いつつ買って帰宅して確認したら持っていたけど、ちょっと違った」ということは、たまにあります。ことに物資に乏しかった戦時中&戦後に出版された本ですね。今日買ったエドガア・アラン・ポオ『早過ぎた埋葬』は1946年(昭和21年)発行ですし、拙ブログで採り上げた本では、たとえば堀口大學編訳『毛蟲の舞踏會』は1943年(昭和18年)発行です。
 ほかには……と書棚を見回し、マルキ・ド・サド『ふらんす浮世草紙』若草書房(昭和23年/1948年)を手に取りました。
 ともあれ下の画像をご覧ください。先に買ったのは右側の本(再版)です。その後、古書市で左側の本(初版)を見かけ、持っているような気がするけど違うかもしれないと思って購入。帰宅して確認すると、同じ本を持ってはいましたが、だいぶ違いました。
 表紙デザインの違いはさほど大きくないものの、本の厚さが全く違ったのですよ。初版は再版の1.5倍くらいの厚さがあるでしょうか。作品の異同があるわけでもないのにページ数は同じ。要するに紙質が違うのです。いやまあ、こういうのは同じ本ではなく、別の本と見なしてもいいんですよね。――と、誰にともなく同意を求めてみたりする(笑)。
 この本にはサドのコントが15編収録(ほとんどは極めて短い)されています。従来のサドのイメージとは違った世界が展開されていて、私には新鮮でした。
『ふらんす浮世草紙 サドの知られざる憤怒の滑稽譚』論創社・謎の訳者の古典ポルノ(04)として再刊されていますので、容易に読めると思います。興味のある方はどうぞ。
ふらんす浮世草紙(若草書房).jpg ふらんす浮世草紙(論創社).jpg
posted by 高井 信 at 23:49| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『イかれポンチ』ほか

 所用で街なかへ。用事を済ませたあと、新刊書店を覗きました。ふだんはスルーすることの多いコミック・コーナーに足を向けると――
◎田中圭一『イかれポンチ』KKベストセラーズ(13)
 あ、田中圭一だ。久しぶりだなあ。以前にも書きました(→ここ)が、大好きなんですよね、田中圭一。
イかれポンチ.jpg 田中圭一を買うのは『みなりの青春』以来でしょうか。4コママンガ『みなりの青春』に対して、『イかれポンチ』は見開き2ページ。もちろんどちらもエロネタ満載、下品満開。短いしオチもあるし、マンガのショートショートと言えば言えるかもしれないような気がします。←こういう遠回しの言い方しかできません(笑)。
 あ、そうそう。馴染みの店員さんに、田中圭一の本が最近ほかにも何冊か出たと教えてもらい、帰宅してパソコンでチェックしました。――昨年末には『ドクター秩父山』の増補版(小池書院/全2巻)が、今年2月には『教えてっ!真夢子おね~さん』(サイゾー)が発売。ほぼ再刊と思われる『ドクター秩父山』はともかく、『教えてっ!真夢子おね~さん』は読みたいですね。

 続いて古本屋へ。
◎エドガア・アラン・ポオ『早過ぎた埋葬 怪奇小説傑作集』創文社(46)
 似たような本、持ってるような気がするなあ。でも違うかもしれないなあ。まあ、安いから、買っておこう。
 帰宅して本棚を確認しました。――あちゃー、持ってたか。失敗失敗。……ん? しかし、ちょっと違うぞ。
 まあ、画像をご覧ください。左が初版(今日買った本)、右が再版(前から持っている本)です。
早過ぎた埋葬.jpg
◎ヒラリー・ワトスン編『ある魔術師の物語 イギリス・ミステリ傑作選'76』ハヤカワ・ミステリ文庫(80)
 このシリーズはショートショートの資料として揃えておきたいと思っていました。全15冊、これで完集。ささやかに嬉しいです。
ある魔術師の物語.jpg イギリス・ミステリ傑作選.jpg
posted by 高井 信 at 17:06| Comment(1) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月22日

梶尾真治のショートショート集

 梶尾真治といえばSFアイデア・ストーリーの名手であり、当然のごとくショートショートの優れた書き手ですが、意外なことに、純然たるショートショート集は『有機戦士バイオム』ハヤカワ文庫JA(89)だけです。
 まとめてショートショートが読める本としては『カジシンの躁宇宙+馬刺し編』熊本日日新聞社(00)があります。エッセイに加えて、全20編の連作ショートショート「ケイちゃん ヨッちゃんのふしぎなバス旅行」を収録。(『カジシンの躁宇宙』平凡社(97)は純然たるエッセイ集です)
有機戦士バイオム.jpg カジシンの躁宇宙+馬刺し編.jpg カジシンの躁宇宙.jpg
 また、連作短編集『ゑゐり庵綺譚』徳間書店(86)/徳間文庫(92*2編増補)/扶桑社文庫(09*さらに3編増補)に収録されている作品のうち短いものはショートショートと言ってもいいと思います。この本も大好き!
ゑゐり庵綺譚.jpg ゑゐり庵綺譚(徳間文庫).jpg ゑゐり庵綺譚(扶桑社文庫).jpg
 最後に、処女作品集『地球はプレインヨーグルト』ハヤカワ文庫JA(79)にいただいたサインをご覧に入れましょう。(サインだけ、少し大きめにしました)
 懐かしいなあ。>鏡文字
地球はプレインヨーグルト.jpg サイン.jpg
posted by 高井 信 at 19:14| Comment(2) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

北宋社のアンソロジー

 昨日、『ヴィクトリア朝幽霊物語』の記事を書いていて、ふと――
 北宋社からも幽霊小説のアンソロジーが出ていたなあ。
 と思いました。いろいろと良くない噂を聞いている出版社ですが、アンソロジーには私の好きな作家や作品がてんこ盛り。当然のことながら既読作品が多く、今さら読み返す気もないんですけれど、見かけると――正確には、古本で安く売っていると(笑)――買ってしまいます。
 けっこう買ったよなあ。持ってないのは、あと何冊だろう。
 こういうときに便利なのがネット検索です。サイト「全アンソロジーリスト」で北宋社のアンソロジーをチェックしました。

河童物語<幻獣小説集>   1988年
スネークドリーム<蛇精の肖像> 渡辺誠・編 1989年
魔術師物語 渡辺誠・編 1989年
バージンラブ 渡辺誠・編 1989年
ファニー・キャッツ   1990年
人形倶楽部 渡辺誠・編 1990年
スネークドリーム.jpg 魔術師物語.jpg ファニーキャッツ.jpg 人形倶楽部.jpg
幽霊の森 渡辺誠・編 1990年
怖い食卓<The Terrible Table>   1990年
幻獣の遺産 渡辺誠・編 1994年
釣魚の迷宮 渡辺誠・編 1994年
幽霊の森.jpg 怖い食卓.jpg 幻獣の遺産.jpg 釣魚の迷宮.jpg
夢見る妖虫たち 川端邦由・編 1994年
花と風の変奏曲 渡辺誠・編 1994年
ポシェット童話 渡辺誠・編 1995年
ポシェット童話2 渡辺誠・編 1995年
幻想小説大全<鳥獣虫魚> 渡辺誠・編 2002年
夢見る妖虫たち.jpg ポシェット童話.jpg ポシェット童話2.jpg 幻想小説大全.jpg
 以上。書影は私の所有本です。
 なるほど、うちには『河童物語』『バージンラブ』『花と風の変奏曲』の3冊がないんですね。そうとわかると、なんだか全冊を揃えておきたい気分(笑)。

【註】
 冒頭に「良くない噂」と書きました。こういうことです。
 久しぶりに『巨船ベラス・レトラス』文藝春秋(07)を手に取り、当該箇所(175~191ページ)を再読。作り話みたいですが、ノンフィクションなんですよね。呆れるしかありません。
満腹亭へようこそ.jpg 巨船ベラス・レトラス.jpg

【追記】2024年9月6日
 ふとしたきっかけで、その後の進展をチェックしました。
 いつ買ったのか定かではありませんが、『花と風の変奏曲』を入手。現在は以下のようになっています。残るは『河童物語』『バージンラブ』の2冊ということで間違いないのかな?
北宋社アンソロジー.JPG
posted by 高井 信 at 11:42| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月21日

『ヴィクトリア朝幽霊物語』

 松岡光治編訳『ヴィクトリア朝幽霊物語(短篇集)』アティーナ・プレス(13)を買いました。幽霊小説を集めたアンソロジーで、全8編収録。この記事でも少し紹介しましたが、幽霊アンソロジー、好きなんですよね。
 各編に詳細な訳注と解説が添えられ、あとがき(編者)は全体を俯瞰した解説になっています。こういう丁寧な造りのアンソロジーを見ると、嬉しくなります。
 この本の発行は、お馴染み・北原尚彦さんに教えていただきました。――「こんなん出てますよ。高井さん、好きでしょう」と。
 はいはい、大好物です。
 一般書店で目にする機会はなさそうで、教えてもらわなければ存在を知ることすらなかったでしょう。北原さん、毎度ありがとうございます。
 発行部数はさほど多くはないと思われます。興味のある方はお早めに。
 あ、書影ではわからないかもしれませんが、文庫本です。ちくま文庫のヴィクトリア朝アンソロジー2冊を隣に並べておきましょう。
◎風間賢二編『ヴィクトリア朝妖精物語』ちくま文庫(90)
◎風間賢二編『ヴィクトリア朝空想科学小説』ちくま文庫(94)
ヴィクトリア朝幽霊物語.jpg ヴィクトリア朝妖精物語.jpg ヴィクトリア朝空想科学小説.jpg

 以下、この記事とは無関係に――
 今夜は昨日に引き続き、海外TVドラマを観ようと思っています。『新ヒッチハイカー(全3巻)』――昨日の『クロニクル 倒錯科学研究所と同じく、買っただけで放置してあったビデオです。
 幸いなことに、全3巻「VOL.1 戦慄の街」「VOL.2 官能の街」「VOL.3 背徳の街」(各4話収録)が揃っています。こちらも私好みだと嬉しいのですが、ジャケットの惹句を読むと、私の嗜好とは少し違うような……。
新ヒッチハイカー1.jpg 新ヒッチハイカー2.jpg 新ヒッチハイカー3.jpg
posted by 高井 信 at 19:51| Comment(6) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月20日

海外TVドラマ『クロニクル 倒錯科学研究所』

 海外TVドラマ『クロニクル 倒錯科学研究所 CASE.1』を観ました。オムニバス形式のドラマを4話収録。
 何年か前、レンタルビデオショップのビデオ処分セールで、深く考えずに購入したものです。タイトルから勝手に異常心理ものかなと思い込み、ろくに確認もせずに放置してあったのですが……。
 昨日、『ヒッチコック劇場』のことを調べていて、その過程でビデオ収納棚へ。このビデオが目にとまり、何となく手に取った次第。
 ジャケットの説明を読むと、あらら、私が勝手に描いていたイメージと全然違います。ホラー風味のSFドラマみたいなんですよね。
 めちゃ面白そうじゃん。
 と観始めたところ――
 おおっ。50年代SFのテイスト溢れるアイデアストーリーではないですか。もろに私のストライクゾーン、ど真ん中! 意外性のある結末に加え、ドタバタ感覚も私好みですし、ついでに下品なギャグも(笑)。
 面白くて、4話とも一気に観てしまいました。
 いやあ、こんなTVドラマがあったとは……。しかし、ソフトを持っていながら、それを何年も放置しちゃってたなんて……。自らの不明を恥じるばかりです。
 調べてみますと、日本では「CASE.1(4話収録)」「CASE.2(3話収録)」「CASE.3(3話収録)」がビデオとDVDで発売。うちにあるのはビデオの「CASE.1」「CASE.2」でした。「CASE.2」は近いうちに。
 おっと。本来の目的――『ヒッチコック劇場』のビデオは1本だけありました。収録されているのは「生と死の間」「神よ許し給え」です。
クロニクル1.jpg クロニクル2.jpg ヒッチコック劇場.jpg

 YouTubeで、『クロニクル 倒錯科学研究所 CASE.1』の第2話「火星人来襲」の動画を見つけました。
火星人来襲.jpg
 カーソン・ウォルズ(笑)のラジオドラマは人々をパニックに陥れますが、実はそのとき、すでに地球には火星人が潜伏していました。それがドラマとも知らず、この機に乗じて火星人は……。いや火星人だけではなく……。
posted by 高井 信 at 18:24| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月18日

海外異色作家短篇シリーズ

 扶桑社ミステリーで《海外異色作家短篇シリーズ》なるシリーズがスタートするとのこと。いやあ、めでたいめでたい。嬉しい嬉しい。
 第1弾はジョン・コリア『予期せぬ結末1 ミッドナイト・ブルー』。5月2日発売予定。
 期待大なのですが、ここに――
>•『炎のなかの絵』『ナツメグの味』とほぼカブリなし。
 とあって、はて?
 ジョン・コリアの邦訳短編集は、この2冊以外に、『ジョン・コリア奇談集(全2冊)』(サンリオSF文庫)、その再編集版『ザ・ベスト・オブ・ジョン・コリア』(ちくま文庫)があります。これらとは重複が多いということなのかなあ。気になりますが……。
 いやまあ、もうすぐ出るんですから、それを楽しみに待つことにしましょう。
 なお、第2弾として、チャールズ・ボーモント『予期せぬ結末2 トロイメライ』が予定されているとのこと。これも楽しみ!

 以下、余談ながら――
 扶桑社ミステリーでは、E・W・ハイネ『まさかの結末』(06)、『まさかの顚末』(08)なんてショートショート集も出ています。こういうタイトルが好きなのかしら。
まさかの結末.jpg まさかの顚末.jpg

【追記】
 ふと思いました。
「予期せぬ~」といえば――
◎橫田順彌『予期せぬ方程式』双葉ノベルス(81)/双葉ポケット文庫(84)
 ハチャハチャSFが中心ですが、ヒロイック・ファンタジー「黄金の天馬」、押川春浪もの「大正三年十一月十六日」、それに翻案2編――平賀源内・原作「風流志道軒伝」、巌垣月洲・原作「西征快心篇」も収録されています。ヴァラエティに富んだというか、節操がないというか……(笑)。
予期せぬ方程式.jpg 予期せぬ方程式(文庫).jpg
posted by 高井 信 at 14:52| Comment(3) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月17日

映画『宇宙からのメッセージ』


 映画『宇宙からのメッセージ』を観ました。1978年の東映映画です。
 よく憶えていませんが、観るのは封切り時以来と思います。え~と、35年ぶりですか。
「つまんないことはないけれど、そう何度も観たいとは思わないなあ」という印象が残っていて、なかなか再鑑賞する気持ちになれませんでした。
 で、観終わった現在の感想は――
 う~~~~む、決してつまらなくはないし、観ている間は楽しいんだけど……。
 また35年後に観るかな。もう観ないかな。あ、そのころ私は90歳か。あはは(笑)。
宇宙からのメッセージ(角川文庫).jpg 宇宙からのメッセージ(小学館).jpg 銀河大戦.jpg
◎野田昌宏『宇宙からのメッセージ』角川文庫(78)
◎石森章太郎『宇宙からのメッセージ』小学館・プチコミックス(78)
◎伊上勝『銀河大戦』全国朝日放送株式会社(78)
posted by 高井 信 at 23:44| Comment(4) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月16日

『ショートショートの花束5』ほか

 新刊書店に行ってきました。
◎阿刀田高編『ショートショートの花束5』講談社文庫(13)
 このアンソロジーは、新刊が出たら即購入です。たいていは知人の作品も収録されているのですが、残念ながら今回は1作も見当たりませんでした。
◎佐藤さとる『コロボックル物語⑥ コロボックルむかしむかし』講談社文庫(12)
 今月4日の記事『だれも知らない小さな国』で――
> 私が追いかけていたのは、この第4巻まで。その後も書き継がれ、現在では全6巻になって
>いるようですけれど、私のなかでの〈コロボックル物語〉シリーズは4冊で終わっています。
 と書きました。『コロボックル物語⑤ 小さな国のつづきの話』講談社文庫(87)はだいぶ前に買いましたが、第6巻は未入手。書店を歩いていたら目にとまり、買っちゃいました。
ショートショートの花束5.jpg コロボックルむかしむかし.jpg 小さな国のつづきの話.jpg
◎いしいしんじ『その場小説』幻冬舎(12)
 タイトルのまんま、その場で小説を書いちゃってます。ライブ小説というかアドリブ小説というか……。すごいことするなあ。全54話。
◎岸本佐知子『なんらかの事情』筑摩書房(12)
 岸本佐知子のエッセイ集は、もはやほとんどショートショート集です。虚々実々感がたまりません。森下一仁さんの日記で新刊が出ていることを知り――うおおおっ、読みたいぞ! なのでした。
その場小説.jpg なんらかの事情.jpg
◎榎本秋『実践!ショートショートで鍛えるラノベ創造力』新紀元社(13)
実践!ショートショートで鍛えるラノベ創造力.jpg 帯.jpg
◎有栖川有栖編『小説乃湯 お風呂小説アンソロジー』角川文庫(13)
 全12編収録。富岡幸一郎監修『温泉小説』アーツアンドクラフツ(06/全20編収録)と目次を比べてみました。重なっているのは、太宰治「美少女」、筒井康隆「エロチック街道」の2編。
 私もお風呂小説を書いたことがあるかなあ……。ちょっと考えて、書いたことがあることは思い出したものの、タイトルはさっぱり思い出せず(苦笑)。自慢にもなりませんが、私には短編集未収録の短編やショートショートが山ほどあり、その多くは、タイトルも内容も忘れちゃっているのです。スクラップを漁り――
 おお、「風呂から風呂へ」(「小説city」1988年2月号掲載)。これですこれです。もちろん短編集未収録で、当然のごとく内容うろ覚え。新鮮な気持ちで再読し――
 ほほお、脱力オチですな。これは短編集未収録にふさわしいかも(笑)。
小説乃湯.jpg 温泉小説.jpg 風呂から風呂へ.jpg
 いやあ、新刊をこんなに買うのは久しぶりですねえ。
 前回、この書店に赴いたのは3月30日でした。途中、見事な桜に見とれて、しばしお花見をしました(そのときの写真はここに)。
 本日も同じ場所でパチリ。すっかり様変わりしています。
さくら.jpg
posted by 高井 信 at 20:37| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月14日

『夫婦の青空』

夫婦の青空.jpg 遅ればせながら、さかもとけんいち『夫婦の青空』天理教道友社・きずな新書(12)を読みました。大阪の名物古本屋「青空書房」店主で、私も以前から親しくさせていただいている坂本健一さんの画文集です。
浪華の古本屋 ぎっこんばったん』に続く2冊目の著作。休業の日に店に貼られる「ほんじつ休ませて戴きます」ポスターや奥様への絵手紙がどっさり、しかもカラーで掲載! 坂本さんの写真も満載! 奥様とのツーショットも!
 坂本さんの描かれる絵(添えられている言葉も含めて)は心に沁み入りますね。眺めているだけで、気持ちがほんわかします。そばに置いておき、これからも、たま~に手を伸ばしたくなることでしょう。

 坂本さんは今年90歳。これからもお元気に、活躍してほしいと願っています。

【追記】4月15日
posted by 高井 信 at 11:56| Comment(5) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『1分間小説選』

 今日は某所にて、『小さな物語のつくり方2』にショートショートを書かれている方々(寄稿者10人中の6人)たちと楽しく飲んでいました。編著者の江坂遊さんはもちろん、ブログの常連・山本孝一さん、たまにコメントをいただく橋本喬木さんも参加。皆さん、久しぶり~。
 いやしかし、最もわくわくしたのは田丸雅智くんとの初対面ですね。これまで、あれこれメールでの遣り取りはありましたが、会ったことはなかったのですよ。25歳。きらきらと輝いていて、自分も30年前、あんなふうだったかもしれないなあ、なんて思ったりして(笑)。これからのショートショート界を作っていくのは田丸くんたちの世代です。期待しています! おじさんにできることがあれば、協力するからね~。
 で、気持ちよく帰宅したら、この高揚した気分を倍加させるような本が届いていました。
1分間小説選.jpg
 星新一の中国語版作品集です。
 送り主は尾川健くん。いろいろあって、「そのお礼に」ということだそうです。嬉しいですねえ。こんな貴重なものをいただくほどのことをした覚えはありませんけれど、ありがたくいただいちゃいます。
 大感謝!
posted by 高井 信 at 01:10| Comment(5) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月12日

映画『スリーピー・ホロウ』

 昨日の記事「村川透&松田優作コンビ」で、「最も強烈なのは『野獣死すべし』の列車のシーン」と書きました。
 列車のなかで松田優作はリップ・ヴァン・ウィンクルの物語を語ります。これが異様な雰囲気に満ちていて……。思わず身を乗り出し、聞き入ってしまうんですよね。
「リップ・ヴァン・ウィンクル」はワシントン・アーヴィングの短編で、作品集『スケッチ・ブック』のほか、いくつかのアンソロジーにも収録されています。
 とりあえず新潮文庫『スケッチ・ブック』を手に取り、久しぶりに再読。と同時に、同書に収録されている「スリーピー・ホローの伝説」が気になりました。
 この作品は1999年に、ティム・バートン監督、ジョニ-・デップ主演で映画化されています。ビデオを持っているのに、まだ観ていないことを思い出したのです。いい機会ですから、観ることにしました。

 あは。原作はどこへやら(笑)。
 いやしかし、映画として面白かったのでOKです。
スリーピー・ホロウ(映画).jpg スリーピー・ホロウ(徳間文庫).jpg スケッチ・ブック(新潮文庫).jpg スケッチ・ブック(岩波文庫).jpg
◎映画『スリーピー・ホロウ』ビデオ
◎ピーター・ルランギス『スリーピー・ホロウ』徳間文庫(00)*映画のノベライズ。巻末にアーヴィング「スリーピー・ホロウの伝説(抄訳)」が収録されています。
◎W・アーヴィング『スケッチ・ブック』新潮文庫(57)*全13編。「リップ・ヴァン・ウィンクル」「スリーピー・ホローの伝説」を収録。映画化の帯が付いているくらいですから、もちろん初版ではありません。2000年2月20日発行の33刷改版。映画化に合わせ、版を新しくして復刊されたものと思います。
◎アーヴィング『スケッチ・ブック』岩波文庫(35)*全11編。「リップ・ヴァン・ウィンクル」は収録されていますが、「スリーピー・ホローの伝説」は収録されていません。ちなみに、書影は1968年1月20日発行の第23刷。ロングセラーですね。

 以下、うちにあるアンソロジーから適当に。
アメリカほら話.jpg アメリカほら話(新版).jpg アメリカほら話(ちくま文庫).jpg
◎井上一夫訳編『アメリカほら話』筑摩書房・世界ユーモア文学全集別巻(62)/筑摩書房(68)/ちくま文庫(86)*「リップ・ヴァン・ウィンクル」を収録。
アメリカ文学19世紀.jpg 怠けものの話.jpg 怠けものの話(文庫).jpg
◎西川正身編『アメリカ文学 19世紀』集英社・世界短篇文学全集(64)*「スリーピー・ホローの伝説」を収録。
◎安野光雅・森毅・井上ひさし・池内紀編『怠けものの話』筑摩書房・ちくま文学の森(89)/ちくま文庫(11)*「リップ・ヴァン・ウィンクル」を収録。
posted by 高井 信 at 15:54| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月11日

村川透&松田優作コンビ

 学生時代、村川透監督・松田優作主演のハードボイルド映画を楽しく観ていました。
 1978年『最も危険な遊戯』『殺人遊戯』
 1979年『俺達に墓はない』『蘇える金狼』『処刑遊戯』
 1980年『野獣死すべし』
 私が大学2年から4年のときですね。ほとんどは封切り時に映画館(試写会も含めて)で観たと思います。面白かった印象は残っているんですが、30年以上も経ってしまうと、記憶にあるのは断片的な映像やセリフだけで、肝心のストーリーは、どれがどれやら、何が何やら状態です。
 ちょっと前、レンタルビデオショップ内をふらついていたとき、『蘇える金狼』が目に飛び込んできました。特に理由はないのですが再鑑賞したくなって、その近くにあった『俺達に墓はない』とともにレンタル。帰宅後、さっそく観ました。――そうそう。これこれ。うわあ、面白いなあ。
 しばらく間を置き、ほかの4作もレンタルしました。松田優作の魅力(&狂気の演技)爆発! いやあ、若いころに観ようが年くってから観ようが、面白いものは面白いですねえ。もう大満足です。
 私の好みでトップ3を挙げるなら、『蘇える金狼』『殺人遊戯』『俺達に墓はない』となりましょうか(ただし、最も強烈なのは『野獣死すべし』の列車のシーン)。――まあ、こんなことを書いていても、数年もすれば、「どれがどれやら、何が何やら状態」になるんですよね(苦笑)。

 テーマソングもいいなあ。>『蘇える金狼』
posted by 高井 信 at 22:41| Comment(2) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

行商

 新作ショートショート(?)です。


                行商

 ひとりの若者が竿竹売りのもとでしっかりと修行し、地元に戻ってきた。
「た~けや~、さ~おだけっ」――発声法も間の取り方も完璧にマスター。彼が売り歩こうとしているのは竿竹ではなく竹の子だが、語呂は似ているし、全く問題なかろう。
 ミニバンに竹の子を積み、いざ出発! ――意気揚々と行商を開始したものの、なぜだかさっぱり売れない。
(初日からこれでは先が思いやられるなあ)
 がっくりしつつも公園の脇にクルマを駐め、
「た~けや~、た~けのこっ。た~けのこはいかがっすか~」
 とやっていると、ひとりの男が笑いながら話しかけてきた。
「おみゃあさん、何とろくしゃあことやっとりゃーす。ほんなもん欲しがるやつ、おるわけにゃあて。おみゃあさんこそ、たーけだがや」

【蛇足】
 名古屋の人なら一度は思いついた(あるいは耳にした)ネタだろうと思います。
 唐突に、これを作品化したらどうなるんだろ、と思い、書いてみました。
posted by 高井 信 at 10:34| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする