2011年07月16日

映画『ヴァイス』

ヴァイス.jpg こんなジャケット(→右の画像)を目にしたら、嫌でも映画『デッドリー・スポーン』を思い出してしまいます。観たのは30年近く前かな? いやあ、すさまじい映画でしたねえ。ストーリーなんて覚えていませんが、強烈なインパクトだけは残っています。
 そんな私からすれば、映画『ヴァイス』にも期待してしまうわけですが……。
 う~~~ん。残念ながら、期待を遥かに下回ってしまいました。
『デッドリー・スポーン』って、とんでもない映画だったのでは? いま再鑑賞したら、はたして……?

ザ・グリード.jpg【追記】7月18日
 映画『ヴァイス』のジャケットには「奴は人間を喰って、喰って、喰いまくる!」なんて惹句が躍っています。いやいや、大袈裟ですねえ(苦笑)。
 この惹句にふさわしい映画は、たとえば『ザ・グリード』とか(笑)。
 なんて思って、ビデオを見ると、その惹句は――
「ヤツは人間を喰うために生まれてきた!」
「喰って喰って喰いまくる、怒涛のモンスター・パニック!」
 おおっ! 『ザ・グリード』には、この惹句でも超納得であります。

 人喰い映画ということで、とみさわ昭仁『人喰い映画祭【満腹版】辰巳出版(10)を手に取りました。
『ヴァイス』166ページ:評価、低いですねえ。ま、当然でしょうが。
『デッドリー・スポーン』:採り上げられていません。ちょっぴり不思議。
『ザ・グリード』162ページ:「問答無用の傑作」と高評価。
posted by 高井 信 at 21:43| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

映画『リバイヴX』

 映画『リバイヴX 世紀末プロファイル:侵略』を観ました。
 ジャケットの惹句には――
リバイヴX.jpg ストーリー.JPG
 おほほ~。『盗まれた街』のパターンではないですか。
 このブログで何度も書いていますが、ジャック・フィニイの小説『盗まれた街』も、その映画化『SF/ボディ・スナッチャー』も大好物なんですよね。んで、その亜流も大好き!
 こんな惹句を目にしたら、うほほ~い、と観てしまいます。
 ついさっき、観終わって――
 パターン通り、宇宙からの侵略者と思い込んでいましたら、あら、××××(伏字にします)でしたか。こういうのもオーケーですね。
 ええ、楽しませていただきました。万人にお勧めできるような映画ではありませんけれど、私は好きです。
posted by 高井 信 at 20:27| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『本棚探偵の回想』

 え? 読んでなかったの? という声が聞こえてきそうですが……。
 喜国雅彦『本棚探偵の回想』双葉社(04)を読みました。マンガ家である著者が古本に関する悲喜こもごもを綴ったエッセイ集です。『本棚探偵の冒険』双葉社(01)に続く第2弾。
 数ヶ月前に『本棚探偵の冒険』を読み、思い切り楽しませていただきました。いやあ、本で遊びまくっていますねえ(笑)。今回の『本棚探偵の回想』でもその精神は変わらず、読みながら何度も笑みを浮かべてしまいました。
 ちなみに来月、第3弾『本棚探偵の生還』が発売されるそうです。
本棚探偵の冒険.jpg 本棚探偵の回想.jpg 幻影の蔵.jpg 背.jpg
 何となく、新保博久・山前譲編著『江戸川乱歩探偵小説蔵書目録 幻影の蔵』東京書籍(02)を並べてみました(笑)。
posted by 高井 信 at 15:55| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする