◎福島正実編『SFショートショート傑作集』(76)*執筆メンバーは内田庶、福島正実、眉村卓、光瀬龍。
◎福島正実『SFカセット50』(76)
◎眉村卓『ショートショート 一分間だけ』(81)*角川文庫(80)の再刊。
◎若桜木虔編『中・高校生が書いたSFショート・ショート タイムマシン金融KK』(82)
◎若桜木虔編『中・高校生が書いたSFショート・ショート 悪魔との契約』(82)
続いて本題――福島正実のショートショート集リストを掲載します。
福島正実の短編には短いものが多く、“ショートショート集”と銘打たれた作品集は『SFカセット50』と『就眠儀式』の2冊だけですが、短編集の多くは、私の感覚では“ショートショート集”です。今回のリストにはそれらも含めています。
『SFハイライト』三一新書(65)
『SFの夜』ハヤカワSFシリーズ(66)
『ロマンチスト』ハヤカワSFシリーズ(68)
『分荼離迦』ハヤカワSFシリーズ(69)
『未踏の時代』ハヤカワSFシリーズ(71)
『SFの夜』ハヤカワ文庫JA(74)*ハヤカワSFシリーズ『SFの夜』と三一書房『SFハイライト』収録作品を再編集。
『月に生きる』ハヤカワ文庫JA(75)
『SFカセット50』秋元文庫(76)
『就眠儀式』角川文庫(76)
『海に生きる』三省堂らいぶらりい・SF傑作短編集(77)/『赤い砂漠の上で』文化出版局・ポケットメイツ(81)*1編割愛。
『過去への電話』旺文社文庫(84)
『月世界2008年』旺文社文庫(85)
なお、『就眠儀式』には、福島正実の葬儀の際に香典返しとして配付された特装本があります。もちろん私は未所有。北原尚彦『新刊! 古本文庫』ちくま文庫(03)に書影付で解説されていますので、そちらをご参考に(286ページ)。