毎度お馴染み、
大熊宏俊さんのところで、映画『隠し砦の三悪人』と『スター・ウォーズ』が話題になっています。言うまでもありませんが、『隠し砦の三悪人』は『スター・ウォーズ』に多大な影響を与えた映画です。堀晃さん、かんべむさしさん、それに拙ブログにもときどきコメントをいただく雫石鉄也さんも加わり、いやもう賑やかなこと。

私も『スター・ウォーズ』は大好き。間違いなく生涯のベスト10にはいる映画と思います。とにかく、何が何でもハン・ソロですね。あのカッコよさには骨抜きにされました。
ところが私、『隠し砦の三悪人』を観たことがないんです。いけませんねえ。これでは『スター・ウォーズ』ファン失格です。
というわけでレンタル屋さんに走り、『隠し砦の三悪人』を借りてきました。
ひと言で言って、めちゃ面白かったです。『スター・ウォーズ』云々関係なく、楽しめました。この映画を観ないで過ごしてきたなんて、まさに痛恨! 大いに反省したのでありました。

さて。
ここのところ、映画やマンガの記事が多くなっていますが、読書をしていないわけではありません。ただ、本を読むという作業があまり長続きしないのは確かです。とにかく、暑くて暑くて……。
黒岩涙香のことを記事に書き、その勢いで高橋康雄『物語・萬朝報
黒岩涙香と明治のメディア人たち』日本経済新聞社(89)を読み始めたものの、途中で挫折。う~~ん、450ページあまりの2段組ハードカバーは、この季節に読むにはヘビーでした(苦笑)。
でまあ、お手軽なダニイル・ハルムス『ハルムスの世界』ヴィレッジブックス(10)や赤川次郎『指定席
赤川次郎ショートショート王国』光文社(10)などをつまみ読みして楽しんでいます。根気が続かない季節に短い小説――ショートショートは最適ですね(笑)。皆様もぜひ。(2冊とも最近買った本で、関連記事に【追記】として書影を掲載してあります。『ハルムスの世界』は
こちら、『指定席』は
こちら)

最近買った本と言えば、やなせたかし『
復刻版 やなせメルヘン名作集』カザン(09)もその1冊です。
「復刻版」とありますが、こういう本が以前に刊行され、その復刻版というわけではありません。雑誌「食生活」に掲載されていた作品を、当時の誌面そのまま復刻した本です。全20編。もちろん、やなせたかし自身によるイラストもそのまんま。ほのぼのしちゃいます。(やなせたかしのメルヘン集は
こちらに)
今夏は残暑も厳しいとのこと。早く涼しくなってほしいものです。