2025年02月15日

映画『リビングデッド ザ・ビギニング』

 最近、『ゾンビ・ブライド』『感染家族』『ディケイ・オブ・ザ・パーソン 朽ちてく世界の果てでと、いっぷう変わったゾンビ映画を続けざまに観ました。どれも楽しかったです。
 今夜は――
>自分が生きるために人間を殺してその生肉を喰べるか―。
>もしくは、人間の生肉を喰わずに死に向かって時を過ごすか―。
>ゾンビと化した二人が究極の選択を迫られる新感覚ホラー!!
 こんなコピーに惹かれて、映画『リビングデッド ザ・ビギニング』(2003年)を観ました。
 う~~ん。ふたりともゾンビに襲われてゾンビ化すると思っていましたが、ゾンビに噛まれたのは男だけ。女はゾンビと化した(しかし意識はしっかりしている)男に噛まれてゾンビ化するという、胸くその悪くなる展開。最初は怒った女ですが、すぐに男を許し、それを受け入れてしまうという、これまた唾棄したくなるような展開。
 ゾンビ化するのは肉体だけで、心は人間だったときのままです。男は女を噛んだことを後悔していますが、何をいまさら、って感じですね。ゾンビと化したふたりは恋人同士らしい生活を始めるものの、それは長くは続かず、絶望に苛まれるようになります。
 そして。
 コピーにある「究極の選択」を迫られるのは開始60分近くです(83分という短い尺なのに!)。
 ふたりの選択は、これまでの行動から推測できる通りでした。男は自分の選択を実行に移し、それに気づいた女は……。
 期待から大きく外れた映画でした。残念。
リビングデッド ザビギニング.jpg リビングデッド ザビギニング(あらすじ).jpg
posted by 高井 信 at 19:33| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『意味がわかると怖い4コマ』

◎湖西晶『意味がわかると怖い4コマ』双葉社(20)
 この手の本はどう扱うべきか、悩んでいます。見かけたら買ってしまうことが多いのですが……。
意味がわかると怖い4コマ.jpg
posted by 高井 信 at 16:25| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ブログの転送

 今月6日、SSブログが3月31日で終了すると知り、拙ブログ「ショートショートの…」をSeesaaブログ(ここです)に移転しました。当初、画像の移行が不十分ではないかと危惧しましたが、ただの遅延だったようです。(→この記事参照)
 ということで先ほど、SSブログにアクセスした場合にSeesaaブログに転送される設定を行ないました。設定が反映されるまで1時間程度かかるかもしれないとのこと。いまのところ、まだ転送は行なわれていません。SSブログ「ショートショートの…」の最後の姿をご覧になりたい方はお急ぎください。こちらです。
posted by 高井 信 at 08:33| Comment(2) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

映画『エイリアン・アサシン』


 映画『エイリアン・アサシン』(2019年)を観ました。
 いろいろあって、少年少女4人が未知の惑星に不時着。
>未知の惑星には寄生エイリアンなど謎の生物が生息し彼らを待ち受けていた!
 おおっ。寄生エイリアン! 大好き! ――と観ることにしたのですが、う~~む……。
 いやまあ、82分ですから、最後まで観ましたけどね。以上です。
posted by 高井 信 at 07:32| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

映画『モンスター・ハンターズ 呪いの魔剣vs空飛ぶ妖蟲』


 映画『モンスター・ハンターズ 呪いの魔剣vs空飛ぶ妖蟲』(2020年)を観ました。宝探しアドベンチャー映画です。
 人面毒グモに噛まれた仲間を救うためには、巨大ムカデから取れる万病を治すという秘薬を手に入れなければならない。
 おお、面白そう。――期待して観始めたのですが、あれ? それほどでもないぞ。つまらないことはなくて、楽しく観られたのですけれど、期待がちょっと大きすぎたようです。
posted by 高井 信 at 07:21| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年02月14日

訃報:和田登さん

 和田登さんの訃報に接しました。享年89。
『人間になりたかった猫』総和社(06)、『猫のラーメン屋』総和社(07)はどちらも楽しいメルヘン集です。ほのぼのとした時間をありがとうございました。
 ご冥福をお祈り申し上げます。
人間になりたかった猫.jpg 猫のラーメン屋.jpg
posted by 高井 信 at 13:57| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

映画『スリーピングタイト 白肌の美女の異常な夜』


 映画『スリーピングタイト 白肌の美女の異常な夜』(2011年)を観ました。ストーカーものです。『ドアロック』が面白かったので、ストーカーものをもう1本、と思ったのですが、これは……。観ている間、ずっと不快。結末は――こんな結末だったら嫌だなあと思いながら観ていたら、その通りの結末になっていて、あと味最悪。こういうの苦手ですねえ。途中で観るのをやめればよかった、と後悔しています。いやもちろん、私の個人的な感性です。
posted by 高井 信 at 12:24| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

映画『ドアロック』


 映画『ドアロック』(2019年)を観ました。
 猟奇なストーカーに目をつけられた女性を襲う恐怖。もう、そこらじゅう怪しいやつだらけ。ストーカーの正体は? そして結末は?
 かなり面白かったです。
posted by 高井 信 at 09:16| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年02月13日

映画『FALL /フォール』


 映画『FALL /フォール』(2022年)を観ました。
 高さ600メートル超の鉄塔の上に登ったはいいけれど、梯子が壊れ、下りられなくなってしまった2人の女性。鉄塔は立入禁止区域にあり、誰かが気づいてくれる可能性は極めて低い。まさに絶体絶命。
 映像も含め、目眩がしそうな展開が続き、終盤にはホラー映画を思い起こさせるようなシーンもあります。そして最終的に彼女がとった手段は……。
 鉄塔に登り始めてからは画面に釘付けでした。面白かった~。
posted by 高井 信 at 08:44| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

映画『ディケイ・オブ・ザ・パーソン』

 
 映画『ディケイ・オブ・ザ・パーソン 朽ちてく世界の果てで』(2022年)を観ました。久しぶりの邦画です。
>空から降ってきた液体。それを浴びてゾンビ化する人々、街にあふれる死者たち。
『バタリアン』のエンディングを思い出しますけれど、もちろん関係ありません。
 ゾンビわらわらから、一気に15年後。ゾンビから山に逃げ、ひとり暮らしをしている女性(25歳くらい)のシーンへと話は飛びます。そこに中年男性が現れ、共同生活が始まり……。
 驚いたのは、女性はたまに迷い込んでくるゾンビを射止め、その肉を食べていたこと。ゾンビ肉を食べると免疫ができ、多少噛まれたくらいではゾンビになることはないと。これは斬新な設定ですね。
 しばらくの間、男と平穏な生活が続きます。最初こそ自分を抑えていた男ですが、やがて本性を剥き出しにして……。その後は、え? という展開になります。
 いっぷう変わったゾンビ映画。面白かったです。
posted by 高井 信 at 08:16| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年02月12日

映画『ボーダーランズ』


 映画『ボーダーランズ』(2024年)を観ました。監督はイーライ・ロス! 『キャビン・フィーバー』、面白かったですねえ。
 女賞金稼ぎが半端者たちとともに少女救出ミッションに挑む! よくある、しかし私好みの設定。コメディタッチのSFアドベンチャー映画で、これまた私好み。そして終盤、どんでん返しからのクライマックス。すーっきりするエンディング。面白かったです。
posted by 高井 信 at 07:31| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年02月11日

映画『ベニー・ラブズ・ユー』


 映画『ベニー・ラブズ・ユー』(2019年)を観ました。
 主人公が幼いころから可愛がっていたぬいぐるみが無邪気な殺人鬼と化し、主人公に近づく者すべてを惨殺する! 最後には仲間を引き連れ……。
 B級ホラーではありますが、適度なグロさ、適度な血しぶき、適度なユルさと、バランスが非常にいいです。人形ホラーの佳品と言っていいのではないでしょうか。
 お気に入りの1作となりました。
posted by 高井 信 at 17:59| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

映画『ジャスティス・リーグ』


 映画『ジャスティス・リーグ』(2017年)を観ました。昨日の『ブラックアダム』に続き、DCコミックスを原作とする映画です。
 巨大な敵に対抗するため、各地で活躍するヒーローたちが集結する。――使い古された設定ですが、魅力的です。仲間が集まっていく過程も含めて。
『ブラックアダム』の記事に――
>アメコミを原作とする映画は、とにかく映像を観ているだけで楽しい。
 と書きました。この映画も同様。ど迫力の映像を楽しませてもらいました。
posted by 高井 信 at 07:19| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年02月10日

映画『ブラックアダム』


 映画『ブラックアダム』(2022年)を観ました。DCコミックス発のヒーロー映画。ブラックアダムというのはDCコミックスのヴィラン(悪役)だそうです。
>5,000年の眠りから目覚めた破壊神ブラックアダム(ドウェイン・ジョンソン)。彼の絶大なるパワーは、かつて息子の命と引き換えに授かった“呪われた力”だった。
 魅力的な設定ですね。悪玉として登場し、善玉に目覚めていく……。
 アメコミを原作とする映画は、とにかく映像を観ているだけで楽しい。この映画も、ことにクライマックス(最後の30分くらい)は圧巻。楽しさの塊でした。
posted by 高井 信 at 20:38| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年02月09日

『江戸川乱歩の迷宮世界』

◎『生誕120周年 江戸川乱歩の迷宮世界』洋泉社MOOK(14)
 乱歩作品のガイドブックです。巻頭にはカラーで乱歩所蔵の稀覯本が!
江戸川乱歩の迷宮世界.jpg
posted by 高井 信 at 17:21| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

映画『シー・フィーバー 深海の怪物』


 映画『シー・フィーバー 深海の怪物』(2020年)を観ました。
 パラサイトでパンデミックで……と、私の大好き2つが融合した映画です。寄生虫の描かれ方は映画『パラサイト』と似ているような気がして、嬉しい。『パラサイト』は殿堂入りするくらい好きな映画なんですよね。まあ、『パラサイト』とは比ぶべくもありませんが、充分に面白かったです。
posted by 高井 信 at 07:49| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『アンソロジー 死神』ほか

◎東雅夫編『アンソロジー 死神』角川ソフィア文庫(23)
 死神だけで1冊!
◎萩尾望都『思い出を切りぬくとき』河出文庫(09)
 エッセイ集。書かれたのは著者が20代後半のときとのこと。
◎坂口和澄『三国志人物外伝 亡国は男の意地の見せ所』平凡社新書(06)
『三国志』関連の本は、見かけて面白そうだと買ってしまいます。多くはざっと眺めるだけで満足してしまうのですが……。
アンソロジー 死神.jpg 思い出を切りぬくとき.jpg 三国志人物外伝.jpg
posted by 高井 信 at 07:41| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年02月08日

映画『呪呪呪 死者をあやつるもの』


 映画『呪呪呪 死者をあやつるもの』(2021年)を観ました。
>閑静な住宅街で凄惨な殺人事件が発生。被害者の傍らに横たわっていた容疑者らしき死体は、なぜか死後3カ月が経過していた。
 おおおっ。ネクロマンサー!
 先月15日、しょーもないミスをして、アマゾンプライム会員の30日間お試し登録をしてしまいました。頑張って『三国志~司馬懿軍師連盟~を観終え、以来、せっせとプライムビデオを観ています。結構な確率で面白い映画を引き当て、にっこにこなのですが、そのなかでも、この映画はトップクラスの面白さでした。大満足~~~(嬉)。
posted by 高井 信 at 22:10| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『冬の子』

◎ジャック・ケッチャム『冬の子 ジャック・ケッチャム短篇傑作選』扶桑社ミステリー(25)
 ショートショートを含む作品集。全19作収録。
冬の子.jpg
posted by 高井 信 at 21:56| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

映画『ザ・ビーチ』


 映画『ザ・ビーチ』(2022年)を観ました。私の大好きなパラサイトもので、期待して観始めたのですが……。
 不穏な雰囲気が漂い始めるのは開始30分過ぎで、本格的に「始まる」のは50分あたり。87分の映画で、この時間配分はどうなのでしょうねえ。
 いまひとつ盛り上がりに欠け、結末は不完全燃焼。面白かった、とは言いかねますが、部分部分では息を呑むシーンもありました。30分以内に始まって、1時間たっぷり「見せて」くれたら……と思います。
posted by 高井 信 at 06:37| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする