2011年07月13日

ブラックウッドの短編集

 アルジャーノン・ブラックウッドの新刊が買えず(前の記事参照)、残念至極。
 悶々とした末に、ブラックウッドの短編集をリストアップすることにしました。好きなんですよね。>ブラックウッド

『幽霊島』東京創元社・世界恐怖小説全集(58)
 以前、持っていたと思うんですが、書棚には見当たりませんでした。処分してしまったのかも。
『ブラックウッド傑作集』創土社(72)
『妖怪博士ジョン・サイレンス』国書刊行会・ドラキュラ叢書(76)/角川ホラー文庫(94)/『心霊博士ジョン・サイレンスの事件簿』創元推理文庫(09)
ブラックウッド傑作集.jpg 妖怪博士ジョン・サイレンス.jpg 妖怪博士ジョン・サイレンス(角川ホラー文庫).jpg 心霊博士ジョン・サイレンスの事件簿.jpg
『ブラックウッド傑作選』創元推理文庫(78)
『ブラックウッド怪談集』講談社文庫(78)
『悪霊をよぶ島』ポプラ社文庫(86)
『死を告げる白馬』ソノラマ文庫海外シリーズ(86)
ブラックウッド傑作選.jpg ブラックウッド怪談集.jpg 悪霊をよぶ島.jpg 死を告げる白馬.jpg
 連作集であるジョン・サイレンスを除くと、ブラックウッドの短編集が発行されるのは1986年刊『死を告げる白馬』以来なんですね。25年ぶり!(驚)
posted by 高井 信 at 23:11| Comment(2) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『宇宙大密室』ほか

 新刊書店に行ってきました。最大の目的は光文社古典新訳文庫の新刊『ブラックウッド短編集』(7月12日発売予定)だったのですが、見当たらず……。
 店員に尋ねると、入荷していないし近日中に入荷の予定もないとのこと。発売延期になったのでしょうか……。
 まあ、売っていないものは仕方がありません。以下の本を買って帰宅しました。

◎都筑道夫『宇宙大密室』創元SF文庫(11)
『宇宙大密室』ハヤカワ文庫JA(74)、その増補版『フォークロスコープ日本』徳間文庫(82)に、さらに中編「地獄の鐘が鳴っている」を増補。日下三蔵による「都筑道夫インタビュー」は貴重な証言集ですね。
宇宙大密室(創元SF文庫).jpg 宇宙大密室(ハヤカワ文庫JA).jpg フォークロスコープ日本.jpg
◎東雅夫編『文豪怪談傑作選・明治篇 夢魔は蠢く』ちくま文庫(11)
 全3巻の1巻目。解説(東雅夫)には――
>編者はすでに紀田順一郎先生と共編で、創元推理文庫版『日本怪奇小説傑作集』
>全三巻を編んでおり、たんなる編年式の明治・大正・昭和名作アンソロジーでは、
>屋上屋を架するきらいがなきにしもあらず……そこで一計を案じて、全巻を貫くひと
>つの趣向、ひとつの視点を、今回は前面に打ち出すことにした。
 創元推理文庫『日本怪奇小説傑作集』は素晴らしいアンソロジーでしたね。今回の3冊にも期待してしまいます。
夢魔は蠢く.jpg 日本怪奇小説傑作集1.jpg 日本怪奇小説傑作集2.jpg 日本怪奇小説傑作集3.jpg
posted by 高井 信 at 21:18| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

シリーズ極楽町一丁目

 またも二階堂正宏です。
『極楽町一丁目 嫁姑地獄篇』『新極楽町一丁目 嫁しゅうと残酷篇』に続き、『シリーズ極楽町一丁目③ 極楽町一丁目界隈』『裏極楽町一丁目 行かないで』朝日ソノラマ(03、04)を読みました。
シリーズ.jpg これで、〈極楽町一丁目〉シリーズの既刊4冊、すべてを読んだことになります。
 巻が進むにつれ、どんどんヴァラエティに富んでいきます。まさに、やりたい放題(笑)。あれよあれよと読み終えてしまいました。
 まだまだ追いかけます。>二階堂正宏
極楽町一丁目界隈.jpg 裏極楽町一丁目.jpg
posted by 高井 信 at 12:31| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする